夏も後半戦に突入しておりますが、まだまだ遊び足りない松下です。

前回の私のブログでご紹介させて頂きました八ヶ岳ファストパッキングの旅の後編を綴らせて頂きます。

相変わらず長々と書いておりますがご容赦下さい。

 

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早朝4:30頃、友人に起こされて起床。

案の定。シュラフも荷物も全てが結露でベタベタになっていました。

でも、これでいいんです。野宿の目的は寝ながら星空を楽しむことだけではなく

NANGA()の撥水加工が施されたダウンを使用したシュラフの実力を試したかったのです。

シュラフ表面はかなりベタベタで湿気を帯びていましたが、ロフトが減った感じもなく

快適に眠れました。予想以上の使用感です。

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眠たい目を擦りながらアルコールストーブ()でお湯を沸かして朝食の準備をします。

ガスのようにパワフルではなく火力の微調整も出来ませんが、静かに揺れる炎を眺めるのが結構好きです。

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友人も朝食の準備。朝からガッツリ頂きます。

テントやツェルトをささっと撤収したら、本日の最初のピークである

茶臼山へと向かいます。

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黒百合平から中山峠に一度戻り、草木に囲まれた気持ちい尾根を進みます。

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木々の間からは最高の景色が。遠くに雲を望みながらノンビリと進んでいきます。

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のんびりノンビリと…進んでいきたいところですが、こんな極上のシングルトラックを前にして

走らずにはいられません。贅沢タイムです。

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通過ポイントの中山展望台あたりからガスが出始めました。

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太陽の光に照らされた八ヶ岳の森も綺麗ですが、霧に包まれた風景も何だか幻想的で素敵でした。

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浮石に木の根っこ、岩には霧が付いてツルツルに…集中力を要する下りを走り抜けます。

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木道が出てくる頃、霧も晴れて太陽の光が森に差し込んできました。

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第二通過ポイントの白駒池に到着。池の水面に太陽の光が反射してナイスなロケーション。

貸しボートがあったのですが、さすがにメンズ二人でボートに乗ると全力で漕ぐだけの

筋トレになりそうなので、今回はスルー。(汗)

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水面を眺めながら小休憩。友人が淹れてくれたココアにしるこサンド、山よりだんご()、チョコレート羊羹()で

エネルギーを補給します。甘い物を罪悪感無く食べれるのって山の醍醐味の一つですよね。(笑)

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エネルギーを補給したら、出発です。白駒池を後に、綺麗に整備された木道を進んでいきます。

天気も良くて、緑深い最高の景観です。

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両サイドを熊笹に覆われた道を気持ちよくジョグで流していきます。

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すると、正面に可愛らしい赤い屋根が。

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第三通過ポイントの麦草ヒュッテ。

すぐ横を大きな道路が走っているのでここまで車で容易にアクセスも出来ます。

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標高は意外と高い2,127m。 普段登っている鈴鹿山脈の山々より高い所ですが

車の音が聞こえるとあまり実感しません。

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ここで一瞬道を見失いましたが、地図で確認すると道路を横断して反対側へトレイルが続いているよう…

今まで、山を歩いて来て2,000m以上の標高の山で道路を横断したことがなかったので少々驚きです。

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少しづつ標高を上げながら、茶臼山が近づいてきます。八ヶ岳は結構気持ち良い道が多いな~

なんて思っていたのも束の間。

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写真では中々伝わりにくいですが、足場の悪い急登が連続して続きます。

足の置き場所を間違えるとズルズルと下へ持っていかれ、息を切らしながら登って行きます。

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汗を流しながら、前を見ると三角点が!!なんだかあっけない感じに茶臼山ピークゲットです。

周囲を木々に囲まれている為、眺望は良くないですが案内板には「展望台」の文字が。

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見事なまでのガスり具合。ここまで真っ白になっていると逆に気持ち良いです。

