色々なシーンで穿きたくなるパンツシリーズ patagonia編(Outdoor Everyday Pants & Terrebonne Joggers)

赤ん坊が生まれたときに最初にあげる泣き声の「産声」

 それまでの臍帯循環から肺循環に切り替わり、生まれたばかりの赤ちゃんが、しぼんでいた肺に力いっぱい空気を吸い込み、そして、空気を思いきり外に吐き出す時の音。

 小学生の頃に、この事を先生が分かりやすく話してくれた事を今でも覚えている。その時に、先生が言っていた事の1つに、「しぼんでいた肺に空気が入る事は痛みもあって、赤ちゃんはそれも理由で泣いている」と。勿論、これが本当かどうかは知らないし、その時の自分の記憶はあたりまえだけど無い。

 先週からようやくトレーニング的な要素を強めたランニングを再開した。今回のこのトレーニングは、日常的に走るウェルネス的なランニングとは別に、同士を募って互いにプッシュしあいながら行う事が狙いの1つとしてある。実際に、貴重な時間を使ってトレーニングをする以上、しっかりと効果を求める事も大切で、その為には、今まで避けてきたトレーニングにもチャレンジする必要があり、ハートが弱い自分にとっては、誰かと一緒というのはとても強い見方になる。

 そんな感じで始まったこのトレーニングだが、記念すべき1回目のトレーニングは、400m×10本のインターバルだった。ハッキリ言って、こんなトレーニングは絶対て1人でやらない。たとえチャレンジしたとしても、掲げた本数をクリアする前に弱音を吐いて途中で止めてしまう事が目に見えている。

 アップを終えてから、意気揚々とインターバルの最初の1本を走り出した時点で、今までに出たこと無いレベルの強い後悔が出てきた。ただ、その後悔の塊となった僕を引っ張ってくれる人がいる。ただその後悔の念は強く、なにかに理由を付けて止めてしまいたいと思いながらも、引っ張ってもらいながら着実に本数を消化していく。

本気で、心臓が口から飛び出してしまうのではと思うぐらいにバクバクし、身体中の酸素が足らないから大きく胸で息をし肺に目一杯空気を取り込む。そして、この時に小学生の頃に聞いた赤ん坊の産声の話を思い出した。

 このトレーニングをしている今、まさに普段自分が使っていなかった肺の奥の奥にまで空気を取り込み、ペチャンコになっていた肺の奥が広がるような感覚を味わった。

 初めて肺呼吸をした時のことは記憶にないが、再始動した僕はそれに近いと思われる感覚知る事が出来た。今はRESTARTが出来たと思っている。あとは、このトレーニングを継続していく事だな!

 


色々なシーンで穿きたくなるパンツシリーズpatagonia編
(Terrebonne Joggers & Outdoor Everyday Pants)

Terrebonne Joggers (→■)

言わずとしれたパタゴニアのマルチユースパンツの1つ。発売から数シーズンが経ち、その人気は一時的な流行りモノではなく安定的な物へと変わっていった。その背景としてリピーター率が非常に高い事が挙げられる。

年間通じてマルチに使える

人気の理由は正にココにあると思う。

元々は、商品名の名の如くジョガーパンツであり、短パンで走るのが厳しくなってくるシーズンやアップ等のシーンで活躍してくれるアイテムだったが、そのシルエットと生地厚のお陰でランニング以外で穿かれる方が非常に多い。

パンツの重さは約170グラム。

ウィンドシェルパンツや軽量を目的としたその他のパンツに比べれば、Terrebonne Joggersは驚異的な軽さではないが、「多用途に使える」となれば、この軽さは1つの武器になると思う。実際に個人的には、短パンでは少し寒くなるかもというような山行で持ち出す事は勿論ながら、山以外の「旅行」での部屋着&パジャマとしても持って行く事が非常に多い。

スッキリしたシルエット

あくまでもジョガーパンツの為、少しスリムフィット気味となっています。目的に合わせて通常サイズをお選び頂くか、あえてワイドに穿きたい方はワンサイズアップでも良いと思います。尚、ウエストは基本、ゴム+紐(ドローコード)で締め上げる事が可能ですが、サイズアップするとウエストも大きくなるので、その点だけはご注意下さい。(←特ににウエストが細い方がサイズアップした時だけの話と思っていただいて大丈夫かと思います)

(179cm / 65kg / size:M)

 


Outdoor Everyday Pants(→■)

Terrebonne Joggers強くてSkyline Traveler Pantsよりもライトな感じ

ここ数シーズンの間に新たに登場しているOutdoor Everyday Pants。生地感の話で言えば、バギーズショーツに似たナイロン系のパンツで、バギーズと違うのはほんのりストレッチをする事。

Terrebonne Joggersよりも強度は欲しいけど、ソフトシェル系のSkyline Traveler Pants(→■)ほど厚さは必要としない方にハマるパンツだと思います。

絶妙なダサ太がツボ!

個人的にはテーパードが効いたパンツが好きだけれど、このちょっとクラッシク感のある少し太めのパンツが最近気になるところ。(いい意味でフルダサい感じが良かったりする)

裾絞りは、Terrebonne Joggersよりあり、これがまた良い味出しています。

安心ポケット

メインのハンドポケットにはフラップが付いています。ポケットに手を入れるのに少し慣れが必要ですが、逆に言えばこのフラップのお陰で、椅子に座っている時にポケットの中の物が知らずに出ていることが非常に少なくなります。

僕は、車や電車で座っている時によくポケットの中身を落としてしまう人間なので、僕と同じような方には絶対にお勧め!


(179cm / 65kg / size:M)

 


今回ご紹介したパンツは、フィールドからタウンユースまでシーンを問わずお使い頂けますので、タウト通り「色々なシーンで穿きたい方」には、かなりお勧めとなっていますので、ご参考になれば幸いです。

投稿者:飯田

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