土曜日から始まりましたDuckworthのポップアップイベント(詳細はコチラ■)東海地区での取り扱いは当店のみとなっている為、多くのお客様にご好評頂きました。ポップアップイベントは年内いっぱいまで開催しておりますので気になる方は是非遊びにいらして下さい。(年内最終営業日12月29日)
Duckworthの様に拘りの詰まったウールウェアは機能、着心地、共に最高と言えます。しかし、お肌にあまりウールが合わない…という方。少なからずいらっしゃると思います。冬場のベースレイヤーにウールの特性が凄く良いのは分かる。メリノウールの肌触りも他のウールと比べたら凄く良いのも分かる。でもお肌に合わないから着たくても着れない…。そんなお悩みをお持ちの方におススメのベースレイヤーが登場しました。
THE NORTH FACE L/S Climate Wool Crew ■
UVプロテクト(UPF50+、紫外線カット率95%以上)機能を備えた高機能ロングスリーブウェア。生地の素材表示はウール60%、ポリエステル40%となっていますが糸の段階で2種類の素材を混ぜ合わせているわけではないんです。
コチラの写真。上が裏地、下が表地となっています。肌に直接触れる裏地側はポリエステルのメッシュ素材。そして表側はウール素材。この様にダブルフェイス仕様になっているのです。裏地のポリエステルは十字断面構造の特殊な物を採用。汗を素早く吸い上げて拡散しドライ感をキープしてくれます。表面は、ウール特有の調温調湿性により、運動時に変化する衣服内環境をコントロール。この構造なら、ウール特有の着心地が苦手な方にも着用頂けます。
さらに作りを良く見ると腕回りの作りが特殊なんです。写真の白丸で囲んだ部分にご注目下さい。セットインの様な袖の取り付け方ですが、肩から脇下を通り越して腹部横にまで縫製が伸びています。恐らく、脇下から肩回りを立体的に縫製する為の作りだと思われます。この構造により、腕を大きく上げた時に裾が極端にズリ上がってしまうことも無く肩回りの自由度がとてもアップします。
【着用イメージ】
【モデル身長163cm 体重:54kg サイズS/ カラーZCを着用】
着てみてまず感じたのが、「想像していた以上に暖かい」でした。ウールとポリエステルの生地が2重になっているだけあって、若干厚みのある生地なので多少なりとも保温力もあるのかな~と思っていたら意外と暖か。私の個人的な感覚になってしまうのですが、真冬のランや快晴の低山雪山をスピードハイクする時には、ウィンドシェルを上から羽織れば丁度良さそうな着心地です。
とにかく肌触りが良いのが好みの方へ
HOUDINI M’s My Crew ■
生地を触ると滑らかな肌触りが癖になりそうなロングスリーブクルー。伊達に「My Crew」というアイテム名をしているわけではありません。HOUDINIウェアの着心地の良さはお墨付きですが、My Crewの滑らかな肌触りは一体どこから来ているのかが気になるところ。
裏地は非常に細かなパイル地になっており、風合いはとてもソフト。しかし、ただパイル地にしただけでは滑らかな肌触りにはなりません。こういう時は、品質表示タグをチェックです!
35%メリノウールの横に表示されている「Lyocell」の文字。リヨセルと読むのですが、この素材とメリノウールの組み合わせによって抜群の肌触りが生まれています。リヨセルはユーカリ(木材)を材料にして作られる再生繊維で地球環境へ優しいだけでなく、優れた吸湿性やソフトな肌触り、ハリ、コシ感、弾力性も備えた素材なのです。そんなリヨセルとメリノウールを使用することでシルクの様な滑らかな生地を作り上げているのです。
【着用イメージ】
【モデル身長163cm 体重:54kg サイズS/ カラーBig Bang Blueを着用】
フィット感はタイトめ。裾や袖丈も長くなるのは北欧ブランドならではのカッティング。一昔前までは私自身「北欧ブランドは着る人を選ぶ」と思っていました。モデル体型のスラっとした高身長の人じゃないと着れないじゃん…と。でも、最近は全く気にしなくなったんです。似合うか似合わないかを判断するのは自分で、本当に気に入ってる物なら人からどうこう言われても着ちゃうんですよね。My Crewなんてまさにその通り。私の着用写真をご覧頂くと袖や着丈の余り具合がハッキリ分かります。でも気にしません。だって着ていてメチャクチャ気持ちいいから。一度袖を通したら「うわ!欲しい!」となってしまうんです。個人的には山でガッツリと言うより、ハイク、トレラン、スキー等の後、ゆっくりする時間で着たい一着。店頭でもアンダーウェアーの上からご試着頂けますので、ご来店の際は半袖アンダーウェアをご持参下さい。袖を通して腕回りがMy Crew ■ に触れた瞬間、虜になりますよ。
本日のブログは、今日がクリスマスイブである事を完全に忘れていた松下がお届けしました。
Merry Christmas!