新年あけましておめでとうございます
本年 どうぞ 宜しくお願い致します
と、2021年も既に5日が過ぎようとしています。
年末のPOINT CARD SALEに始まり、1月2日からの初売りSALEと、大変多くの方にご来店頂き、心より感謝致します。
世間的にお正月休みが終わりとなりつつあり、店頭の方も少し落ち着いてきたので、BLOGやInstagramの2021年をスタートさせて頂ければと思いますので、昨年同様に、お付き合い頂ければ幸いです。
さて、1年は日で数えれば365日もあり、それを数字で見れば一見多そうに感じるけれど、週で数えると52週しかありません。
ようするに、休日に遊ぼうと思うと、単純計算で1年間で52回のチャンスしかないのです。しかも、日本には四季があり、単純に52週を4シーズンで割ると1シーズンはたったの13週。勿論、これは理論上の話だけれど、そのシーズンを楽しむチャンスが、たったの13回しかないと思うと、めちゃくちゃ焦るとと同時に、その限られた数があるからこそ楽しいのだと思えてきます。
仕事も遊びもチャンスは52回。この52回を、今年も最高のものにしたいと思うばかり。
この記事の概略として
冬の外遊びはミドラーやアウターも重要だけど、ベースレイヤーを見直そう!
素直に喜んで良いのか分かりませんが、今年はよく冷え込むし雪も沢山降る。これが、正しい日本の冬なのか、それともこれも異常気象なのか・・・。本当に判断に難しい状況のように感じますが、災害レベルにならない程度に、冬らしく季節が進んでいけば良いのですが。
話は本題に戻りますが、兎に角、今年は寒いです。
そんな事もあってか、店頭では多くの方から冬の外遊びの時のウェアーのご相談を受けます。
「冬山に行きたいのですが、お勧めのハードシェルやミッドレイヤーはどれですか?」
確かに、この質問は非常に重要なのですが、それと同じぐらいに重要なポイントが、僕はベースレイヤーだと思っているのですが、ご相談に来られる多くの方が、そのベースレイヤーへの意識が薄く、上に着るアイテムばかりに気を取られがち。そして、よくよく話を聞くと、実はベースレイヤーにバリエーションがあまり無いという方が多く、その多くの方が、ミッドレイヤーやアウターで、快適を求める為のコントロールしようとする傾向があります。
実際にミッドレイヤーやアウターで快適性をコントロールする事は大事で、僕もそれらで対応する事もありますが、更に、効率よく快適を求めるのであればベースレイヤーのバリエーションを増やす事!
ベースレイヤーのバリエーションを増やすだけで、お手持ちのミッドレイヤーやアウターの感じ方も変わり、より細かく快適を調整出來ると同時に、その調整の幅も増やすことが出来ます。あと、嬉しいポイントとしては、ミッドレイヤーやアウターよりも、お財布的にバリエーションが増やしやすいというのも大きなポイントではないでしょうか。
《下の図の説明》
・青や緑の色付きの四角は既に持っているウェアー。
・枠線だけの四角は、買うか悩んでいるウェアー。
・オレンジ色の四角は、夫々をレイヤリングする事で得られる保温力。
ベースレイヤーのバリエーションがあると、同じ保温力を出すにしても数パターンとる事が出来ます。また、これにより、ミッドレイヤーを脱いでベースレイヤー単体になった時の保温力が異り、その日の遊び方や運動量によって、これらのレイヤリングを考える事も出来ます。
ACLIMAのウールアイテムで寒いを温かいに変えよう!
