約100チームのエントリーとなった今年のOMM BIKEに、昨年同様に身体と心に優しいエナジーバーNATURE THING(→■)のワキ君と参戦。
昨年は二人とも初参戦ということで、ファンライドスタイルでレースを楽しんだものの、結果ゴールしてみれば何処かで悔しさがあり、それはおそらく脇君も同じように思っていたことで・・・。
今年は、特に「ヤルぞ!」っていう、決め事を交わしたわけでもないけど、気がつけば、なんとなく脇君と自然とガチモードで今年のOMM BIKEに望んでいて、その雰囲気を感じた時に、脇君も僕と一緒で去年は悔しかったんだろうなと思えた。
前日受付を済ませ、コントロール(チェックポイント)のみが印された地図を手にする。この地図を片手に明日からのトレイルとロード、時にはオフトレイルを担いだりして、2日間バイクで走り回ると思うとニタニタが止まらないが、ちょっぴり不安もあったりして。
地図を見ながら、少し奥に仕舞いすぎた昨年の記憶を引きずりだすが、どうも、薄れているモノばかり。どれも、役に立ちそうなモノがないが、それでも薄れた記憶を元に色々と話をすると、ある程度はカタチになっていく。なんとなく、去年の事を思い出しながら、地図の中に自分たちを落とし込んでいくが、結果的にスタートの15分前に配布される得点表が無ければ具体的な作戦が立てられない。
DAY:1
昨年は、初レースという事でスタートゲートに入る頃からバタバタしていたが、今年は昨年の経験を活かして早めから準備を行い、周りの雰囲気に飲み込まれそうになりながらも得点表の配布を待つことが出来た。
スタート15分前。
ようやく配られた得点表によって、参加者が一気にレースモードに切り替わりゲート内熱量が一気に高まる。僕たちも、ペンと得点表を片手に、想定のコース+αの得点を地図に書き込み最終の作戦を立てる。その作戦が正直ベストなのかは初日では判断しずらいが、スタートしてしまえば、それを信じてペダルを漕ぐだけ!勿論、途中で細かい作戦変更をするもの、昨年のように、取りに行くコントロールをどれにするのかといった作戦的な迷いの時間がかなり短縮出来た。
初日は、休憩という名目でバイクを降りるコトは無く、バイクを漕ぎまくってゴールをした事もあってか、妙な手応えを感じていたものの、直ぐに自分たちより得点の高いチームを知り、さっきまでの手応えの感触ってなんだったのかと思えてしまった。
夜、お酒を飲みながら初日の反省を行う。OMM LITEとBIKEの面白いところは、2日目も1日目と同じ地図を使い、そして、コントロールの位置も変わらないという点だ。これにより、1日目と同じコントロールを取りに行けば、場所や地形が分かるだけあって、かなり効率良く回ることが出来る。ただし、コントロール毎の得点は1日目と2日目とで変わる為、明日のスタート15分前に配られる得点表を見て、初日と同じルートで取れるポイントを計算し、得点次第では同じルートを周り堅実にレースを運ぶのか、行った事の無いポイントを取りに行くリスクを張り、高得点を狙うかがポイントになってくる。
僕たちは、色々なパターンを想定しながらも、天候と体力を考慮して大まかな作戦をたてて寝袋に潜り込んだ。
1日目:総合 10位
DAY:2
少し雨が残る朝。レースじゃなければ、この少しミスティーな感じも嫌いではないが、レース中には降られるのは正直嬉しくはない。
スタート15分前。
ある意味、僕たちの運命が記された得点表が配られ早急に作戦を立てる。昨日のルートを元に、天候やトレイルのコンディション等も考えて、走るコースをプランニングしてスタートをする。
兎に角、2日目もバイクを漕ぎまくって、地図の南から北まで縦横無尽に走った。途中、長い激坂の登りで体力をかなり削られ、登りきった時は流石にバイクを降りて少し休憩をしたものの、それ以外は、ペダルを踏み続けた。
僕たちの走力から考えれば、かなりベストに近いのではと思える脇さんの作戦が見事にハマリ、昨日以上の好感触で最終日をゴール。既にゴールをしている知り合いに結果を聞きながら、最終順位の発表を待った。
2日目:総合 4位
OMM BIKE 2019 2日間総合順位:5位
個人的には、今までレースや大会でこの様な成績をだした事が無いので素直に嬉しかった分、1日目のプランニングがもっとよければ、もう1つ上の結果が出せたのではと、更なる欲望が既に湧いてきた。来年、もう1つ2つ上を狙いたい。
来年も必ず参加したい!
(OMMオフィシャルインスタグラムより →■ / Photo by @shimpeikoseki )
ファンライドで楽しんだ昨年のレース。そして、攻めて楽しんだ今年のレース。自分の中で、2つのパターンでOMMを楽しんだが、どちらのスタイルでも楽しめるがOMM LITE / BIKEではないでしょうか!
こんな楽しいレースを運営して頂いている関係者の皆様、そして、週末にお店で頑張ってくれているスタッフに本当に感謝です!
そして、最後にNATURE THING(→■)のワキ君、今年もありがとうございました。また、来年も宜しくお願いしますね!!
投稿者:飯田