テント泊初心者の方にも、ちょっと軽量化したい方にも間違いなくオススメのテント!“NEMO|タニ 1P,2P”今季も入荷してます!

先週は少し長いお休みを頂き、小豆島へクライミングトリップに!
最近話題の“赤嶽”と古くから親しまれている“吉田の岩場”で登ってきました!

赤嶽は80mロープが必須のロングルートも多く、今回登った左岩壁の40m近いルートのクリップは15カ所前後と中々のミニマムボルトなルートでした。
その辺は善し悪しがあるので、過剰にボルトが打たれたルートよりは好感が持てますが、高グレードにトライする際は心して取り掛かる必要がありそうです!笑

赤嶽のメインエリアと言っても良いジャンボリーケイブ。
下部の礫岩は脆いので注意が必要。

ジャンボリーケイブの向かって左隣のエリア、左岩壁。
こちらは全体的に下部から比較的安定していそうでした。

赤嶽では2日間登りましたが、中々日が当たらず停滞中は結構寒く、しっかりとした防寒対策が必要でした。
最終日も赤嶽の予定でしたが、寒さとタイムスケジュールの関係で、結局フェリー乗り場からも激近の吉田の岩場に変更!
この岩場は日当たりがよく、赤嶽と打って変わって初夏のような陽ざしの下、花崗岩のスラブルートを楽しみました。

小さい島でも場所によってここまでコンディションが変わるのかと、改めて感心した次第でした!
今回の旅だけではまだまだ登り足りてないですし、他にもマルチピッチのエリアもあるようなので、また是非再訪したいと思います!

さてさて、春の入荷ラッシュが始まりましたが、今年は比較的色々な物の入荷が安定しているように感じます。
GWから夏にかけてテント泊を計画されている方にとっては、じっくりギアを選ぶ期間が取れるので、是非今の内から徐々に選定していただければと思います!

本日は、春のテント泊にオススメのテントをご紹介です!
“NEMO|タニ オズモ 1P , 2P”→ ※写真は2P

NEMOと言えばアメリカのブランドですが、このモデルが日本の要望により作られたモデルという事をご存知でしょうか!?

山あいを縫って歩くアメリカのハイキングカルチャーとは異なり、高山域でのトレッキングが主となる日本の登山(山岳)カルチャーにマッチするように考えられたこちらのモデル。
最大の違いはインナーテントの生地が、密度の高いメッシュであるという事。
通気性を重視する、“ハイキング”向けのテントは目の粗いメッシュを多用して換気を促しますが、高山域での保温性を重視する“山岳”向けテントは、より暖かい空気を逃がさないようにするためにこのような素材使いが主流となっています。

しかしインナーテントの密閉性を上げると保温力は上がりますが、当然熱気がこもり易くなり、日の出ている日中は時としてテント内が高温状態になりかねません。
そこでTANIは空気の流れを考え、下(エントリーサイド)から上(逆サイド)に空気が抜けるベンチレーションを配置し、劇的に換気性能を高める事に成功しました。




これにより保温力のみならず、換気性能も手に入れた事で様々な時間帯での“快適性”を手に入れた、正に“万能型”のテントとなったわけです。

昨シーズンはマイナーチェンジが施され、フライシートとインナーのフロア素材が“OSMO”ファブリックとなりました。
OSMOは従来モデルと比較し、濡れた状態での伸縮性が3倍低く、生地が弛み辛い事から、風雨での耐性を発揮します。
また100%リサイクル糸で織られ、生産時に有害な化学物質を使用せず、優れた撥水性と難燃性基準を満たしています。


このように環境負荷の少ない製造方法を採用しつつ、生地の性能もアップデートしているのは業界トップブランドのNEMOならではではないでしょうか!

更に新開発の“Axialコーナーアンカーシステム”により、より直感的に、そしてパーツ同士の頑強な接続を可能にしました。

出入りにストレスが少なく、前室も大きくとれる長辺側のエントリー。
開放的な景色も楽しめます。

従来ですと、一張目のテントはゆったり使える2人用をお勧めしておりましたが、昨今の値上げ事情(TANIは値上げ無し)や、登山ブームによるテント場の混雑、軽量化志向の高まりを考えると、少しでもローコストで、省スペース、軽量な1人用テントにするのも賢い選択と言えると思います。

リーコンボトル1L(→)と比較した収納サイズ。

最小重量は1Pで1.12kg、2Pで1.24kgと、自立式ダブルウォールテントの中ではかなり軽い部類に入ります。
ある程度ご予算が確保できる方には間違いなくオススメです!

もう少し重くてもいいからコストを抑えたいという方はこちらのモデル(→)もありますよ!

店頭にお越し頂けましたら、設営のご説明はもちろん、付属パーツの取り付けや、軽量化のチップスなどもお教えしますので、是非ご相談にお越しくださいませ!

小泉がお送りしました!

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