ACLIMAとは、スウェーデン生まれのウールアイテムをメインに商品展開をするブランド。日本では、「ウールネット」を中心にコアユーザーから人気があるブランド。
今回はその人気アイテムでもある「ウールネット」をご紹介するのですが、上の図で言えば、ベースレイヤーの位置よりも左側に来る、ベースレイヤーの更に下に着る為のアイテムとなります。
故に、今現在ベースレイヤーのバリエーションが少ない方は勿論ですが、既にある程度ベースレイヤーのバリエーションは持っているけど、濡れ冷え対策や、更に、今持っているベースのブースターが欲しいという方にとっては、目から鱗的なアイテムだと思います。
「ウールで作られたドライレイヤー」
ドライレイヤーと言うと、ファイントラックの表現の仕方になるので少し問題があるかもしれませんが、今では広く一般的に、ベースレイヤーの下に着る機能的なウェアーの事をこのように表現されているので、ファイントラックに敬意を評しつつ、その言葉を使わせて頂く事として・・・。
そのドライレイヤーとは、端的に言うとベースレイヤーの下に着るウェアーの事。役割としては、ベスレイヤーが汗を吸って乾かす間に起きてしまう「濡れ冷え」を軽減させるのが主な目的。
メカニズムとしては、ドライレイヤーと言われるアイテムは、超撥水処理がされた素材や疎水性の素材で作らたウェアーが多く、その殆どが水(汗)を溜め込む事はありません。(水圧がかかれば話は別です。)
そして、そのドライレイヤーをベースレイヤーの下に着る事で、汗はそのドライレイヤーを通過してベースレイヤーによって吸い上げらる。この瞬間、濡れたベースレイヤーと肌は、そのドライレイヤーによって物理的に非接触に近い状態になる為、濡れ冷えを感じにくくなる。これにより、濡れ冷えによる体温維持の為の無駄な熱量を身体は作り出さなくて済む為、エネルギー効率が上がる。また、身体から生まれる熱は、汗などで濡れたベースレイヤーを乾かす事にに集中して使われる結果も生む。
そんなドライレイヤーと言われるアイテムを、ウール素材で作り上げる事で、高い防臭効果と衣服内の湿度コントロールを高め、より高い快適性を生み出してくれる。それが、ACLIMAのウールネットというわけです!!
「網目が熱をコントロールする」
ウールネットと言われるだけあって、網状につくられたこのアイテムは、その網目から身体から出る蒸気を出したりベースレイヤーが汗を吸い上げたりします。また、その目の間が時に空気の層を作り出し温かさを生み出すと同時に、空気の換気が必要な時は、その網目から肌面にまで空気を送り込んでくれるという仕組み。
(肩上部はネット形状を廃止する事で耐摩耗性アップさせています。)
「サイズはピチピチ系です」
ベースレイヤーの下に着るウールネットは、汗の吸い上げや保温力の事考えられて、サイズは無駄の無いピチピチ系。
BLOG様に着用写真を撮影しようと思いましたが、あまりにもネットのスケスケ感が問題になりそうなので、今回は、薄いベースレイヤーの上に着用し撮影致しました。
(179cm / 67kg / size:M /※注意:ウールネットは正しくは地肌に直接着るアイテムとなります。)
ウールネット系のアイテムは非常に伸縮性が高く、僕の体型であれば実はSサイズも着用可能ですが、裾がお尻周りでかなりピッタリする作りとなっており、個人的には少しSサイズだとキツく感じたので、Mサイズを選んでおります。
(かなり絞られた裾の仕様)
moderateではウールネット系のアイテム3種類ご用意しております。
ACLIMA|WOOLNET SINGLET(→■)
「体幹のみを効率よく!」と、考えるとこのSINGLETタイプ(タンクトップ型)が非常にお勧め。
ACLIMA | WOOLNET T-SHIRT(→■)
(179cm / 67kg / size:M / ※注意:ウールネットは正しくは地肌に直接着るアイテムとなります。)
ACLIMA | WOOLNET CREW NECK(→■)
(179cm / 67kg / size:M / ※注意:ウールネットは正しくは地肌に直接着るアイテムとなります。)
少し長くなりましたが、冬の外遊びのレイヤリングで悩まれている方は、ミッドレイヤー等のバリエーションを増やす事も大切ですが、是非、ベースレイヤーや、その下に着用するウールネット等をご自身のレイヤリングのラインナップにプラスする事で、レイヤリングのパターンのバリエーションを増やして頂ければと思います。
投稿者:飯田