またまた雪山へ!
この日は鈴鹿山系の中部に位置する野登山(鶏足山)へと足を伸ばしました。
個人的に気になっている仙ヶ岳方面の東側にある低山ですが、小岐須渓谷から谷沿いを詰めていくルートがかなり面白かった!
頂上の手前までの雪の付いた岩尾根、展望台付近の広めのバーン、急なダウンヒルの帰りと、たった2時間のピストンでも楽しめました。
この辺りのトレイル、攻めてみたいと思います。
-Wear-
ARC'TERYX Stryka Hoody (⇒■)
SmartWool PhD Hyfi Zip Tights (Sorry,Sold Out!!)
防水ソックス
ALTRA LONEPEAK 1.5 (⇒■)
今よりもう少し気温が高くなると雪が溶けてくるため、同じレイヤリングだと不快なんだろうなあと思いつつ。
そのときはそのときでいろいろ考えたいと思います。
しかし、いつだってハードに雪を攻めたい方にはハードシェルのボトムスをオススメします。
←Theta SV Bib (⇒■)
→Alpha SV Bib CZ (⇒■)
ハードシェルといえばジャケットばかりに目がいき、ボトムはそんなに目立たない印象。
ですが、トップス以上に作り込みが動きや着心地に直結してくるアイテムです。
パンツの試着ははっきり言って面倒なものですが、サイズ感・シルエット・足さばき・生地の柔らかさなど、履いてみなくては絶対にわからない点があります。
ハードシェルのパンツってどうも動きにくくて。
と感じている方もいるでしょう。
たかがパンツでしょ。
と、あなどること無かれ。
この2本の履き心地には驚かされます。
アークのパンツは全てそうですが、横向きにするとそのカッティングがよく分かりますね。
正面で吊すだけでも人が履いているかのような形が浮かび上がります。
アイスクライミング・アルパインクライミングを目的に作られたalphaと、幅広いアクティビティに活用できるtheta。
冬季用のシェルなのでフィットはe3D expedition fitという最も大きめで作られていますが、alphaは足さばきやクランポンからのダメージを防ぐため、すね部分はtrim fitとなります。
Theta SV Bib (Color:Black , Size:Small-Short)
Bird Head Toque (⇒■) Color:Viridian/ Cyan Blue
Alpha LT Jacket (⇒■) Color:Cayenne , Size:Small
Alpha SV Glove (⇒■) Color:Cygnus , Size:Medium
トリオレプロGTX (⇒■)
余裕を持たせたシルエットですが、立体裁断が効いているため見た目もすっきりとした印象。
メインにはN80p-X GORE-TEX Proを使用し、擦れの気になる部分はN155p-X GORE-TEX Proを配し、耐久性を高めています。
裾内側にはゲイターが付属。
スノーボードブーツでもゲイターを被せることが出来るため滑り系のアクティビティにも対応出来ます。
(ブーツ・ふくらはぎの太さ等の要因により被せられないこともございます。できれば試着することをおすすめします。)
脚の内側はKeprotecという強い素材で補強されているためクランポンやエッジからのダメージもガード。
おなか部分をカバーするビブスタイル。
前面にポケットが2つつきます。
ウエストの調整機構はなく、代わりにゴムが入れられています。
フィットは脱着可能なサスペンダーベルトで調整ができます。
サイドはフルオープンのジップで完全に開きにすることが可能です。
何かと便利なこの機構。
ThetaはいわゆるWHITE LINE(滑り系カテゴリ)のアイテムよりすこし細いシルエットの為、スマートなウェアリングが出来たりもします。
Alpha SV Bib CZ (Color:Heron , Size:Small-Short)
よりテクニカルなこちらのビブ。
アークのテクノロジーがいっぱいに詰まっています。
胸部分まですっぽり覆うため保護面積が多くなります。
また、腰から上の部分はソフトシェル素材なのでごわついたりかさばったりということもなく身体にフィットしてくれます。
前面には縦ポケットがついていますが、マチ付きでかなりの容量を持ちます。
サイドジッパーは3/4レングス。
テーパードのかかったきれいなシルエット。
膝下がtrim fitであることは前述しましたが、さらに裾のバタつきを無くす機構LegWrapも装備。
これを使うことで浮きがちな裾も締めることが出来ます。
この機構は取り外しも可能であるため使わない際は外してしまえます。
また、ゲイターは付属しません。
そしてサイドはフルレングスのジッパーでなければ脱ぎ履きしにくいのでは?
とも思いますが、そこはアーク。
ハーネスとサイドジッパーの干渉を避け、かつクランポンを履いたままでも脱ぎ履きがしやすいような革新的な工夫がされています。
秘密はこの中央のジッパー。
商品名の"CZ"とは"Crotch Zipper"のこと。
フルレングスの股下ジッパーがつけられています。
どういうことかというと、、、
3つのジッパープルがついているため、状況に応じて開け方を変えて使います。
このシステムと3/4レングスサイドジッパーを組み合わせることで、シェルに与えるダメージを最小限にしつつ、ブーツ・クランポンを装着したまま素早くシェルの脱着が可能となります。
トイレの際も便利ですね。
全てのプルを後ろ側に回せば完全にオープンとなります。
同社が出しているPhase SV Bottomには同じくCZモデルがあり、これと組み合わせると更なる快適性が得られそうです。
ちなみにalphaもThetaも生地のスペックデータは同じですが、心なしかalphaの方がしなやかな印象です。
履き心地はすばらしく、履いていることを意識させないほど。
足上げもまったく抵抗がなく行うことが出来、これならさらに雪山を攻められると感じました。
登りのレベルが変わるかもしれませんよ!?
足さばきのしやすさは一級品! – ARC'TERYX Alpha SV Bib CZ & Theta SV Bib
Texted by 今朝は出勤前に家族で投票に行ってきたキョヲヘイ