普段使いに、ちょっとした山に ARC’TERYX Mantis26、16

今回ご紹介するアイテム、Mantisシリーズのバックパックは、すでにご存知の方も見えるかもしれません。
街で、背負っている方もチラホラと見かけるのではないでしょうか。

普段遣いで便利なカバンとして、アウトドアファッション好きの方からも支持されています。同じシリーズの小さなポーチ、Mantis1,2も人気が高く、一度は目にしたことがあるのではと思います。

そんなMantisがモデルチェンジし、コンセプトはそのままに新たなデザインに生まれ変わっています。
ちょっとした変更点が、街や、山での使いやすさにつながっているため、それらをお伝えできればと思います。


(カラーBlackの正面のロゴは金色の刺繍になっています)

新しくなったMantis 26の変更点

背面パットが変わっています

まず一番の変更点として、ショルダーハーネス、背面の素材が通気性に優れたものに変更されたことが挙げられます。
ザックを背負っていると、気になることが多いポイントの一つ、汗をかいたときの不快感が軽減され、長く背負っていても快適に過ごせます。

特に背面パットには、縦に凸凹が入って、空気が通り抜けるようになっているため、より乾きが早くなっています。
パットの形状も、人間の体にしっかりと沿った形で、背負い心地が良いのもポイントの一つです。

スッキリした見た目でも、収納が充実

背面から見たときの、スッキリと洗練された見た目に似合わず、収納力が高いのも特徴です。
元々便利だったポケットに、細かい変更が加わっています。

水筒、傘などが入るサイドポケットに、今回ドローコードが追加されました。
入れたものが落ちないように、ギュっと絞る事ができます。コードの位置は入れたものに合わせて付け替え可能になっています。

ご存知の方も見えるとは思いますが、意外と知られていないのがチェストベルトのこのパーツです。
パーツを起こすとベルトをスルスルっと緩める事ができます。

パーツをうまく使えば、ザックを背負ったり下ろしたりするときにも便利ですし、ザックを身体の前に持って来る事もできます。
山で使う際には、サイドポケットにはウィンドシェルが入るので、脱ぎ着をして体温調節をする際に便利です。

メインの収納がガバッと開くのも便利です。
今回のモデルは、画像中央の青色のテープにハイドレーションが吊り下げられるようになっています。水分補給がスムースに行えるため、登山で使うならここも活躍します。

上部には、小物がすっきり収納できる浅型のポケットがあり、小物が奥底まで入り込んでしまうこともありません。

素材をリサイクルポリエステル100%に変更

メインの素材も環境に配慮したものに変更されています。リサイクルポリエステルを100%使用しており、小雨なら弾いてしまう撥水加工が備わっています。
撥水加工「FC0 DWR」は、原材料調達から廃棄、リサイクルまでを通して排出される、温室効果ガス排出量を抑えており、環境に充分配慮されています。

さらに、裏地にはARC’TERYXの一部のウェアにも使用されている、生地ではなく糸の段階から染める、ドープダイ(ドープ染色)を採用しています。
必要な消費電力を減らし、染料を洗い流したりする水の使用量も約50%減という、環境への配慮を徹底した素材を使っています。色落ちにも強くなり耐久性が高くなるのも特徴の一つです。

今回から小ぶりなMantis16も追加


(左:Mantis26、右:Mantis16

普段使い、山どちらもOKなMantisシリーズのバックパックに小ぶりな16Lのサイズも追加されています。


(上:Mantis26、下:Mantis16

しっかり荷物が入り、小物も分別しやすい26は普段の通勤、通学で人気のサイズです。

新たに追加されたサイズの16も、ちょっとしたお出かけの荷物がちょうど入り、小柄な方、女性でもでもすっきり背負える便利なサイズです。

電車の中など、人混みで背負ったザックを手に持つシーンでは、小ぶりなMantis16の取り回し易さが便利です。
荷物の量やシーンで、好みの容量をお選びいただければと思います。

その他のアウトドアブランドのカバンも、機能性が高く、使いやすいものが多く出ています。でも、本気な見た目だとちょっと抵抗がある。そんな方におすすめなMantis26,16をご紹介させて頂きました。

都会的なデザインのバックパックに、山の機能をプラスする、ARC’TERYXらしいこだわりが詰まったアイテムです。アウトドアファッションが好きな方へのプレゼントにもおすすめです。

投稿者:井戸田

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