先週末、多度山トレイルランへ出店させて頂きました。
今回で12回目の開催となる本レース。いつもながらアットホームな雰囲気の中で、個人的にはレースと言うよりお祭りのような感じで楽しめる空間でもあります。
出店させて頂いたmoderateブースにも沢山のお客様にお越し頂き、嬉しい限りでございました。県外からお越しの方も予想以上に多く、多度山のかっ飛ばせる瀬音の森コース下りを存分に楽しんで頂けたかと思います。レース開催に尽力頂きました関係者の皆様、またボランティアスタッフの皆様。今年も素敵な大会をありがとうございました。次回の開催も楽しみにしております。
(そろそろ走る側で参加したいところですが….。)
地元のレースが終わったところではありますが、ついに今週末。UTMFが開催されます。
こちらも全国から猛者達が集まる有名レースでございます。きっと参加される方達は、それぞれの目指している目標があって、そこに向かってずっと準備を重ねて来られてきたのだと思います。開催日に向けたトレーニングは勿論の事、当日のペースや補給食の計算、パックにつめる装備品の用意。そして、シューズやウェアの選定。
長い距離になればなるほど、事前の準備が非常に重要となってきますが、ひとつ確認をさせて頂きます。
下着の準備は大丈夫でしょうか?
なぜ、このような質問をさせて頂いたかと申しますと、春になるとレースに向けた準備をされるお客様にご来店頂き、相談に乗らせて頂く事が多くあります。レインウェアーやショーツ、トップスにソックス等、色々なアイテムのご質問を頂くのですが、意外と下着(パンツ)を気にされている方が少ないんです。長い距離を行動すれば自ずと衣服と肌が擦れてトラブルが発生します。そこを防ぐ為には、肌へ直接触れる衣服の機能性が重要となり、股間回りも股ズレ等が発生しやすいポイントとなる為、下着の重要度が非常に高いのです。そこで、本日のブログではロングレースにピッタリなノースフェイスの下着をご紹介させて頂きます。
THE NORTH FACE Endurance Boxer Short ■
パッと見は何の変哲も無いただの黒い下着。しかし、この下着にはランナーが抱える問題を解決するべくノースフェイスの技術がしっかりと注ぎ込まれています。
まず、衣服との擦れが発生しやすい場所は得てして凹凸がある部分となります。つまり、生地と生地とをの縫製部分なのです。ミシンで糸を通して縫うわけですから、使用した糸の分だけ凹凸が発生します。そういった凹凸が小さな擦れを生み出し、長時間同じ場所に負担がかかる事で肌トラブルへと繋がるのです。そこでEndurance Boxer Shortは擦れが発生しやすい前部分や股下部分の生地接合に超音波接着を用いる事で、限りなく凹凸を減らしています。
また、生地自体を特殊編み技術で作る事で全方向ストレッチ性を持たせており、化学繊維特有のパサパサした肌触りでなく柔らかなタッチに仕上げてくれています。
足上げで擦れが生じやすい裾部分は、縫い目のないフリーカット仕様にする事で擦れを大きく軽減。また、銀イオンによる抗菌防臭加工であるポリジン・バイオスタティック加工が施されているので長時間着用時の嫌な臭いの発生を抑えてくれます。
ウェスト部分等の強度が求められる箇所は縫製が必要である為、圧着では無いのですが、段差が生じにくい特殊な縫製を用いています。
パッケージにはわかりやすく「汗ばむ皮膚を、摩擦から守る」の文字。ノースフェイスの開発チームにはロングレースを楽しんでいる方々が多くみえ、自身の経験や契約アスリートの意見をもとに製品開発が行われており、日本独自の製品が沢山生まれています。故にEndurance Boxer Shortの様なピンポイントで「それ、欲しかった!」というアイテムが出てくるのです。
意外と盲点になっている方が多そうな下着。是非、店頭で試着してみてください…と言いたいところですが、そこは下着なので手に取って頂くまでにとどめて頂く形になってしまうのですが、触って頂ければわかります。「あ、これいいわ。」ってなります。数々のアウトドアブランドの下着を試してきた下着マニアの私から見てもかなり良いです。
レースは勿論のこと、日常のLSDトレーニング等、長時間運動する時に是非試してみてください。下着マニアの言っていた事は本当だった…ときっと思って頂けます!
本日のブログは両肩故障中の松下がお届けいたしました。