先週は、スタッフ松下がTHE NORTH FACEのSUMMIT MTG(→■)に参加する為に北海道に来ており、今週は私(飯田)が、本日(26日)から3日間、ARC’TERYXのディーラズミーティングに参加の為、北海道に来ています。(相変わらず遊びが、あっ!仕事が忙しいです。。)
今回のARC’TERYXのディーラズミーティングでは、来シーズンに発売されるGORE-TEX PRO2.0をメインにテスト。短期間でのテストの中で製品の全てを体感出来るわけではありません。ただ、今までの自分の経験と照らしあわせながらしっかりとテストを行いより多くの事を感じ、そして、ディーラーズミーティングの良さでもあるの他のARC’TERYXディーラーの方々と意見を交え、より多くのモノを持って帰り、皆様にお届け出来ればと思っています。
尚、今回の様子に関しては、また、後日フィールドレポートとしてアップいたしますので、楽しみにお待ち下さい。
さて、今回のブログでは、そのディーラーズミーティングを開催して頂いているARC’TERYXよりこの春夏に新たにリリースされ、めちゃくちゃオススメで個人的に絶対に欲しいと思っているArro 8 Shoulder Bag(→■)をご紹介させて頂きます。
この記事の概略として
Arro(アロー)といえば(→■)
ARC’TERYX歴代BAGの中で一番人気と言っても過言ではないバックパック。ジャン・ダクソンという伝説的なデザイナーが山用バックパックとして世に送り出し約二十数年。細部にまで拘った革新的なデザインは、見た目だけではなく使い勝手の良さまでデザインされており、実際に山で使う方から街でも使いたいという方まで、多くの方から愛され続けられているアイテム。
(左:ダン・ジャクソンさん / 2016年カナダARC’TERYX本社にて)
発売当時から細かなマイナーチェンジはしているものの大きなモデルチェンジをしておらず、ある意味クラシックモデルと位置づけされているにも関わらず、そのデザインに全く古さを全く感じさせないのもこのバックの凄さ。
素材や技術の進化によりARC’TERYXの山岳用バックがより進化をし続ける中で、前シーズンよりArroはシティーラインのバックへと進化・カテゴライズし、そして、Arroファミリーとして、その血を受け継ぐアイテムが多数リリース。(→■)
その流れの中で、2020年春夏シーズンに新たにArroファミリーに加わったのが、今回のブログでご紹介をする「Arro 8 Shoulder Bag(→■)」
サッコシュ以上Dayパック未満のサイズ感が絶妙!Arro 8 Shoulder Bag
最初にArro 8 を見た時の印象としては、同ブランドが出すMAKAシリーズ(→■)のビックサイズという印象があり、正直サイズが必要なのかと疑問に思った。ただ、あくまでもウエストバックのカテゴリーにいるMAKAとは違い、バックカテゴリーでもあるArroファミリーの新作として、その絶妙なサイズを生み出している。
(左→右:MAKA1 / MAKA2 / Arro 8 Shoulder Bag / Arro 22)
MAKAシリーズは、あくまでもウエストバックであり、近年の日本市場の言い方で言うのであればサコッシュと言われるアイテムのカテゴリーに位置。その用途しては、メインバックのサポートとして持ち歩いたり、財布・携帯・鍵・タバコ等の服のポケットに収納出来そうな手荷程度の荷物を入れておくのに丁度良いアイテム。
一方、今回ご紹介しているArro 8 Shoulder Bagは、サコッシュ的なサブバック(手荷物収納バック)ではなく、あくまでもメインバックとして持って頂きたいアイテム。故に、Arroの名がついており、そのアロー血を継ぐ“ショルダーバック”としてお使い頂ければと思う。
サコッシュより欲張りに、DAYパックよりミニマルに
もう、この↑一言に尽きると思います。
ちょっとしたお出かけの時に、DAYパック程の容量が必要ではなく、それでもサコッシュだと少し物足りない状況ってありますよね。そういう時って、結果的にスカスカのDAYパックを背負ったりする事があると思います。そして、いつもの癖というかサコッシュの手荷物の取り出しやすさ、そもそもちょっとした荷物がが既にサコッシュに入っているから、ついついサコッシュを肩から掛けてしまったりして。。。。
そんな時に、Arro 8 Shoulder Bagが丁度良いです。
