ここ二日で空気がぐっと冷たくなりました。
お山では、目的の場所まで行ったらダラダラと時間を過ごすのが好きなのですが、そろそろ寒さとの闘い。せっかくゆっくりしに来たのに、寒いから早く下山しようなんて嫌なんです。快適にダラダラするには何をもって行くのがいいか、考えましょう。
候補の1つはコチラです。
この記事の概略として
AXESQUIN | アグラスカート(■)
【アグラスカートとは】
名前の通り、あぐら専用の中綿入りスカート。あぐらをかいたときのことを考えた樽型のシェイプは、膝が突っ張ることがないので中綿のロフトをしっかり活かして保温性を高めます。
【しれっとリバーシブル】
表地のグレーは一緒。ひっくり返した時の色は「濃藍」と「濃色」の2色展開です。
タグはとっても簡単に取れます。2ヶ所をチョキンとするだけ。
【持ち運ぶとき】
付属のベルトで縛るとこんな感じ。
ORTLIEBの7Lのドライバッグに入れるとこんな感じ。(比較:ナルゲン0.5L)
化繊の綿やフリースをちっちゃくしたときはバルブ付のドライザックが重宝します。ちっちゃく丸くするのも、薄く平べったくするのも簡単です。。
ベルトで縛ったり、ドライバックなどにいれて小さくするのも良いですが、ザックの中のデッドスペースを埋めていくように直接突っ込むのもありですよ。
ダウンパンツと比べると嵩張りますが、日帰りのお山だったら、気にならないサイズです。
【使い方①】
名前の通りスカートとして腰の位置で履きます。履くときは上からでも下からでもOK。
(154cm / size : M / color : 濃藍)
樽型シェイプのおかげで、膝が突っ張ることなく、胡坐など長時間座った体勢でいるときはとってもラクちんです。
裾は程よく絞ってあります。裾前を巻き込むことで裾からの寒気の侵入を防ぎ足先までポカポカ。休憩中は靴を脱ぎたいので、足先までくるっと巻きもめるのはとってもうれしいのです。
【使い方②】
下山開始。歩き出しが寒いときはアグラスカートを履いたまま。
(154cm / size : M / color : 濃藍)
大股では歩けませんが膝巾が広いので歩きやすく階段も難なく上り下りできます。
腰のポケットは底抜けのスルーポケットなので、下に履いているポケットにアクセスができますし、手を突っ込んで温めるのにも◎
【使い方③】
てるてる坊主スタイル。
(154cm / size : M / color : 濃藍)
休憩中寒いのは腰回りだけではないので首まですっぽり覆うととても暖かいです。
スルーポケットなのでジップを開いて腕を出すことも可。お湯が沸くのを待っているとき、誰かがご飯を作ってくれているときはじーっと見つめて、必要な時だけ手を出す。なんて横着なスタイルでしょう。見た目は、てるてる坊主というより、ジブリのカオナシですね。
アグラスカートはちょっと嵩張るけど、「胡坐をかきたい」とか、「休憩中は靴を脱ぎたいけど足は冷やしたくないとか」、「靴と裾の間が地味に寒い」とか、「ダウンパンツはしゃがんだら突っ張った膝の部分が寒い」など、いろんなワガママをしっかりカバーしてくれます。個人的には初めて見たときからかなりのトキメキアイテムです。
秋の低山をもりもり考えている方はぜひご検討ください!
ラストカットをみた松下より「妖怪お湯沸し」と名付けられました。
ゆあさでした。