おかげさまで来週末のランイベント、FUN TRAILが定員いっぱいとなりました!ありがとうございます。
ただいま参加希望をいただいた方はキャンセル待ちとなりますので、よろしくお願いします。
来週末のお天気が良くなることを祈るばかりです。
さて、そろそろ東海地方も梅雨入りですかね。
発表はまだのようですが、数日もないといった感じでしょうか。
雨の時に好んで山に入る人はだいぶスキモノの部類でしょうが、そこそこ雨が降るとレインウェアのテストをする人は相当数いるのでは。
半日ほどの山遊び、天候も安定の時期。
なんてときであれば正直レインウェアの必要性が感じられないこともしばしば。
しかし、高所登山や泊まりを交えた山行の場合、天候の急変は大いに考えられるわけで、そんな場合は必須といえます。
レインウェアにも、生地・構成・カッティングなど、アイテムそれぞれに特性、適したシーン、求められる耐久性などが存在します。
本日のテーマであるOMMのレインウェアの場合はそれが明確になっており、用途・目的に合わせてチョイスする事ができます。
また、都度変化する山の天候や気温、アクティビティに対応できるよう、レインウェア自体の性能や特性を知っておくことも重要。
裏を返せば、レインウェアの特性を知ることで、自分のスタイルに必要なアイテムが自ずと見えてくるわけです。
どこを狙うかでアイテムチョイスが変わります。
①超軽量で最低限の防水性、透湿性
②圧倒的な透湿性能と軽さ
③動きやすさと耐候性
まずはAeon jacket(⇒■)
前述の①を求めるのならばこれ。
使う機会は少ないけれど、レインウェアを常に持ち歩くという方には軽くパッキングの邪魔にならないのでおすすめ。
(Yellow,S-size着用)
(モデル 166cm,59kg)
2.5レイヤー、フルジップ、パッカブル。
ウインドシェルとさほど変わらない重量で(160g,Mサイズ)、防水透湿。
とにかくコンパクトで軽いレインウェアをお探しの方はこれ。
(Steel Gray,XS-size着用)
レースユースや、3シーズンで薄手のウェアの上に重ね着するのであればXSサイズをチョイスします。
レイヤリングの考慮をするのであればSサイズを。
ただ、このクラスのものは本格的な雨や稜線での風に対しては、少し頼りない部分も見え隠れしてしまうのが欠点。
フードは巻き付けて固定することも可能。
(Aether Jacket S-size)
OMMのフラッグシップ、Aether smock(⇒■),Aether Jacket(⇒■)
極薄で透湿性能に優れた3層構造のeVentを使用したハイパフォーマンスウェア。
レースやバーティカル練などでガンガン動き、汗や湿気をどんどん排出したいという方にぴったり。
生地が薄く軽い分、耐久性はある程度犠牲にしている部分は致し方ないところ。また、高額。
生地が薄く、素材の通気性が良いことで、アクティビティの後半で体温が維持できなくなる方の保温対策、完全に風をシャットアウトしたい方には寒いと感じる部分もあるかもしれません。
(これまでのブルーと色合いが変わりました。S-size着用。Kamleika Race Jacket 2)
定番として数年前のモデルからほとんど変更無しでラインナップされ続けているカムレイカシリーズ。
Kamleika Race Jacket(⇒■), Kamleika Race Smock(⇒■), Phantom Hoody(⇒■)
完全防水ストレッチシェルというアイテムは、その身体にフィットするカッティングと動きを妨げないストレッチ生地により、まさにストレスフリー。
(Color:Brown 自分の体格であればXSでも着用が可能。全体的にぴたっとフィットしますが、動きにくさはありません。
薄手のものを2枚程度であればレイヤリングも可能。)
モデルチェンジがないということは、すなわち定番で売れ続け、定評があり、完成度が高いということ。
十分な防水性・透湿性があり、③にあてはまります。
3種の中でもっとも重量があるとはいえ、それでもレインウェア全体でみると、かなり軽量な部類に入るアイテム。
薄手の2.5レイヤーでは頼りない、しかし雨や風からのしっかりとしたプロテクションが欲しいのならこれ。
たとえ生地が常に濡れているような状態であっても、風が抜けすぎて困るということもありません。
数日間にわたる山行において、たとえウェアの中まで濡れてしまったとしても、コーティングされた裏地は保水しないので、ふき取ることで身体に近い面はドライにできることが大きなメリット。
昨年のOMMレースにて、3レイヤー素材のレインウェアが裏面までぐっしょりになり乾かなくなってしまった経験があるので、今シーズンは2.5レイヤー素材に注目しています。
特にカムレイカファブリックに関しては自分のスタイルにかなり合ってくるのではないかと改めて密かに注目しています。
(S-size着用)
OMMのエリートレーサー向けアイテムを表す"Phantom"の名を冠したウェアを、AetherのシリーズではなくKamleikaのシリーズで出している点にも注目すべきなのかもしれません。
迷ったらぜひお問い合わせを!
遅れているOMMのザック類は来週には入荷予定です。
おたのしみに!
もちろんウェアのケアも大切です。(⇒■)