平日朝からシノギング 回顧録

先日の火曜日、「平日朝からシノギング」を開催しました。週始まりの平日にも関わらず、満員御礼。今回もAXESQUINのデザイナー柳谷氏と低山小道具研究家の森勝氏にお越し頂きシノギングと低山の魅力をたっぷりとお伝え頂きました。

 

参加者の皆様には朝明渓谷に集合頂き、本日の行程とAXESQUINのアイテムをご紹介。一部レンタルさせて頂いたアイテムもあり、実際にフィールドでお試し頂きました。

 

 

そして、今回はシノギングと相性抜群のシューズINOV8のサンプル貸し出しも!私も愛用しているトレランシューズX-TALON 255や超軽量トレッキングシューズROCLITE G 286 GTX を履いてシノギングへといざ出発!

 

 

….とその前に、忘れていけないコンパスの使い方チェック。シノギングでは地図とコンパスを使って山の中を歩いていきます。読図能力は必要不可欠。携帯電話のGPSで位置情報が簡単に分かってしまう時代ではありますが、コンパスの基本的な使い方を知っておくだけでも安心感が違います。

 

 

出発後も地図を確認。どのあたりから山に入って、どこを歩くのか。頭の中で想像を膨らませながら進んで行きます。

 

 

急な斜面を登る事もありましたが、INOV8のグリップ力が低山の柔らかい地面にしっかりと効いてくれます。あまりにも急な場所は生えている木々を掴んだりして登るのですが、森勝氏から「葉っぱが付いていない木は立ち枯れしていて簡単に折れてしまうから掴まないように!」とアドバイスを頂き、安全に急斜面も凌いでいきます。

 

 

途中で砂防ダムをよじ登ったり….

 

 

 

小川を渡渉したりとバラエティーに富んだ道を歩いていきます。

 

 

 

 

道中では森勝氏による「良く燃える木講座」も開かれ、朽ちた倒木をナイフで削ると油分を多く含んでいる部分が出てきます。香りも強く、アロマオイルの様な良い匂い。

 

さらにはロープワーク講座も開催。「固結び」だけで覚える超簡単ロープワークは知っておいて損はありません!私もしっかり覚えて来たので、気になる方は店頭でお声かけ下さい。レクチャーさせて頂きます!

 

 

教わった後は、実践あるのみ。見よう見真似で試してみます。人間、教わった事は忘れてしまいますが体験した事は思い出す事が出来ます。教わって直ぐに試してみる事が非常に重要。

 

 

ロープワークの後は、川沿いの道を進んで本日の休憩スポットへ。実は、ここまでの移動距離は約2km程度。体感ではもっと長い距離を移動してきたイメージがあったのですが、登山道を外れる事で長く感じていたんだと思います。

 

 

休憩スポットに到着したら早速ハンモックを設営。ここ最近のハンモックは非常に軽量コンパクトなうえに、初めてでも簡単に張れてしまう優れもの。勿論、今回は柳谷氏と森勝氏に設営の仕方をしっかりとレクチャー頂きました。

 

より快適な住環境にする為にタープも設営。ここまで来ればテントの快適性と変わりありません。タープもハンモックも設営にポールは不要で、必要なのは「木」のみ。木々が生えている低山であればどこでも快適な空間が作り出せます。

 

住まいが完成すれば、ランチタイム。何を食べるかは人それぞれ。ノンビリと自分の時間を過ごします。

 

 

 

 

 

 

 

 

お腹が満たされたらお昼寝も。ピークハントを目的としないから時間に追われる事も無く、気の向くままにノンビリと。心がフラットになる大切な時間です。

 

 

しばらく休んで周りを見渡すと、森勝氏が油分を多く含んだ倒木を発見。ノコギリを入れて切り取ってみると見事な油の入り方。ネイチャーストーブの燃料にしたらかなり活躍してくれそうなサイズが切り出せました。色々と遊んでいると、いつの間にか下山のお時間。

 

いつもの笑ってはいけないシノギング集合写真も撮影して帰路へつきます。

 

 

 

 

駐車場へ到着して、移動距離と累積標高を確認すると約4kmと280m程度。数字で見ると大したことないのですが、充実度は100点以上。新しい発見が沢山あった一日をお過ごし頂けたと思います。今後も定期的にシノギングイベントを開催させて頂きますので、興味のある方は是非是非。

平日にも関わらず、ご参加頂きました皆様、ご協力頂きましたスタッフ様、ありがとうございました。

本日のブログは松下がお届け致しました。

 

 

 

 

 

 

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