いや、普段の行いを改めた方が良いのでしょうか…。

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気を取り直して、続いてのピーク縞枯れ山へ。

ちなみに私、漢字が苦手で縞枯れ(しまがれ)という読み方を中々覚えられませんでした。

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左右は木々に囲まれながらも、足元は岩が出ている道を少しばかり下ったかと思うと…

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また登り返して。ワクワクしながら進んで行きます。

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そして、最後のピーク縞枯れ山に到着。写真の後ろの方に立ち枯れた木々が映っているのですが

この縞枯れ現象が山の名前の由来なのだとか。普段は「登る」「登頂」することを目的に登山していますが

山々のバックボーンを調べてから登るのも楽しみ方の一つかもしれません。

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頑張って登った後は、ご褒美の下りタイムです。

足元は腐葉土のようなフカフカのトレイル。北八ヶ岳ロープウェイを目指して走っていきます。

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途中、縞枯れ山荘を通過。こちらは青い三角屋根。どの小屋も特徴的でおもしろいです。

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楽しい時間は、あっという間に終わってしまいます。気が付くとロープウェイの乗り場に到着。

しかし、私達はロープウェイは使いません。自分の足で降りていきます!!

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たまに手を叩いて動物達へ存在をアピールしながら一気に下っていきます。

浮石の多い少々トリッキーな道もありましたが、ついついスピードを上げてしまいます。

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すると、友人が転倒!!しかし受け身をとってクルっと一回転してほぼ無傷。

さすがだな~なんて思っていたら、次は私が…。クルっと回って受け身!!をとったつもりが

ガッツリ両膝を擦りむきました。。。

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応急処置を済ませて、ゲレンデ跡地を下っていくとロープウェイの山麓駅に到着。

予定よりもかなり早く到着した為、今後の行動予定を変更。本来ならば山麓駅からバスで茅野駅へ向かい

茅野駅から車をデポした美濃戸口までバスで行く予定でしたが、

茅野駅から美濃戸口までのロード約15kmを走ることに。

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茅野駅のコンビニで飲み物を補給し、いざ美濃戸口へ!!

「こういう時じゃないと、この辺りのロードを走る機会は無いよね~!!」

なんて言いいながら走っていましたが日中の強い日差しが体力をドンドン奪っていきます。

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案内看板で地味に標高が上がってきていることを知り、気合を入れるものの緩やかな登りが続く道…

暑さにもやられ、ジョグペースでも息が上がる始末。

途中からパワーウォークに切り替えてなんとか進んでいきます。

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友人に励まされながら、美濃戸口八ヶ岳山荘に到着。いやー、山の登りよりもロードの方が断然

キツク感じました。山中を行動した後のロードがここまで効いてくるとは…

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今回の旅路が無事終わったこと、八ヶ岳への感謝の気持ちを込めて自販機のコーラで乾杯。

何だか、僕等にしっくりくるメッセージをコーラから頂きました。

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友人が取ってくれていたログです。コチラは一日目の美濃戸口~黒百合平まで行程。

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二日目の、黒百合平から八ヶ岳ロープウェー山麓駅までの行程。

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そして、地味に辛かった2日目のロードの行程。

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データで見ると、ロードも700m程しか上がっておらず、距離も16km程度ですが

気温や体のダメージ具合によって感じる辛さが全く違うことを実感しました。

たった2日の行程でこの疲労感…TJARに参加された選手の方々の凄さには

本当に驚嘆します。

 

本日も、私の拙いブログにお付き合い頂きありがとうございます。

ファストパッキングは、山の経験と知識、対応力が無ければ楽しむことが出来ないスタイルではありますが

チャレンジしたい!!という方がいらっしゃればご相談に乗らせて頂きます。

これからの紅葉シーズンに新たな山スタイルへのデビュー如何でしょうか。

 

転倒した際に痛めた右足親指が未だに治らない松下がお届けしました。

夏風邪もひいてしまいダブルパンチです。