メインコーパトメントは、ipad(写真は6世代モデル)が余裕で入る程の大きさがあり、それとは別にスマートフォン等を入れるのに便利なスリットがあり、更に、大切に小分けしたアイテムを入れるのに便利なジッパー式のポケットが配置されています。
プロテクション機能はありませんが、一眼レフカメラを入れるのにも丁度良かったりします。(レンズサイズによります)
Bagの高さは、500mlのペットボトルは余裕で入る高さがあり、太っちょサイズのナルゲンボトルの1Lから背の高いEARTHWELLの27oz ステンレスボトルまでBAGに入れることが可能。
(太っちょサイズのナルゲンボトルの1Lを入れた様子)
(EARTHWELLの27oz ステンレスボトル→■を入れた時の様子。少しギリギリ感はあります。)
ミストラルを彷彿させるカタチとクロージャーシステム。
このArro 8 Shoulder Bagをみて、同ブランドが過去に出していたメッセンジャーバックのミストラルを思い出した方もいらっしゃると思います。(←思い出した方は、なかなかのアーク好きだと思います。)
メッセンジャータイプのバックとして人気だったミストラル。その使い勝手と見た目の良さで、今でも昔からのアークのファンの方より再販して欲しいと言われる事もあるほど。
そのミストラルのクロージャーシステムは、メッセンジャーバックらしくメインコンパートメントはジッパーを使用せずに、ロールトップ式となっており、手袋などをしたままでもサッと開閉が出来るタイプ。Arro 8 Shoulder Bagは、ミストラルのクロージャーシステムを意識しつつ、セキュリティー面も配慮してジッパーを取り付けたハイブリットタイプ。
少しだけロールしてからストラップで締める事でメインコンパートメントを、簡易的にして開閉する事も出来、また、しっかりと閉めておきたい時や、逆にロールが苦手な方は、ジッパーを使って荷物を管理する事が可能。
Arroらしいフロントポケット
Arro 22と言えば、多くの方があの独特の生地に縦に取り付けられた止水ジッパー付きのカンガルーポケットを思い浮かべるのではないでしょうか。
少しカタチは変わりますが、Arro 8 Shoulder Bagのフロント部分にもこの生地と止水ジッパーが採用されたフロントポケットがあります。
(フロントポケットの中にはキークリップがあります。)
めちゃくちゃ個人的な意見ですが、Arroシリーズには無くてはならなアイコン的なポケットであって、これがある事でこのショルダーバックが、MAKAのビックサイズでもなくミストラルの進化系でもなく、Arroファミリーとして「らしさ」が演出されているのではないでしょうか。
そして、この「らしさ」がやっぱり大事!
Arroがここまで愛されてきた要素をしっかり入れる事で、この新しいショルダーバックにも今までの歴史が受け継がれているように感じ、「あのArroを持っているんだ!」という所有感が得られるのだと思っています。そう、名前だけのArroではなく、しっかりArroの要素が詰まった新型のショルダーバックなのです。
8リッターという絶妙なサイズのショルダーバックを手にしよう!
何度でも言います。「サコッシュより欲張りに、DAYパックよりミニマルに。」そして、これが本当に便利だと言うことを本当に体感して欲しい。
勿論、先に例であげた荷物が全て同時に入るわけではありませんが、入れられる荷物のサイズ感を参考に、実際にサコッシュ以上DAYパック未満でバックを使用したい考えた時に、ご自身が何を優先的持って行きたいかをイメージして頂くと、より、このバックの使い勝手っての良さがイメージ出来ると思います。
2020年7月1日からレジ袋が有料化されます。
コンビニでちょっとした飲み物と食べ物買った時に、サコッシュでは収まらない事も多く、ついついレジ袋を貰うと思いますが、Arro 8 Shoulder Bagであればそんな問題も解決してくれるのではないでしょうか。
少し大げさ(いや無理矢理感?)のある話なのかもしれませんが、それでも、色々と変化をしていく世の中で、日常的に持つバックのサイズが今後変わっていくのかもしれません。
スマートなライフスタイルを送る1歩として、スタイリッシュなショルダーバックをお一つ持ってみては如何でしょうか。
また、ブログが長くなりすぎて、本当にすみません。。。。
投稿者:飯田