先日の土曜日。出勤前にサクッと御在所岳を登って来ました。中道から登って裏道から下るオーソドックスなルート。初めて御在所に登ったのが今から約20年前の高校生の時。今までに何回登ったか分からない程、登ってきた山ですが少しスリリングなところが何度来ても面白い。飽きずに何度も登りに来ているという事は、きっとお気に入りの山の一つなんだと思います。
天気は、ご覧の様に真っ白。少しパラっと感じる事はありましたが、直射日光が当たらず下りは気持ちよく走る事が出来ました。塹壕の様なザレた斜面をスピーディーに下るのがテクニカルで楽しいんです。足裏のどこに体重を乗せればグリップを効かせられるか。瞬時に考えながらも次の一歩を置く場所を見据え…体力よりも状況判断力が求められるシチュエーション。
裏道の大きな砂防ダムの写真も忘れずに。裏道が大きく崩落した時は、もうこのトレイルを歩く事は出来ないのかと思っていましたが、まさかここまで綺麗に復旧して頂けるとは。登山道もそうですが、普段通っている道路等も整備してくれている方々がみえるからこそ成り立っていて、当たり前だけど当たり前じゃない事がある。その事を忘れそうになってきたら、この砂防ダムを見に来て思い返したりしています。
「出勤前に山を走ったり、SUPしたりして疲れないの?」「休みの日に行けばいいじゃん」とよく言われます。個人的には「出勤前」というのが重要で、自然の中に入ると視点や考え方がフラットになって色々な事をポジティブな視点で感じられる気がするんです。その状態から仕事に入ると、もの凄く捗ります。山や海だけでなくても、ちょっとランニングしてみるとか、一駅分歩いてみるとか普段と少し違う事を仕事前にするだけで意外と変わるので是非試してみて下さい。
前談が長くなってしまいましたが、本日のブログではTHE NORTH FACEの新作シャツをご紹介させて頂きます。
L/S Param Shirt ■
バイオ由来のナイロン素材を使用した長袖シャツ。スマートな見た目をしていますが、テクニカルな機能をしっかり搭載した出来るヤツなんです。
よくあるシャツ素材ともウィンドシェル素材とも違う、表現が難しい生地感なのですが、私の中で一番しっくりくるのは「ソフトシェルとウィンドシェルの間」の様な素材感。柔らかさと適度なハリを兼ね備えた二重織素材の生地は、肌への張り付きを抑える作りとなっており、繊維に付着したバクテリアの繁殖を抑えて、汗によるにおいの発生を軽減するポリジン加工も施されています。
風汗をかきやすい脇下や背面の一部にはレーザーパンチング加工により小さな穴が開けられています。空気の流れを止めすぎず、適度に衣服内の換気が出来るシャツである為、ウィンドシェルの様に使える便利アイテムです。
ボタンは全てスナップボタンとなっており、山中でグローブを付けたままでも着脱が容易に行えます。
袖周りはしっかりと立体裁断で仕上げられているので、長時間の着用でもストレスを感じにくく、電車やバスの吊革に掴まる等、日常の腕を上げるシーンでも不便さを感じません。
【着用モデル 身長:155cm 体重:53kg Size:S Color:TIを着用】
ロゴを主張させておらず、テクニカル素材にしては見た目もスッキリしている為、アウトドアウェアとしてだけでなく綺麗目な恰好にも合いそうなアイテム。若干、下の衣服が透けるので組み合わせに少し気を使いますが、敢えて柄物を挟んであげても面白いと思います。
生地には高捲縮糸を使用しているのでナイロン100%とは思えない程に伸びます。写真の様にわざと肘を張り出しても引っ掛かりを感じません。この生地ならしゃがみ込んでご飯を作ったりする際でも、ノンストレスで作業が出来ます。
ちなみにW’sの長袖はスタンドカラー■となっています。個人的にはこちらの形も非常に好みで、是非M’sモデルでも展開して頂きたいところ。
【着用モデル 身長:155cm 体重:53kg Size:M Color:TIを着用】
【着用モデル 身長:155cm 体重:53kg Size:M Color:BLを着用】
ちなみに、ショートスリーブタイプも登場しています。普段、私はノースフェイスのSサイズを着用しているのですがワンサイズアップしてゆるく着るのも良いと思います。少し肌寒いときはボタンを閉じて、歩いて体温が上がってきたら片手でスナップボタンを外す。シンプルで煩わしさが無いのが良いんです。好みにもよるとは思いますが、よくよく自分のタンスを見てみると着用率が高い服はシンプルなモノが多く、機能がシンプルなモノはデザインもシンプルになっていくので世の中の流行の影響を受けにくいんです。結果、永く着られるのでいつの間にかお気に入りの一着になっているんですよね。
今回ご紹介させて頂きましたParam Shirtもお気に入りに入ってきそうな予感がプンプンするアイテムです。ウィンドシェルスタイルから一歩進んでシャツスタイルに切り替えようと考えている方は、是非候補に入れてみては如何でしょうか。
本日のブログは松下がお届け致しました。