新緑の山歩きが本当に楽しい。
今年は、いつもと違う感じでこの季節を楽しんでいる。いつもと違う人達と山に入り、いつもと違うペースで歩き、いつもと違う感覚で景色等を楽しむ。
新緑が鮮やかな事は知っていたけど木々による若葉の違いを感じ、綺麗な花を見ては名前を調べる為にその場に立ち止まる。
日も長くなり温かさが感じられるこの季節は、色々と余裕が生まれてくるし、自分にとっての新しい楽しみ方が見つけられる良い時期なのだと改めて思った。
この記事の概略として
必須では無いけど絶対にあると便利なHOUDINI Pace Hybrid Vest
先日私の書いたBLOG(■)でご紹介したHOUDINIのPace Wind Jacket(■)。
お陰様で、コアユーザーからの評判が良く、ちょっとした人気アイテムになりそうな予感。
今回ご紹介するアイテムも、Pace Wind Jacket同様にそのPacaの名を持つアイテム。
BLOGのタイトルにもあるように、山遊びをする上で必ずしも必要なアイテムでは無いし、着るシーンも他のウェア―に比べればメチャクチャ多いわけでも無いけれど、それでも、あれば絶対に便利なアイテム。
ベストを使うシーン
そもそもベストって使うシーンがイメージしずらい方もいらっしゃると思います。製品そのもの生地厚や仕様によって使える時期が異なるので、この時期にお勧めという表現は難しいですが、イメージで言えば、「端境期アイテム」と思って頂くと良いのではないでしょうか。
例えば、ベースレイヤー1枚で歩けるようになってくるこの時期でも、歩き出しや日が陰ると肌寒かったりする時にベストを1枚足してみて下さい。袖付きのウェアーに比べて、脇下に殆ど熱が籠もらずオーバーヒートを抑えてくれながらも、体幹(お腹回り)は程よく体温をキープしてくれる。
ベストは基本的には着続けられるアイテムが多いですが、それでも着用しない時は袖が無い分コンパクトに収納出来るというメリットも持ち合わせています。(仕様によってコンパクト性は異なる)
HOUDINI Pace Hybrid Vestの特徴
ソフトシェルとウィンドシェル素材のハイブリット
肩や胸はザック等でスレる恐れがある為、耐摩耗性に優れたOcta C9 Softshellを使用。背中は熱が籠もりにくいように通気性に優れたC9 Ripstopを使ったハイブリット仕様。
また、ソフトシェル部分は、Octa C9とあるように、内側にはアクティブインサレーションの素材でお馴染みのテイジンのオクタが配されており、結果、ウィンドシェルとソフトシェルとアクティブインサレーションの3つの特性が掛け合わさったのが、Pace Hybrid Vestの特徴となる。
アクティブインサレーションの究極のカタチ?
このような表現は少し大げさかもしれませんが、端境期に使うアクティブインサレーションとしてはある意味究極のカタチなのではないでしょうか。
袖が無いことで脇下のオーバーヒートは抑えられ、ただ、体幹だけは適度に温かさを保つ為に、蒸れにくいアクティブインサレーションを使い、ザックによって熱くなりがちな背面は、ウィンドシェル素材を使用し通気性を確保。
勿論、万が一寒くなれば、これに1枚着足すだけで、かなり温かさを出すことも出来ますし、逆に暑くなればOctaを使用している前面を開けて着用する事で、かなりの換気が行なえます。
(179cm / 65kg / size:M)
ベスト等の少し変化球に近い「あれば便利系アイテム」は、おそらく一度手にしてしまえば、ずっと使っていて気がついたら良い相棒となり、あの時に買っておいて良かったと時間を掛けて、その良さに深みが増してくるモノだと思っています。
そんな長年付き合えるアイテムを、まだ、お持ちで無い方は、是非、一度チャレンジして頂くと良いと思います。