ゴールデンウィークに突入し、本当に多くのお客様にご来店頂いております。
通常modearteの定休日は「カー・スイ・モク(火・水・木)」ではありますが、5月8日(月)までは休みなく営業!
普段、moderateの定休日の関係でなかなかお越し頂けない方も多いと思いますが、是非、この機会に足を運んで頂ければと思います。
この記事の概略として
トレイルランニングを始めたい方へ~バックパック編(2/2話)~
前回、私(飯田)が書いたブログ(→■)で、トレイルランニングのバック選びのポイントを書かせて頂きましたが、今回のブログでは、それに沿った内容で実際にオススメのバックを幾つかご紹介させて頂きます。
今回のBLOGも、なかなかのロングディスタンスになりますので、休み休みお読み頂ければ幸いです。
《今回ご紹介するバック》
- THE NORTH FACE | TR 6(→■)
- macpac|アンプウルトラ6(→■)
- PAAGO WORKS|ラッシュ 7R(→■)
- SALOMON|ADV SKIN 5 WITH FLASKS(→■)
- Ultimate Direction|RACE VEST(→■)
THE NORTH FACE | TR 6(→■)
バック容量:7リッター(S/6L、M/7L、L/8L)
サイズ:3サイズ展開(S・M・L)
水の携行方法:ソフトフラスク/ボトル(ハイドレーションも対応可)
備考:ソフトフラスク・ボトル・ハイドレーション等の付属無し
《特徴》
「背負う」という概念から、「着用する」に変化させ、身体との一体感があるバック。他のブランドではあまり見ない、大き目のフロントハーネス部分がそのフィット感を実現。本当に、ベストを着ているかのようなベスト型のバック!
(※ソフトボトルは付属しません)
フロントのストラップは、上段の可動式ストラップを加えた3本のチェストストラップを配置し、フィット性とホールド性が非常に高い。ソフトボトルの位置が通常のトレランパックに比べて少し高いように見えるかもしれませんが、実はこの高さが絶妙!!
ボトルのキープ位置が少し高いお陰でボトルのバルブ部分が顔に近く、他のバックパックのように大きく顔をバルブに近づける事なく、給水したい時に顔を横に向けるだけで給水する事が可能(※1)。
(※1:使用するソフトボトルで多少その距離感は変わります)
ポケットは全体的にどれも大きく、細かくパッキングするのが苦手で、ボコボコと詰め込みたい人に非常に使いやすい仕様。
メイン荷室の開閉も非常に大きいのが特徴で、フロントパネルの内側もポケットとなっており、トレランザックの中では小分けするスペース充実しています感覚的には7リッターより荷物を入れる事が可能な感じ。
(ポールもしばらく使わない時は、上の写真のように収納する事も可能)
macpac|アンプウルトラ6(→■)
バック容量:6リッター(S/6L、M/6.5L、L/7L)
サイズ:3サイズ展開(S・M・L)
水の携行方法:ソフトフラスク(ハイドレーションも対応可)
備考:HydraPak 500mlのソフトフラスクを2本付属
《特徴》
優れた伸縮性をもつメッシュ生地をパック全体に配し、快適な着用感を実現。フロントには、行動食やボトルを収納できるストレッチポケットと500mlのソフトフラスクが収納できるポケットを装備。
個人的には、フロントのボトルポケットのしたのポケットが非常に大きく、身体の前側で行動食などを保持したい方には非常にお勧め。
メイン荷室はジッパーレス仕様。始めてジッパーレスのトレランザック使う方は少し抵抗があるかもしれませんが、慣れれば、ザックを降ろさずにウィンドシェル等出し入れする事も可能。「え?!ザックを降ろさずに、ウィンドシェルを取り出したとしても、そのウィンドシェルを着る時にザックは下ろすのでは?!」って思う方もいらっしゃると思いが、実際にトレイルを走っている最中は、ザックの容量が6リッターぐらいであれば、割りと多くの方がザックの上からウィンドシェルを着ることがあります。
PAAGO WORKS|ラッシュ 7R(→■)
バック容量:7リッター
サイズ:ワンサイズ
水の携行方法:ボトル(ハイドレーションも対応可)
備考:ボトル・ハイドレーション等の付属無し
《特徴》
この春にモデルチェンジして生まれ変わったPAAGO WORKSのレーシングベスト。個人的にも前作の5Rを使用する事が多く、今回のアップデートは非常に羨ましく思う。
前作同様バック自体はワンサイズ展開だが、マジックテープ式のショルダーストラップを調整する事で、男女関係なく多くの方にフィットする仕組み。そして、今回のアップデートでそのストラップがかなりソフトなモノに変更。
前回のは少し硬さがあったが、今回のマジックテープ式のショルダーストラップは非常にしなやか!兎に角、バックのフィット感に拘りたい方は、是非、一度店頭で背負って頂くことをお勧め。
ちなみに、モデル名が前作の5rから7rに変更した為、ザックの容量が大きくなったのではと思われるかもしれませんが、実際のところ容量は、ほぼ変更ナシ!
