この記事の概略として
初めての買うクッカーシステムはコレだ!「SOTO アミカス クッカーコンボ」(→■)
そして、このセットを玄人好みに変貌させるマル秘アイテム
山での食事の面白さを考える。
アルファ米やドライフード等の軽量系スタイルからお鍋や炊飯など満足系スタイルと、山のパッキングスタイル同様に食事のスタイルも様々であり、それに合わせて持って行くクッカーシステムを選ぶ事が必要となる。
僕は、このギア選びのとろこから食べる所までを総合的に楽しめるのが山での食事の面白さだと思う。
もし、まだ山での食事をした事が無い方や、その総合的な面白さを味わったことがなければ、先ずはクッカーや火器類(バーナー)を揃える事をオススメする。
が!いざ、実際に揃えるとなると、自分が楽しみたいスタイルがハッキリとしていなから、何を選べば良いかわからないって方多いと思う。(まぁ~、この悩みこそが楽しかったりするわけだが・・・)。
兎に角、荷物を軽くしたいし周りの人が「ULだぁ!」と言っているからと、いきなり使うのが難しそうなアイテムを買って失敗したらどうしよう思うし、でも、よくある初心者用のセットを買ったけど直ぐに使わなくなってしまわないかと不安にもなる。そう、こうやって初めての買い物は、常に心配が「迷いの沼」に自分を引きずり込もうとしてくる。
今回のBLOGでは、初めてのクッカーとバーナー選びの迷いの沼にハマらない為に、個人的に買って損をしない、アイテムの1つとして「SOTO アミカス クッカーコンボ」のセットをご紹介したい!
実はUL系ユーザーでも使用率が高い「SOTOのアミカス」
SOTO アミカス クッカーコンボとは、バーナーやクッカー等を中心に商品展開するSOTOが、ちょっとお買い得な商品として、バーナーとクッカーを初めからセットにしてくれた製品。
そのセットで組まれているバーナーヘッドは、UL系のユーザーでも使用者が多い「SOTO アミカス(→■)」
マイクロレギュレーターは非搭載だが、マイナスの気温帯で使用する機会が少ないなら十分に使えるバーナー。耐風性に強く、コンパクト性もある非常にトータルバランスに優れたアイテム。
(手のひらサイズのコンパクト性)
(耐風性に優れたすり鉢形状のバーナーヘッド)
色々なクッキングスタイルに対応した大小のクッカーセット
クッカーは、焦げ付きにく加工が施されたアルミクッカー小(容量:500mℓ)と大(容量:1,000mℓ)がセット。炊飯から1人鍋やラーメンと満足系スタイルで楽しみたい方に十分満足してお使い頂けます。(クッカーセットのみ単体販売もあり→■)
勿論、燃料とバナーをクッカーにスタッキング出来ます!
また、このクッカーセットの中には、OD缶(250缶・110缶)とアミカスがピッタリ入るのでスタッキングに悩む事なくクッカーシステムを持ち運ぶ事が可能。
非常に優秀なスターターセットだが、悪い言い方をすると初心者セットみたいで、先に書いたように自分のスタイルが進化した時に使わなくなるのではと心配になる方もいるだろう。
でも、ご心配なく!
それを解決する方法は、ある1つのアイテムをプラスする事で解決出来、このセットを1つプラスするだけど、物凄く良い買い物へと昇華してくれる。
エントリーセットを玄人好みにするマル秘アイテムとは?
それが、「wildoのFOLD-A CUP BIG(フォールダーカップ)→■」
このwildoのフォールダーカップって昔からあって、軽いし便利そうなんだけど、実際カップを小さく持ち運ぼうと折り込んだ場合、以外とハンドルがスタッキングの時に邪魔になる。
その一見邪魔に感じるハンドル部分が、SOTO アミカス クッカーコンボにスタッキングするのに大活躍する!
先ず大前提に今回ご紹介しているクッカーセットを買ったとして、食べるご飯によっては食器は必要になってくる。どうせなら、これも上手にスタッキングしたくなるのがハイカーの性だろう。
例えば、SOTO アミカス クッカーコンボにOD(110缶)を入れて見ると、意外と無駄なスペースが生まれる。ココに如何に効率良く食器や調味料等を入れるか考える。
そこで、今回オススメするフォールダーカップ ビッグを使う。
SOTO アミカス クッカーコンボセットにスタッキングする時は、フォールダーカップ ビッグを畳まずに伸ばした状態でスタッキングしていく。
スタッキング方法として、伸ばした状態のフォールダーカップに、OD缶の110缶を入れて、そこにアミカスも入れる。(念の為にライターも入れておこう)
そして、この状態でクッカーコンボセットの蓋にもなるアルミクッカー小(容量:500mℓ)を、フォールダーカップに被せる。フォールダーカップの取っ手が邪魔そうに見えるが、これが上手い具合にテンションが掛かりストッパーの役割となる。
(↑この状態から押し込む)
あとは、アルミクッカーの大にカトラリーや調味料やコーヒー等、入りそうなモノを入れて、この状態で先ほどセットしたフォールダーカップとアルミクッカー小を、アルミクッカー大に蓋をすれば完成!
スタッキングしたOD缶やアミカスがクッカーの中で必定以上に暴れる事なく持ち運びが出来ます。
で!ココからがこのセットとアイテムを使った凄いところ
色々な食事スタイルを経験していくうちに、「今日は満足系じゃなくて、お湯さえ沸けば良い軽量系で行きたいな~」ってなった時、そんな時も、先ほどほぼ同じ要領で、アルミクッカー小(容量:500mℓ)にOD缶とアミカスを入れて、それに蓋をするようにフォールダーカップハメて完成。
↑この状態でクッカーセットとして持ち運べば、お湯であれば約400ml程度なら沸かすことが出来る。
蓋が無いと言われるかもしれないけど、蓋はフォールダーカップを逆さにして被せるという力技で良いと思うし、アルミホイルを小さく畳んで持って行く方法でも良いと思う。
アイデアでオリジナルのクッカーシステムを構築する楽しさ!
エントリー向けのアミカス クッカーコンボに、たった1つフォールダーカップを追加するだけで、マニアックな使い方出来るアイテムへと変貌する。これこそが、自分だけのオリジナリティーあるクッカーシステムを作る楽しさだと思う!
今から初めてクッカーや火器を買うのに迷いの沼にハマりそうなあなた!!!
是非、SOTO アミカス クッカーコンボセットを選び、そして、フォールダーカップをプラスしましょう!また、既に、SOTO アミカス クッカーコンボセットを持っている方は、単体でフォールダーカップをプラスするだけで、今持っているセットが最高なモノに生まれ変わりますので、是非、お試しあれ!
投稿者:飯田