南アルプス仙塩尾根リベンジ山行

8月20-22日で去年悔しくも途中(両俣小屋)でエスケープしてしまった仙塩尾根縦走をリベンジしてきました。
(去年の様子はこちら→)
今回もバディは当店お馴染みの川田氏。

初日、仙流荘から北沢峠までのバスは夏季ダイヤのため去年より2時間早い7時に登山スタート。

この日は終始霧雨が降ったり止んだりで、時にはレインジャケットを羽織ったり、脱いだり、上下で着たりと、忙しい天気だった。

途中に寄った仙丈小屋では湧水が渇水しており、ペットボトルの水を購入。
他は特にトラブルも無く順調に仙丈ケ岳を通過。

あわよくば、去年の宿の両股小屋より先にある、熊の平まで行きたかった為先を急ぐ。

しばらく岩稜帯歩きだが、気付けば美しい樹林帯歩きに変わる。

2人とも前夜は1時間ほどの睡眠だった為、途中から眠気と頭痛との戦いに。苦笑
それでも無事両股小屋の分岐を過ぎ、この日最大のハイライトである三峰岳アタックへ。

偽ピークが幾度となく現れ、何度もメンタルが揺らぐ登り道。

夕暮れ後は山の雰囲気も穏やかでまろやかな色味が素敵な時間帯。

そんな話もしつつ、フラフラにもなりつつ18時三峰岳登頂!

ここから急いで下山したものの辺りは暗くなり、熊の平のテン場に着いたのは19時半頃。
小屋はこの日の営業時間が終了していたが、ご無理言ってテン場の受付をしていただき、そそくさと設営、夕食を済ませて眠りに就くのであった。。。

翌朝は好天を予感させる清々しい朝。

この日はCT約9.5時間と比較的短めの為、昨日のリカバリーを優先し、少し遅めの7時スタート。

途中何度か視界が開けるポイントがありながら、序盤は心地良い原生林のハイク。

ガスも出始めた10時頃、北荒川岳辺りから見た塩見岳。
迫力はあるものの、しっかりリカバリー出来ていたせいか、そこまで気負いする事も無く塩見岳に向かう。

ゆっくり呼吸を整えながらの登り。
この日の行程は大学時代に通った事があるはずだが、記憶は全く無かった。笑

12時頃塩見岳登頂!
CTを少しだけ上回る準順調といった感じのペース。笑

頂上からしばらくは鎖場が多く中々侮れない道でした。

途中、ボルダリングを楽しみつつ、本日の宿、三伏峠には16時到着。

売店の飲み物が全て常温だったのは少々残念でしたが、3日ぶりのビールは格別でした。

そして昨日と同じく、テン場には私たち以外には1張だけと、悠々寛げました。

翌日は鳥倉登山口に下るだけ。
CT3時間を2時間で下り、今回の旅の幕引きとなりました。

今回のルートは行程の割り振りが難しく、テント泊の2泊にすると、初日は両股小屋で区切るか、熊の平で区切るかで、初日、2日目の行動時間が大きく変わる。
時間にゆとりがある方は3泊で行く事をお勧めしたい。

また今回もとりとめもないレポートになってしまいました。笑
お付き合い頂きありがとうございます。

そして是非皆様の夏の思い出も店頭でおきかせください!

小泉がお送りしました!

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