凌 SHINOGI のおススメアイテムその弐。

前回の私のブログに続き、今回も凌アイテムをご紹介させて頂きます。低山特化型の特殊なウェアですが、その分山での使い勝手は抜群に良いアイテムばかり。

 

こちらの写真は、私のお気に入りアイテムのコーデ。この写真を見て「ああ、あのアイテムね。」とピンときた方はかなりコアなシノラーです。

 

 

クナド

過去にスタッフ井戸田がブログでも紹介させて頂いているのですが(コチラ■)、私流の使い方も少しご紹介させて頂きます。

 


【モデル身長:163cm   体重:55kg   Size:S   Color:海老茶 を着用  】

背面に生地が無いのでバックパックを背負ったまま着用できる便利なウィンドシェル。ショルダーベルトの上から羽織って腰ベルトを装着すれば裾のバタつきも抑えれます。

 

 

少し暑い時は、両腕を抜いてベストの様に使います。体幹を防風するだけですが、比較的暖かい季節で風に吹かれている時には「丁度良い」を作り出せるので非常に便利。さらにフロントのハーフジップの開け閉めで胸元の通気加減も微調整出来るのでゆっくりでも動き続けるシノギングのスタイルでは大活躍します。

 

 

さらに気温と体温が上がってきたけれど、相変わらず風が吹いている時にはこうします。首に巻いてマフラーの様に。首だけを防寒する事で体温が下がり過ぎるのを防ぐのです。いわゆる三首(首、手首、足首)と呼ばれる場所は体感温度に大きく影響を及ぼします。そこをピンポイントで覆ってあげるだけでも行動中の快適体感ゾーンを作り出せるのです。

 

 

そして、腰元に付いているループにショックコードを付けます。これにより、収納の際に簡単に纏める事が可能に。

 

クルクル丸めてコードで止める。ただこれだけの単純作業。非常にコンパクトになるので、山でうっかり落とさないように気を付けて下さい。Sサイズで実測44gと恐ろしく軽いので落とした事に気づく事は非常に困難です。

 

タドルタドル

クナドと合わせて着用しているのがこちらのパンツ。薄手で肌当たりの良いソフトシェル生地を使用しており、UPF50+の紫外線カット力も備えた山パンツ。山着の様な深い股のマチと膝のタック、そして足首に向かって細くなる特徴的なパターンもさることがら、一番のポイントは裾にあります。

 

裾に付いているトグルとループ、そしてベルクロ。ご存知の方も多いとは思いますがタドルタドルは十二分丈のパンツとなっており、ゲーター機能も備えているのです。ローカットのシューズを履いて山を歩いていると必ず付いて回るのがシューズの中への異物侵入問題。小石や葉っぱ、小さな木の枝等がシューズの中に入る度、脱いで中から取り出して…非常に面倒くさい。かと言って足裏に違和感を感じながら歩き続けるのも非常に不快。故にこの機能がとても良いんです。二つが一つになっている事で洗い物が減らせるのも魅力的。

「確かに分かる。でもパンツと一体型じゃなくてゲーターは別で付けたいんだよね。」という方には新しくなったこちらがおススメ。

 

クナイ

防水のゲーターでは暑いし蒸れるしで快適でない。それならばソフトシェルで如何でしょうか。今回、大きく変わったポイントは紐での締め込み式になったところ。従来はジッパー式でしたが脹脛の筋肉が発達した方だと窮屈に感じてしまう事がありました。

 

そこを紐に変えることで今までよりも快適なフィット感を得られるようになったのです。ちなみに、生地にはschoeller dynamicを使用しているので耐摩耗性にも優れており藪漕ぎなどのハードな使用にもしっかり耐えてくれます。

 

地下足袋をヒントにした細身のフィッテングは無駄な引っ掛かりを生むことなく軽快な足さばきを提供してくれます。そして、何よりも私のお気に入りポイントが紐型になった事によって忍者感が強くなったところ。この日本独自のデザイン性に心擽られるのです。

暖かくなってきて低山遊びは今が最盛期。凌アイテムに身を包んで日本の低山を颯爽と歩いてみては如何でしょうか。

 

本日のプログは松下がお届け致しました。
格好良い砂防ダムを見つけた方は教えて下さい。

 

 

 

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