昨日は、場所によっては20℃を越えるところもあったようで。例年よりも早い雪解けでスノーシーズンが去っていくのが寂しい限り。とは言いつつも、暖かく感じるのは日が照っている日中のお話し。ちょっと日が陰ったり、朝夕の時間帯はまだまだ冬を感じる気温帯。
動き出しは寒いけど、状況によっては暖かくなる。そんな時に便利になってくるのがON/OFF(付け外し)の出来る部分的な保温アイテム。今回のブログでは個人的におススメなピンポイント保温アイテムをご紹介させて頂きます!!
THE NORTH FACE Free Run Earflap Cap ■
ありそうであまり無いシリーズのアイテム。元々は秋冬シーン向けのランニングキャップなのですが、ピンポイントで耳当てが付いているのが個人的に非常にツボ。私の場合、冬場のランニングシーンでは頭の保温は薄手のニット帽一択でした。しかし、気温や標高域によっては暑く感じてしまう事も。かと言ってメッシュキャップでは耳が寒くなるんです。
そこに登場したのが耳当て機能付きのメッシュキャップ、Free Run Earflap Capなのです。個人的な「あったらいいな」のドンズバアイテムで、低温化での運動中の頭の蒸れと耳の冷え、両方をワンイテムで解決してくれる優れもの。
キャップ部分は、大きくメッシュで取られているので常に通気してくれます。そして、動き出しの身体が温まっていない時にはイヤーフラップを下げておき…
身体が温まってきたらフラップを上げる。この状態にすれば普通のメッシュキャップを被っているのと変わりません。フラップの内側は細かく起毛したフリースが張られているので肌当たりもバッチリ。
サイズはM(56〜58cm)とL(58〜60cm)の2サイズ展開となっており女性がMサイズ、男性がLサイズといった印象。後頭部に設けられたドローコードでフィット感は微調整出来、長髪の方は纏めて後側へ出せるようになっています。
この様に耳全体をしっかりと覆ってくれるので、早朝から動き出す時や稜線等の風の影響を受けやすい時にでも耳の冷えをしっかりと防いでくれます。
フラップを上げると生地の張り感でしっかりと固定されます。行動中の揺れで落ちてきたりする事も無いので、着用中の煩わしさもありません。
ツバを跳ね上げる事も出来るので自転車シーンにもおススメなのですが、個人的にはこの時期からの雪山にもおススメ。私は少し暖かくなってくる時期からバックカントリースキーや雪山登山シーンで登りは暑くなるのでメッシュキャップを着用します。そういった時にもこのキャップは非常に便利。耳の保温は勿論のこと、構造的にキャップの上からヘルメットも着用出来るので、ハイクアップでキャップを被った状態からドロップする時にはヘルメットを被り、また登り返す時にはヘルメットだけを脱いで…と基本的にキャップは脱がずにそのまま行動出来るのです。
形状的にランナー向けのキャップと思われがちですが、まだまだ登山シーンでも使えるキャップなので、「暑がりだけど耳が寒い」という方は是非チェックしてみてください!
続いて、快晴の山ではもう半袖になりたい派の方におススメ。
山と道 Light Alpha Armsleeves ■
マメな体温調整をしたい時には必須と言っても過言では無いアイテムなのがアームスリーブ。ロングスリーブTでもいいじゃない…と思われるかもしれませんが、暑くなった時にロンTだと腕まくりをする事になります。そうすると、まくった生地が暑く感じたり、汗が溜まって不快感を感じたり、まくった袖が戻ってきてしまって煩わしさを感じてしまうことも。その点、簡単に着脱が出来て腕回りを効率的に保温出来るアームスリーブは、とても便利なのです。
アームスリーブ自体、様々なブランドから登場しているのですが、その多くがスポーティーな作りになっています。身体にピッタリとフィットする形状になっておりランニング等を意識したデザインが殆ど。その中でも山と道のアームスリーブは少しユルっとしたデザイン。
風の抵抗等を考慮すればピッタリフィットの方が良いのですが、スポーツ色が強くて少し苦手…という声があるのも事実。その点、これぐらいのちょいゆるフィットであれば色々な着合わせにも応用がしやすくなります。
また、デザインだけでなく機能面もしっかり押さえてくれているのが山と道らしいところ。素材にはポーラテック・アルファダイレクトを使用しているので、単体で着用すると通気性が抜群で蒸れ知らず。逆に上からウィンドシェル等の風を止める物を着用すれば効率的に保温出来ます。
袖口はサムホールが付いており、腕だけでなく手の平や甲も暖かく保温してくれます。
肩側には滑り止めの加工が施されているので、使用中のズリ落ちを気にする必要もありません。
さらにはドローコードで絞る事も出来るので、お好みのフィット感に調整する事が出来ます。このコードもワンハンドで絞る緩めるが調整出来るので、付け外しで面倒くささを感じる事もありません。
サイズは2展開(S , M)となっており、左右合わせてSサイズで実測約31g、Mサイズで約39gと非常に軽量の為、体温が上がってパックに収納しても全く気になりません。今時期のランニングの際にもランパックやウェストバッグ等に入れておいても対した重量では無いので、行動中の快適度を増す為の道具としては非常に優秀なアイテム。
今時期ですと低山ハイクやランニングで活躍し、夏でも高山域であれば早朝の動き出しの際等にも使えるので、山遊びをされる方なら通年を通して恩恵を受けられますよ!!
そして、今週末には山と道のULハイク入門も開催予定!
まだ若干数空きがございますので気になる方はコチラ■をご覧ください!
テント泊の装備を軽くしたいけど、どこをどう削れば良いのか今一分からない…そんな悩みを解決すべく、山と道スタッフの方にお越し頂き開催するイベントとなっておりますので、是非是非!
本日のブログは松下がお届けいたしました。