このモデルの特徴の1つとして、荷物によってメイン荷室の空間を変えることが可能なデザインとなっています。(詳細は過去のBLOGにて)
前作モデルは、荷室を小さくした状態の5リッターをモデル名として表記し、必要に応じて7リッターでする事が出来ますよ!って感じでしたが、リニューアルした今回は、最大の容量の7リッターをモデル名にして、必要に応じて小さい容量のBAGとして使えます!って感じになっています。
トレイルランニングを始めたての頃は、走れる距離や時間が長いわけではない事もあるので、必要に応じて容量の小さいBAGとして使える可変型はありがたいのではないでしょうか。
SALOMON|ADV SKIN 5 WITH FLASKS(→■)
バック容量:5リッター
サイズ:S・M・L
水の携行方法:ソフトフラスク(ハイドレーションも対応可)
備考:ソフトフラスク付属無し
《特徴》
昨年アップデートしたSALOMONのADV SKIN 5 。ハッキリ言って、「流石サロモン!」と言いたくなるぐらい完成度の高いバックパック。
SensiFit 構造と言われるデザインによって、身体にぴたりとフィットする事によって揺れを大きく抑えるとともに、摩擦が少なく快適な着用感が得られるが特徴の1つ。
メイン荷室は高い伸縮性の生地を使われており、荷物が入っていないときはペラペラのバックとなり、バックを背負っているというよりかは、給水システムのベストを着ているようなデザイン。そして、実際にメインに荷室に荷物を入れると、その伸縮生地を使って荷物の揺れを抑えてくれます。
荷室は3部屋に仕切られています。
写真では少しお伝えしにくいですが、上の写真一番上側のスリット(荷室が)が身体側に一番近い荷室で主にハイドレーションを入れるスペース。ハイドレーションシステムを使わない方であれば、空室のままでOK!
次に真ん中のスリットが、バックの底面までスペースが縦長の荷室。そして、最後に写真で言えば一番下側にあるスリットが、バック上部までの荷室スペースをもったポケット。
ウィンドシェルを入れたりと、行動中に頻繁に出し入れするのであれば、このスペースを有効活用しましょう!
ソフトフラスクを入れるスペース以外にポケットも充実。左側のショルダーストラップのみになるが、ジッパー式の縦型ポケット(写真左手の部分)。そして、左右のストラップに共通して配されているドロップポケット。(写真:右手部分)このドロップポケットは、脇腹のポケットと繋がっており、荷物は出し入れが非常に楽になります。また、そのポケットを使ってポールを保持する事も可能。
(↓ウィンドシェルを入れてみました。)
(↓ポールを入れてみました)
(ポールは別の保持の仕方もあります。)
ストレッチ系のフィットを好む方には非常にお勧めのバック
Ultimate Direction|RACE VEST(→■)
バック容量:8.5リッター
サイズ:3サイズ展開(S・M・L)
水の携行方法:ソフトフラスク(ハイドレーションも対応可)
備考:ソフトフラスク付属
《特徴》
軽さと通気性の高さ、そして、フィット感を求める方に絶対にお勧めしたバックパックが、Ultimate DirectionのRACE VEST。
他のブランドのバックに比べて圧倒的な軽さと涼しさの秘密は、背面とショルダーこのメッシュ感ではないでしょうか!?
また、上の写真にもあるように、背中側の腰部分にあるコードを引っ張る事で一人一人にあったフィット感に調整してくれるシステム(コンフォートシンチが3.0)と、フロント側にある細かく高さの位置を調整する事が可能なチェストストラップが最高のフィット感を提供してくれます。
特に、チェストストラップの下側の高さを細かく変更出来るバックは少し珍しいく、また、その高さ調整の非常に簡単な為、ジャストフィットを求めたくなるユーザーにはメチャクチャお勧め!
是非、トレイルランニングをこれから始めたい人や、自分自身のストレスを解消してくれバックをお探しの方は、是非、店頭にお越し頂きフィッティングして頂ければと思います。
投稿者:飯田