いくつあっても困らないもの。
世の中にはそういった類いのものがたくさんあると思いますが、山用のバックパックもそのひとつ。
自分の押し入れの中にも容量別にとどまらず、タイプ別、アクティビティ別と、いくつもバックパックが収納されています。
気分によって使い分けてみたり、実は使っていく内に不満が大きくなってきて使わないでいるものもあったりと様々ですが、
購入するときはそれぞれに思考を巡らしてそれを決意するわけで、各々に対する愛があります。
いろいろな要素を考えつつ選んでいますが、フィールドに適した仕様になればなるほど街使いがしにくくなってしまいます。
街使いをメインに考えるとフィールドで使いにくく、結局使わなくなってしまう。
うまく両立できるようなバッグを探してはいますが、なかなかに数は少ない。
そんな中、and wanderのバッグはそれをうまく両立していると思います。
30L Backpack (⇒■)
デイハイクからウルトラライトスタイルの1,2泊程度まで対応できる大きさ。
and wanderのバックパックは発売当初より形や仕様がほとんど変わっておらず、
初めから完成度の高い作りとなっていました。
その特徴的であるパックの前面に斜めに走った止水ジッパーは、
デザインだけでなく利便性も兼ねます。
バックパックを身体の前面に回すことで中身へのアクセスが容易になります。
また、パッキング時にはトップ部分からボトム部分まで、がばっと大きく開けられるために荷物を配置して行きやすい形状。
これは一般的なテント泊装備を収納可能な40L Backpack(⇒■)でも同じ仕様が取られています。
40Lのタイプは30Lと比較すると上部よりも下部のボリュームが増しているように見えます。
荷重をしっかり受け止められるようにウエストベルトが一気に充実しており、
重心を下げることで安定感が生まれるような設定に作られています。
ウエストとショルダーの間に収納ポケットも。
ショルダースタビライザー、メイン気室コンプレッション、ウエストベルトコンプレッションもあり、
よりフィールドでの仕様を意識したつくりになっています。
20L Daypack(⇒■)はこう見えて、きちんと使えるバックパック。
必要な道具は全て収められる容量と、ぐるりと一周配された大型メッシュポケット。
開口部も大きく、止水ジッパーで水の進入も抑えられています。
いちばん街らしいザックですが、きちんと遊びに行けるだけの機能を持っています。
背負い心地も良好。
また、内ポケットにパッカブルで収納できる、"普通"の見た目のパックは珍しいのでは。
アタックザックとしても、旅行先での移動用としても。
もしくは旅先で荷物が増えてしまい、大きなバッグを購入したときの収納にも困りません。
背負い心地はどれも軽く、馴染みもいいです。.
両刀使いできる、どちらのフィールドにもマッチしたザックをお探しの方はぜひ!