9月28日から30日まで、涸沢に紅葉を見に行って来ました。
Photo by Typoman
本当は奥穂かどこかのピークを踏みたかったのですが、数日前からの悪天予報で早々にピークハントを諦め、涸沢の紅葉を愛でる事。そして古くからの友人との1年ぶりの再会を祝う事(即ち宴会)に専念することに。笑
今回のバックパックはSIXMOON DESIGNS/FLIGHT40(⇒■)をチョイス。
ファストパッカーには30Lモデル(⇒■)が大変好評ですが、僕みたいにそんなに荷物の重量にシビアじゃない方。僕みたいに山で宴会するのに食べ物をこれでもかと持って行きたい方。そして僕みたいにとても寒がりで、防寒着やらスリーピングシステムがやたら嵩張ってしまう方。そんな方達にとてもお勧めできるヤツです。
40Lモデルはザックの剛性や背負い心地を保つためのステーが入っているため、最大積載量は驚きの18kg。
この手のザックにしてはかなりの重量に耐える作りです。
荷物の重量に応じ、肩でも腰でも背負えてしまうというのも他にはない魅力です。
因みに今回のパッキング時の重量はこちら。
水1L、ビール1.4L(350ml缶が4本)、大量の缶詰め、お菓子などが入っています。笑
7時頃の河童橋から穂高方面の眺めはこんな感じ。
中々の絶景です。苦笑
因みに歩き出し時の気温は約20℃とソコソコ暖かめ。
(手で温めてはいません。笑)
心地よい朝もやの中(時々小雨)、眠っている身体をゆっくり起こすように歩き出します。
携帯もまだ眠いようです。笑
林道をしっかり踏みしめながら、友人との待ち合わせ場所の横尾へ向かいます!?
(心配無用。僕のではありません)
9時15分横尾着。
30分くらいだらだらし、記念のツーショット(ザックだけ)を撮り先へ進みます。
快適なトレッキングだったのも束の間。
急に雨脚が強まり始めました。
僕はレインウェアのトップスだけを着込み、涸沢まで頑張ることに。。。
しかし状況はみるみる悪化。
酷い所はこんな状況でした。
動き易さを重視してレインウェアを履かなかったボトムは、撥水処理のされていないHOUDINI/ACTION TWILL PANTS(⇒■)だった為、この写真を撮るころにはパ〇ツまでビタビタな状況。
それでも気温は15℃程はあった為、動いていればかろうじて体温は保っていられる状況。
しかし涸沢に着くまでは“低体温症”の4文字が常に頭の中を旋回していたのは言うまでもありません。
12時20分涸沢着。
みるみる冷えていく身体に、全く記録を残す余裕は無く、豪雨の中テントを設営。
浸水した道具をテントの中に入れた為、テントの中もビタビタ。
テント内の水分を出来るだけ拭き取って外に出しつつ、自分の暖を取り、体温を戻していくのにおよそ2時間くらいを要しました。
そして気が乗らないながら(SORRY!! TYPOMAN 笑)名物のおでんを食し、早々に床に就くのでした。
9月29日。
この日も朝から大雨。
天気は午後から回復の予報だった為昼まで停滞していると、見事に雨は治まっていきました。
心なしか紅葉も昨日に比べ深みを増したように見えます。
(カメラの性能が低いため紅色が綺麗に出ていません)
翌30日は好天の予報でしたが、3日目は余裕を持って帰ろうという話になり、後ろ髪を引かれつつも徳沢に向け下山開始。この日入山された方はラッキーでしたね~。
あ、そうそう、横尾で当店のお客様とも偶然お会い出来ました!
またお話聞かせてくださいね~!
徳沢キャンプ場はロケーションの良さも手伝って、まるで天国に来たかのようでした。
この日は贅沢にロッジで乾杯。
(ポケモンは居ないらしいです。笑)
前日の分を取り戻すかの如く、夜が更けるまで宴会は続きました。
翌30日は快晴の為か、朝方は3℃くらいまで気温が下がり、否が応でも起きてしまうほどの冷え込みでした。
(涸沢より10℃くらい低かったです)
明神岳方面を望むと、素晴らしいモルゲンロートを観る事が出来ました。
Photo by Typoman
2日目に涸沢から降りてきた事について、若干後悔はあったものの、初日のダメージを考えるとこれが正しい判断だったのかなとも思います。
山での過ごし方などの感覚もだいぶ鈍っていたので、今回の失敗は非常に有意義なものとなりました。
これを糧に商品のバイイングなど、更に活かしていきますので、今後も当店を宜しくお願い致します!!
案の定体重は横ばいの小泉がお送りしました!