冬のブースターにACLIMAのWool Netがおススメです。

本日、2月8日。朝から藤原岳へと出かけてきました。ここ最近の降雪で良い感じに雪が張り直しているので、そこを狙って。

 

一番の目的は、この昔々のチラシ達に書いてある「藤原スキー場」をスキーで滑る事。実は藤原岳にはスキー場が存在していました。主に避難小屋や山頂付近がスキー場だったのですが、勿論かなり昔なのでリフト等は無く。人力で上がってスキーを楽しんでいたのだとか。当時は山の上にヒュッテも存在していて食事付で宿泊したり、レンタルスキーもあったようです。

 

 

そんな歴史を体感すべく、スキー板を担いで藤原岳へ。完全に雪が張りだしたところでシール登行に切り替えたのですが、九合目から避難小屋までの急斜面はシールでは厳しくスキーブーツでの壺足で登る事に。

 

 

正直、めちゃくちゃハードでしたが天気も良く、風も落ち着いていたのコンディションはバッチリ。昨年に続き、今年も冬の藤原岳を楽しむ事が出来ました。

 

 

山頂の斜面にしっかりとシュプールを付けて、少しだけの滑走。
(向かって右側のジグザグラインが私がシールで登ったトコロ。真ん中の直線ラインがアイゼンで直登するコース。左のうねうねしているラインが私が滑り降りたトコロです。)

 

 

今回の山行では、気候からレイヤリングを吟味すると、登りですこし暑くなる事が予想されたのでメインのベースレイヤーは薄めのメリノウール系をチョイス。今回は山と道の100% Merino Light Hoody を着用していました。しかし、Merino Light Hoodyでは少し寒く感じてしまいそうだったので、ブースターとして下にACLIMAのWOOLNET SINGLETを重ねました。

 

 

この組み合わせは正解でした。冬用の地厚なベースレイヤー一枚でも良いのでは?と思うところですが、重視したのは換気能力なのです。

 

 

ネット状に編まれているウールの生地は通気性が高いので、100% Merino Light Hoody のフロントファスナーを開けると胸回りから一気に換気冷却が出来ます。地厚のベースレイヤーでは保温力があっても換気能力は少し落ちてしまう為、天気の良い雪山(低山)には春夏用の薄手ベースレイヤーとWOOLNET SINGLETの組み合わせがかなり調子良いんです。勿論、非常に冷え込みが厳しい時には地厚のベースレイヤーに重ねて保温力をアップさせる事が出来るので、組み合わせ次第で「凄く寒いとき」と「凄く天気が良いとき」に使う事が出来ます。

 

 


【着用モデル 身長:163cm  体重:55kg  Size:XS  を着用】

 

北欧フィットとなる為、私の体格でXSサイズがジャスト。着丈が長く作られているのですがパンツにインしておけば、どれだけ動いても背中が出ないんです。今日も休憩中やシールを張ったり剝がしたりの作業中、しゃがんだり座ったりしていたのですが、お腹や背中が出てしまう事はありませんでした。個人的にはこの袖なしの「singlet」という形がお気に入りで、重ね着した際の肩回りのゴワツキが無いので腕の自由度が非常に高いんです。

 

 

汗を掻きやすい方等は、化学繊維のベースレイヤーの下に着ても良いと思います。Wool Netが吸い上げた汗を化学繊維が受け取って素早く乾かし、肌に触れるのはWool Netなので化学繊維程の汗冷えは感じない。両者の良いところを上手く組み合わせた使い方出来るんです。

今年は、まだまだ雪遊びが楽しめそうなのでベースレイヤーの快適度を上げてくれるアイテムの一つに如何でしょうか。ちなみに、私は凄く寒い日には普段着にも使っています。ネット状とは言え、空気の層が増えるだけで街中でもヌクヌク過ごせますよ。

藤原岳では、沢山のお客様にお会いしました。美味しいウィンナーやノンアルコールビールも頂いて、最高の一日を過ごせました。ありがとうございます。

本日のブログは松下がお届け致しました。

 

 

 

 

 

 

 

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