スズカ5/7マウンテン

ガッツリ行ってきました。
今回は入道ヶ岳~鎌ヶ岳~御在所岳~雨乞岳~釈迦ヶ岳~朝明渓谷のコース。
時にはメロウに、時にはハードに、一日スズカに遊んでもらいました。
朝イチで椿大神社の奥から入道ヶ岳へ入山。
谷沿いを上がる井戸谷コースで、澄み切った空気の中せせらぎの音に癒やされながら登ります。
次第にトレイル上も明るくなり、ヘッドランプを収納。
やがて沢から外れる頂上に近づくと、周囲が笹に覆われていきます。
前日に降った雨のおかげで笹の葉が濡れており、足が濡れどんどん冷えていきます。

まだエンジンがかかりきっていないときにこれはきついなーと思いつつ、ふと振り返るとそこには素晴らしい景色が。
雲は多いけれど、隙間から降り注ぐ太陽光線が美しい。

山頂。
吹きすさぶ寒風の中耐えきれず、それまで外していたアームウォーマーを再度取り出し装着。
サムホールが付いているアームウォーマー(⇒)の使い勝手の良さを実感しつつ鎌ヶ岳方面へ。
危険箇所が連続するイワクラ尾根の前半をじっくり進み、意外とスムーズに水沢峠、水沢岳、鎌尾根へと。
紅葉はもう一息と言ったところ。
それでも色づいたトンネルの下を駆け抜けるのは非常に気持ちが良い!

鎌ヶ岳。
鎌尾根から最後のクライミングセクションを抜けると、そこには素晴らしい景色が待っていました。
約3時間。

お次は一度武平峠へ下ってから、峠道で御在所岳。
唯一自販機がある山上公園でしばらく小休止し、再出発です。
ロープウェイ乗り場方面から続々と観光客の方々が来てました。

いつもの快適ダウンヒルをこなし雨乞岳方面へ向かいます。
ところどころ台風による影響で倒木や崩落があり、いくつか迂回路が出来ているところもアリ。
東雨乞岳直下の登りは何度行ってもキツい!

そんなこんなで雨乞岳。
先に到着していた女性ハイカーの方と話をするうちに、柿とゆで卵をゲット!
自然な甘さと栄養、バッチリ頂きました、アリガトウゴザイマシタ!

雨乞から釈迦ヶ岳方面へ向かうため北側の杉峠方面へと。
杉峠までもなかなかの下りでしたが、そこからはパラダイス!

一部踏跡がわかりにくいところもありますが、コクイ谷出合までフカフカのシングルトラックが待っていました。
愛知川沿いを根の平方面に足を進めます。
三重県側とは打って変わり、滋賀県側は比較的ゆったりコース。

途中赤テープに惑わされながらも根の平着!
ここから稜線上に戻り、釈迦ヶ岳を目指します。

この稜線は目標の釈迦ヶ岳が常に視界に入るため、非常に気持ちよく進めるコースです。
2つの峠と3つのピークを越えていきます。

突如現れる巨大な砂場。
羽鳥峰。

通称ハトと呼ばれるこのポイントはザッレザレです。
そんなサーフェイスにもしっかり対応してくれたSCOTT T2 KINABALU。
縁あって使わせていただく機会を得ることができ、今回の山行でしっかりテストすることが出来ました。
スマートなフォルムと見た目以上のグリップが好バランスなシューズ。
その軽量さも相まって、張り巡った木の根やゴツゴツした岩場、また狭い稜線での細かな足さばきも可能!
何より特徴的なのはソールがロッカー形状になっていることで、スムーズに脚を前に出す手助けをしてくれます。
なかなか良いシューズです!
発売は来春からということなので、当店でも取り扱うかどうか検討中。

最後の猫岳を越え、釈迦ヶ岳着!
今日はここまでで朝明渓谷方面へ下山します。
三角点とは別にある最高地点を踏み、そこから中尾根で。
今日はDOM Vネックシャツ(⇒)とRaceReady(再入荷!)(⇒)の組み合わせ。
このシャツを着ているとなんだか力が湧いてくるような気がします(笑
MMAのシャツはDOM以外にも入荷しています。
ちょっと違った雰囲気にしたいときおすすめ!(⇒)
両線で風に吹かれて寒いときは首にBuffを装着していました。
首だけでも保温できるとずいぶん違います。
Buffは近日中に入荷してきます!お楽しみに!

辿ってきた稜線を振り返る。
長い長い尾根を下りきり朝明渓谷。
案の定バスはなく、携帯の電波もつながらないため、最寄り駅までロードランを決行。
ロードもそこそこ走れてしまうのがこのシューズの良いところです。
合計10時間、40kmくらい。
結構へろへろになってしまったので、まだまだ弱いです。
それにしても楽しかった!
 

Texted by 冬のスズカの寒さを垣間見たキョヲヘイ

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