コストパフォーマンスに優れたガスバーナー – SOTOアミカス

今夏の朝晩は意外と涼しいことに気づき、距離や時間を稼ぎたいときはもっぱら深夜を活用しています。

ひとつトレーニングをこなす度に少しずつ成長していることを実感しています。

TJARなんかを追っていると、自分でも簡単にそうなれそうな錯覚に陥ってしまいますが、そのステージは遠いですね。

しかし、まだまだ強くなれる伸びしろはありそうです。

 

 

普段はアルコールストーブやジェル燃料を使っている自分ですが、燃料計算や風防等のセッティングが面倒なとき、早くお湯が欲しいときなどはガスがいいなと感じます。

分離式の中型バーナーは持っているので、シングルガスバーナーを物色中。

 

 

SOTOのOD缶使用のシングルガスバーナーは、これまでにマイクロレギュレーターという機構を採用したモデルが2つリリースされており、定番として人気となっていました。

これらは気温に左右されずに安定した火力を得られることが特徴で、ガスバーナーの弱点である低温下での使用時においても高い評価を得ています。

さらに軽量コンパクトであることも人気の一つに挙げられます。

強いて欠点を言うならばその価格。

7千円~8千円と、シングルガスバーナーとしては高価な部類に入ってしまうことがネックでした。

 

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そこへSOTOのラインナップに新作が追加されたのはまだ最近の話。

これまでの2モデルに採用されていたマイクロレギュレーターの機構を省き、さらに少々使いにくいと感じていた人も多いゴトクをさらに安定性の高いものとし、価格を抑えリリースされたものがアミカス(写真右⇒)となります。

 

 

以下、SOTOオフィシャルサイトより引用

製品名「AMICUS : アミカス」 の由来 

ラテン語で友達、朋友の意味であり、一緒に冒険をする友の意味合いがこもっています。 

アウトドアでの活動をスタートする際に苦楽を共にする友としてこのストーブを、と考えて名付けました。

以上引用おわり

 

 

マイクロレギュレーター搭載のウインドマスター(⇒)と比較してみると、そのコンパクト性が目を引きます。

バーナー本体の高さ、バーナーヘッドの直径、ゴトクの収納サイズ。

いずれもコンパクトになっており、小さめのクッカーサイズでも収納可能となりました。

 

写真 2016-08-13 13 57 40.jpg

(ウインドマスター)

 

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(アミカス)

試しにTOAKSのLight Titanium Pot 650(⇒)にSOTO110サイズの

ガス缶と共に収納してみると、ウインドマスターはわずかにポット内面と干渉し、かつふたがギリギリ閉まらない状態であるのに対して、アミカスの場合はフタまできっちりと収めることが可能です。

折りたたみ式のスポークなども同時に収納できそうな空間も残っており、これだけで簡易クッカーセットが組めてしまいます。

しかし、TOAKSのこのポットがシングルガスバーナーとOD缶を収められるギリギリのサイズであると思いますし、一般的なクッカーサイズであればウインドマスターもガス缶と共に収納できるのでサイズに関しては両アイテムとも非常に優れていると感じます。

 

写真 2016-08-13 13 49 59.jpg

また、ゴトクに関してはアミカスでは4本タイプを採用。

これにより大きめのクッカーでも安定して載せられるメリットを獲得。

 

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(固定状態;右側ゴトクの基部に注目)

 

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(リリース状態)

さらにゴトクの各足自身も、セッティング状態から簡単には外れないようにスプリング式のフックで引っかける新構造を採用しています。

 

バーナーヘッドはウインドマスターより受け継いだ、風に強いすり鉢構造。

出力は3kW(2,600kcal/h)と、バーナーヘッドのコンパクト化の影響か少し下げてはいますが、風にあおられにくく内炎式の炎が集まる仕組みからすれば燃焼効率・伝熱効率は良いと思います。

また、ウインドマスター付属の3本ゴトクよりも内径は小さく・直径は大きくなっていることから、小さいサイズから大きいサイズのクッカーまで幅広く対応。

十二分の性能を持っていると思います。

 

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(ウインドマスター実測68g)

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(アミカス実測79g)

重量はこれまでの2モデルからは少々アップの実測79g。

マイクロレギュレーターストーブSOD-300が73g、ウインドマスターが67g(3本ゴトクの場合。オプションの4本ゴトク(⇒)の場合は87g)であることからみれば、前述のような特徴を持っていることからさほど気にならないはずで、むしろお湯が素早く簡単に沸くだけで良いと考えるファストパッカーなどにはシンプルで使いやすいためおすすめしたいアイテムです。

 

もちろんはじめてガスストーブを買うという方や、使い慣れた方の買い換えにもしっかりおすすめできる一品となっています。

イグナイター(点火装置)もついているので、難しいことが一切無いという親切さ。

値段も5千円台と良心的で、SOTOのストーブが一気になじみやすいものとなりました。

 

書いている自分が早速欲しいです(笑

 

メーカー様のプロモーションビデオもご参考ください。

 

 

texted by 無性にバイクパッキングで遊びに行きたいキョヲヘイ

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