今日は山用ではなく、街使いメインのザックで自分が気になっているものをご紹介。
GREGORY SUCIA 28 (スキア28)(⇒■)
シブいです。
そして使いやすいです。
普段アウトドア系かつウルトラライト系のザックばっかりを使っているので、
たまーに街遊びに行くとき、きちんとした格好をしたときにフィットする、ちょうど良い雰囲気のザックがありません。
また、きれいめスタイルでの自転車ライドなどにカッコ良くハマるザックも、探してみると意外と少ないわけで。
機能性や軽さを求めたいけど、好みの服の系統とのバランスが難しい。
グレゴリーのライフスタイルラインにはクラシックタイプだけでなく、こういったスタイリッシュなモデルも存在しています。
いまや多くのブランドで、自転車通勤用のウェアやバッグがラインナップされています。
各社の呼称は様々ですが、"アーバンコミューター"という言葉はどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
"通勤手段"というような意味合いで使われている言葉です。
海外の通勤手段というと勝手に自転車のイメージを強く持っていますが、もちろん手段に関わらず、そして通勤や通学だけにとどまらず日常的な遊びや移動も含めて活用できるアイテム群です。
(荷物満載時)
30Lクラスの容量なので、ほどほどに大ぶりなザックです。
あまり中身が詰まっていないときがこちら。
街使いで人気の高い、ARC'TERYXのMantis26と近い大きさと思ってもらえればわかりやすいですね。
ときに、こういったテクニカル系ザックをショルダーベルトを伸ばして下げた位置で背負っているのをよく見かけますが、あれ、あんまりカッコ良くないんですよね。
ハーネスの形がグレゴリーらしくとても立体的に作られています。
こういった成型されたハーネスを持ったザックは、きちんとした位置で背負った方が快適に背負えるのは間違いなく、玄人目線で見ても背負い姿が格好良く感じます。
グレゴリーらしい気持ちの良いフィッティングをしており、非常に収まりが良い背負い心地。
スタビライザーの付いたアーバンザックはあまり見かけませんね。
サイドポケットには十分なゆとりがあり、クリーンカンティーンをはじめ、その他水筒も幅広いサイズで収納可能。
ウエストベルトは取り外すことも可能です。
収納はものの分別がしやすいように、いくつものポケットにわかれ、また仕切りも付けられています。
アクセスは全てジッパーオープン。
一番手前のポケットは内張が柔らかいメッシュとなっており、サングラスを入れたりしても傷が付きにくい仕様。
2番目はペンや財布、ノートなどを収納できるスリーブや、小物をバラつかせずにしまえるメッシュポケット。
メインコンパーメントは15インチまでのラップトップPCを収納できる大型PCスリーブと、間仕切りが付けられています。
ハイドレーションも対応しており、使用する場合は、トップに備え付けられているループにカラビナやフックを別途用意してセットすることになります。
バックパック前面にもカンガルーポケットがあり、簡単なウェアや手袋などを収納可能です。
毎日のように頻度を上げて使うことを目的としているので、やはり生地は頑丈な方が良いことが多いです。
しかし、しっかりとした生地を使っているにも関わらず重量は907gと、これだけの収納力と機能性がありながら軽量に仕立て上げられています。
四角形に近い開口部であるため、書類や書籍、ファイルの類、またPC類の出し入れもスムーズです。
出張などにも役立ちそう。
バッグの背の高さも良い塩梅で、ヘルメットを被った状態でライディングポジションを取っても、ザックの上端とヘルメットの後端の干渉がありません。
テクニカルザックでの通勤スタイルが苦手な方、ぜひオススメします。
texted by ザックがまた押し入れから溢れはじめてきたキョヲヘイ