前回に引き続きスタッフサックの件。
やはりこの時期はアルプス行きの方も多く、荷物を途中でデポしてピストンでピークを攻めるような時に使える、“アタックザック”が人気です。
前回コンプレッション付きのタイプをご紹介した“GRANITE GEAR/SLACKER PACKER DRYSACK”(⇒■)は、ドライサックにショルダーストラップが付いたもの。
コンプレッション付きのように口を閉じてからエアが抜けるわけでもなく、とてもシンプルな作り。
ウエストベルトも省いてあるので、自分はショルダーストラップの余りをウエストに巻いて固定しています!笑
もちろんザックの中でドライサックとして使えるので、荷物にならず、一石二鳥の役割を果たします!
かっこよくは無いですが、収納ケースが付いてくるのも同ブランドのスタッフサックのいいところ。
“SEA TO SUMMIT/ウルトラSIL DRYデイパック”(⇒■)はフロントにドローコードを配した、ドライデイパック。
容量は22Lと先の商品より3Lほど少ないですが、そこまで入れるものが多くないアタック時にはいいサイズ感。
気休めのように見えるドローコードも確実に荷物の揺れを制動してくれます。
こちらもストラップの紐をウエストで結べます。笑
最後は今期注目の“blueice/ドラゴンフライ”(⇒■)。
先の2点に比べ生地もしっかりしており、日帰りのメインザックとしても使用可能。
ショルダー機能は今回の商品中最も充実しており、ウエストベルトは軽量化の為に外せます。
ピッケルやトレッキングポールも付けられ、トップにはロープもアタッチメント出来ます。
ハイドレーションチューブ用のスリットも完備。
背中に入っているウレタンパッドを抜けば、軽量化も図れる上、フロントの小さいポケットに収納出来ちゃいます!
3つの重量比較。
やはり最初の2点は、スタッフサックで多用されるシルナイロンをメインの生地で使っているので断然軽く、背負えるドライサックといった位置づけ。
ドラゴンフライはパッカブルに出来るアルパイン向けデイパックといった位置付け。
軽量化か、汎用性か、こういった事で悩むのもパッキングの醍醐味の一つです。
お持ちで無い方は是非ご検討を!
今年の夏は装備を一新したい小泉がお送りしました!