AXESQUINの凌ウェア

先日も多度山を一人凌いで来ました。登山道を外れて、地図を片手に山を歩く。シノギングのスタイルが楽しくてしょうがない。なぜこんなにハマったのか。色々と考えてみたけれど、一番はやはり「非日常」を感じたいから。多度山の登山道は今まで何十回も走ってきた。その為、「非日常」感が少し薄れてしまったのだと思う。初めて多度山を走った時のワクワク感。シノギングは、それに近い物が感じられるのです。

 

シダのジャングルを掻き分けて進んだ先に良い感じのハンモックスポットを見つけた時にはテンションが跳ね上がる。自分だけの秘密基地を一つ手に入れたようなものだから。登山道を外れる行為はリスクが伴う。技術と経験でリスクを最小限にする。その勉強をするのもまた楽しい。シノギングをするようになってから読図力が格段に上がりました。遊びを通して技術が磨かれる。それもシノギングの楽しみの一つ。

 

本日、ご紹介させて頂くのはそんなシノギングにおススメな凌ウェア達。

 

AXESQUIN ハヲリモノ octa 

帝人が開発した画期的なポリエステル素材のOcta。様々なメーカーが採用しているのですが、殆どのメーカーは服の中に中綿素材として使用しています。それを凌ウェアに使うと、中綿ではなく剥き出しになるのです。

 

 

表面の見た目は単なるメッシュですが、裏面は細かなモフモフの繊維に覆われている。このモフモフの肌触りが最高に気持ち良い。さらには暖かい。もちろん、表地がメッシュなので通気性抜群。単体で強風下で着用していると寒く感じます。でも上から一枚ウィンドシェルやハードシェル等を着てあげれば直ぐにヌクヌク。

 

 

 

丸めてあげれば小さくなるし、何よりも非常に軽い。実測値XSサイズ(101g)、Sサイズ(109g)、Mサイズ(117g)、Lサイズ(126g)、XLサイズ(134g)となっており、手にすれば普通のフリースと比べて格段に軽いのがお分かり頂けます。

 

 


【着用モデル 身長:177cm  体重:67kg   カラー:墨色 サイズ:XLサイズを着用】

 

 


【着用モデル 身長:177cm  体重:67kg   カラー:璃寛色 サイズ:XLサイズを着用】

おススメは、少し大きめでユッタリ着る感じ。羽織ると、その軽さから何も着ていないような感覚になります。でも、暖かい。ちょっと汗ばんでも通気性が良いから蒸れる事もなし。まだまだ、朝は寒い日が続きます。動き出しの行動着として、休憩中の羽織りとして、ハオリモノoctaが活躍してくれます。

 

 

AXESQUIN ヤマニノボッタカモシレナイ soft shell

凌ウェアと言えば、この服は外せない。素材は違えども、大正から昭和初期にかけての低山派の偉人達もこんなジャケットを着てヤマニノボッタカモシレナイ・・・。そんな想像から名付けられたアイテム。コットンライクな生地ですがストレッチ性、撥水性に優れ、UPF50+の紫外線カット力も備えています。

 

 

お洒落な見た目ながら、実用性はバッチリ。耐久性を考慮したパラシュートボタンは、大き目の作りで手袋をしていても操作性が高い作り。

 

 

首元が寒い。でもネックウォーマーやクビマキを巻く程でも無い。そんな時は一番上のボタンをとめましょう。襟をしっかり立てられるので程よく首元を防寒出来ます。

 

 

そして一番の特徴はこの腰回りの作り。両サイドのポケットはコンパスや地図などのシノギング必携小物を収納しやすく、ポロっと中身が落ちてしまわないようにフラップも付いています。

 

 

でもザックの腰ベルトを巻くと、この様にポケットが使えなくなってしまう。

 

横から見てもザックの腰ベルトがしっかりとポケットに被ってしまっています。

 

 

そんな時に活躍するのがサイドに設けられているダブルファスナー。ベンチレーションとして機能するジッパーですがここのザックの腰ベルトを通すと….

 

 

 

この様にジャケットの下を通す事が出来るのでポケット機能が損なわれず、見た目も非常にスマートに。スタイリッシュに山を凌ぐ事が出来ます。

 

 


【着用モデル 身長:177cm  体重:67kg   カラー:墨色 サイズ:Lサイズを着用】

 


【着用モデル 身長:177cm  体重:67kg   カラー:憲法色 サイズ:Lサイズを着用】

 

 


【着用モデル 身長:177cm  体重:67kg   カラー:鉄紺色 サイズ:Lサイズを着用】

 

どの色もAXESQUINらしい渋い色目。低山を凌いでいると、とても古い瓶や缶を見つける事がある。「随分と前にこんな所まで人が入ってきていたんだ…。」と少し歴史を感じたり。また、初めて見る様な複雑な形になった樹木や良い香りの花を見つける時も。シノギングでは「山で感じる」事が沢山ある。そんな時にハイテクなマウンテンパーカーでも良いのだけれど、少しクラシックな雰囲気の服でいると自分もその中の一つになっているような感覚になるのです。そんな気持ちにさせてくれるのが凌ウェアの一番の魅力。

 

本日のブログは、出勤前シノギングにハマりそうな松下がお届けしました。

 

 

 

 

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