極上のトレイルで灼熱の一日

前々から行きたいと思っていた御在所から雨乞岳方面へ繋がるトレイル。
人がそれ程入っていないこともあり、フカフカ極上のシングルトラックを楽しめました!

朝イチでほとんど人もいない御在所ロープウェイに到着。
涼しげな川の音を聞きながら キツいと評判の御在所岳・一ノ谷新道を今回のTrail Headとします。


–恵比寿岩

朝方はガスガスで景色は何も見えず。
ウワサどおり尾根の直登が延々と続き、後半はスラブ状になった鎖場セクションも。
峠道以上に楽しくハードなコースに、汗と悪態が止まらない。
中道に負けず劣らずスケールの大きい奇岩、恵比寿岩と大黒岩を過ぎると頂上は目前。
たった一時間でかなりお腹いっぱいになりかけですが、今日のメインはこれから!


–ササ地帯を越えた先に。

御岳大権現の裏手から県境沿いに尾根が延びており、ここから雨乞岳方面へとおりられます。
ここは山と高原地図には載っていないトレイル。
はじめはヤブヤブのトレイルを伝って行きますが、次第にササも低くなりシングルトラックが現れます。
テープばかり追っていると武平峠へと下りてしまうため、ルートファインディングが重要!

しばらく進むと木々がまばらなオープンバーンが現れ、どこでも快適に走れてしまいます。
サイコーのダウンヒルを楽しむと武平峠から雨乞岳方面へとつながる谷道にぶつかり、そのまま進まずに、ここからさらに県境を進むルートを選び、登り返し。

–県境の杭

はじめはゆるやかなのぼりが続き時々楽しめる気持ちイイトレイルでした。はじめは。
そうこうしているうちに急なのぼりが連続するようになり、一気に標高を稼ぎます。
東雨乞岳の南側に出るルートですが、想像通り、山頂が近づくとササパラダイス。
さらに傾斜がきつくなってきたため、ストックを取り出し、一気に駆け上ります。

–イハイガ岳方面の稜線

遮っていた木々が無くなり直射日光に変わったとたん、日差しが痛い!

–東雨乞岳から御在所・鎌ガ岳

山頂でボーっとしていたら間違いなくクロコゲになるためそそくさと下山。
お次は七人山へ。

–七人山山頂

見ていて痛々しいマーキング。
県境尾根にはほとんどスプレーによるマーキングがされていて、ここまでしなくても、という印象。
せっかくの自然が台無しになってしまっていますね。
七人山の北東斜面を駆け下り、コクイ谷出合へ下ります。
身体が水浴びを欲しています!

–コクイ谷出合

とにかく水がキレイ!
試しにそのまま飲んでみましたが、2日経った今もお腹は下していません。
(あまりマネしないでください)
沢に飛び込み全身アイシング!

ここからは愛知川(神崎川)沿いに根の平方面へ向かいます。
このトレイルもかなり楽しかった!
鹿にも何頭か出会いました。

川沿いのトレイルが今の時期、一番心地よいですね。
途中何度か水浴びをはさみ火照った身体を冷やしつつ、上水晶谷を国見峠方面へ進みます。
それほど急ではないもののしっかりとした長い登り。

ようやく国見峠へと到着しそのまま裏道へ。
裏道は下部で水が汲めるので、心置きなく水分補給をし、一気に下ります。

–ALTRA LONE PEAK 1.5(⇒)

ALTRAはこれまでUS8からしか展開が無く、足の小さい自分にとって、もうワンサイズ小さいものを待ち望んでいました。
一時レディースサイズで履いていた時期もありましたが、どうしてもヒールカップが合わず泣く泣く諦めることに。
LONEPEAKの安定性・フィーリング等その良さは確認済。
ようやくUS7がラインナップされたので、これで念願のALTRAトレイルライフが始まりました。

やはりさすがの一言。
マイナーチェンジされ、より通気性とソフトさが増したアッパーは快適そのもの。
前作では少し熱がこもる感じがあったのが、改善されているような印象。
ソールはしっかりした部類に入り路面からの突き上げを緩和してくれるにもかかわらず、ゼロドロップであることと、その広めの形状により足裏感覚も十二分に感じられます。
マイナーチェンジで、より走りに適したシューズとなりました。

–裏道から菰野・四日市方面

天気もよく、お休みということもあってか、まだ登ってくる人もいました。
めちゃめちゃ暑かったですが、かなりの充実度でこの日を楽しむことが出来ました。
まだまだ知らない面白いところが隠されているんだろうな~。
さて次はどこを探検しに行こうか。

Texted by 食べても食べてもお腹がすいてるキョヲヘイ

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