ARC'TERYX WHITE LINE(滑り系)の中で注目のアイテムのヒトツ!「Lithic Comp Jacket&Pant」

SNSを通じて、多くの降雪情報が舞い込んできており、非常にテンションが上がっております!
こんばんは、飯田です。
さて、早速商品をご紹介!(今回も少し長め恐縮です・・)
ブログタイトルにもあるように、ARC'TERYXの滑り系のウェアーをラインナップしたWHITE LINEの中で、今期注目のヒトツを上げるのであれば、今回ご紹介する「Lithic Comp Jacket&Pant (リジック コンプ ジャケット&パンツ)」ではないでしょうか!
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(179cm/ 66kg / size:M) 
Lithic Comp Jacket(⇒) Lithic Comp Pant (⇒
商品名に「Comp(コンプ)」が付く事で、「あ~アッチ系ね!」とお分かりになる方もいらっしゃると思います。
今期、ARC'TERYXは、ハードシェルとソフトシェルを部位よって使い分けたコンポジットウェアーというアイテムを展開しております。
コンポジットウェアーについてはコチラ(⇒)で、少し詳しく書いておりますが、簡単に説明するのであれば、言わば、「ソフトシェルの進化系アイテム!」
抜けの良さ・動きやすさを得意とするソフトシェルをベースに、防水・耐風性を高めたい所に、GORE-TEXのハードシェル素材を使用したGORE-TEX社とARC'TERYXが共同開発したエクスクルーシブなアイテム。

そんなコンポジットウェアーを、今期アークは、ASCENTラインとこのWHITEラインで上下夫々1型ずつ、合計4型リリースしております。
◎WHITE LINEからリリースされているコンポジットウェアー「Lithic Comp Jacket」特徴
バックパックを背負い熱が篭もりやすい背中はソフトシェル! 風を多く受ける前面はハードシェル!!
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同じコンポジットウェアーのAlpha Comp()は、より通気性を確保する為に、前面のお腹の部分~背中にかてて、ソフトシェルゾーンを多めにとっている一方で、Lithic Comp Jacket、滑降時に生じる風での身体の冷えを軽減する為に、前面を含め広範囲にわたりハードシェルを用いております。また、そのハードシェルも、強度を重要視し70dのモノを使用。
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フードで嵩張り熱が篭もりやすい場所も、ソフトシェルを使用するという徹底具合!
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更に驚くべき点は、ゴアのハードシェル部分とソフトシェル部分の縫い目の裏処理が、しっかりシーム処理をされていると言う事!
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過去にも、他ブランドでこのようなに防水素材とソフトシェルをコンビネーションで使い分けたアイテムはありましたが、しっかりとシーム処理がされているのが無かっただけに、アークの技術の高さが伺えますね!
ちなみに、サイズ感については、バックカントリーからゲレンデライドまで、総合的に使えるカッコイイシルエットとして、ゆったり目のエクスペディション フィットを採用しております。

一緒にセットアップしたい、「Lithic Comp Pant 」の特徴
⇒JKT同様に多くの範囲でハードシェルを採用しつつ、腰周りのギミックが非常にユニーク
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先に紹介した、JKTと基本的なコンセプトは変わらず、多くの場所にハードシェルを採用し、熱が篭もりやすい、膝裏と短めのビブ部分(腰周りや背中)のみに、ソフトシェルを採用。
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そして、個人的に気に入っているユーニクなギミックが腰周りに!

一般的にパンツは着脱の効率を求め、フロント部分が大きく開閉する物が殆どですが、このLithic Comp Pant は、”社会の窓”こそあるものの、その機能(穿き易くする為の開閉部分)をフロントではなく、左側サイドに持たせています。
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一見すると穿きにくそうに見えますよね。では、なぜこの機能をサイドにもたせたのか!?
通常、このようなビブパンツの場合、トイレ(大)をする際に、肩のストラップを外すことなく用が足し易いようにと、お尻を“ペロ~ン”と出せるように、レイボージップ等やそれに変わる機能を追加しています。
しかし、Lithic Comp Pant は、フロントの開閉部分をサイドに持ってくる事で、着脱の為の開閉とペロ~ン機能を、これ1個で済ませてしまっています。
(写真はありませんが、上の写真のようにジッパーを下ろせば、お尻をしっかり出す事が可能となっています。)
また、この左サイドのジッパーには、ジッパープルが3つ付いており、ベンチレーション機能兼ね備えております。
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この機能は、正直ライディングやハイクアップには、あまり大きく影響はしないものの、無駄を省く事を得意とするアークならではのデザインセンスというか、アイデアが感じられ、非常に心を擽られます。
それ以外にも、ビーコンが入る丁度良いサイズのジッパーポケットや、
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パンツの裾は、限りなく無駄を省いた、短めのパウダーゲーターとワンアクションでリリース可能なドローコード等もしっかり付いております。
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moderateでは、カラーをJKTとPANTSで夫々2色ずつ展開。
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組み合わせ次第で非常に印象も変わりますので、お好みに合わせてチョイスして頂ければと思います。
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コッポジットウェアーは、「ソフトシェルの進化系」と位置づけられておりますが、このLithic Compシリーズは非常にハードシェルに近い印象。
実際に、3月上旬の万座温泉スキー場(天候曇り)でテストしておりますが、ほど良いピッチで滑っている分には全く寒く感じることはありませんでした。
この1着で、幅広いシーンやシーズンを着用するのであれば、少し経験という分部で自己判断出来る方が良いかもしれませんが、多くの方が既にハードシェルのウェアーお持ち頂いていると思いますので、状況に応じて上手く使い分けて頂ければ、より快適なスノーライフが楽しめると思いますよ!
●今回ご紹介の商品
Lithic Comp Jacket(⇒) Lithic Comp Pant (⇒
==== スノー系 ウェアーのご紹介記事 ====

BLACK DIAMOND (⇒

Teton Bros (⇒
HAGLOFS(⇒


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