これからの季節に大活躍するカルフワタオルの使い方。

ここ四日市は、先日の大雨の後からグッと秋の雰囲気が強くなりました。天気の良い日中は、まだ半袖で過ごせるものの、夕方になると肌寒く感じる気温まで下がり、夏が終わったことをひしひしと感じます。

この時期からは、山も涼しくなって気持ち良く歩ける日が多くなる一方、動き出しは肌寒さを感じたり、休憩中には汗冷えを気にすることも増えてきます。そんな時に非常に役立つのがAXESQUIN 凌から登場しているカルフワタオル。

 

AXESQUIN 凌  カルフワタオル

巾48cm、長さ134cmの大きめタオル。octaを使用した生地はコットンタオルの様にグングン水分を吸い上げる様なタイプではありませんが、気が付いたら吸い上げてくれている。そういった感じのアイテム。ただ、本来のタオルとしての使い方の他に優れた活用方法が沢山あります。

 

ポイントとなるのがoctaの細かくて高通気の起毛具合。肌に触れた時からじんわり温かさを感じる生地は、非常に軽量でもある為、カルフワタオルも驚異的な55gという軽さ。では、この軽くてヌクヌクなアイテムを本来の「タオル」としての機能以外でどの様に使えるのかをご覧ください。

 

カルフワタオルの使い方その①

オーソドックスにマフラーとして

私が最も使い方として多いのがこの使い方。これからの寒くなる季節、早朝からの歩き出しの際には非常に便利。十数分歩いて身体温まってきたらサッと外して、パックのボトルポケットにでも押し込んで下さい。ただ、落としたりすると軽すぎて気付かないので、しっかりとポケットへ押し込むようにして下さいね。

 

 

カルフワタオルの使い方その②

簡易的なバラクラバとして

冷たい風が吹く稜線を歩き続ける時、首や顔回りがとにかく寒い。そんな時にはカルフワタオルを顔回りへグルっと巻きます。通気性抜群のoctaなので、このままでは風がスースーに通ってしまう為、上からハードシェルジャケットを着て、フードを被ればもう安心。寒冷な季節の稜線も快適に歩く事が出来ます。

 

カルフワタオルの使い方その③

お腹が弱い方の強い味方、腹巻として

山行での休憩中、お腹が冷えるとくだしてしまう….そんな方に試して頂きたいのがこの使い方。胸の下あたりからグルっとタオルを巻き付けるだけ。これだけでお腹を冷えから守ってくれます。ベースレイヤーが吸い上げた汗をoctaの生地がじわじわと吸い上げてくれるので、ベースレイヤー自体も乾きやすくなり一石二鳥。

 

少し下にさげて巻き付ければお腹から腰回りまでを温める事も出来るので、シチュエーションに応じて使い分けて下さい。

 

 

カルフワタオルの使い方その④

肩掛けとして

日常のシーンや車での移動中等で、少し肌寒さを感じる事があれば肩やひざ掛けとしても使えます。自分で使用する事は勿論のこと、寒い時には女性の肩にそっとかけてあげるのも紳士のたしなみです。

 

カルフワタオルの使い方その⑤

保温用の道具として

皆が大好きonisiのアルファ米シリーズ。初めて食べた時は、お湯を注ぐだけでアルファ米がこんなに美味しくなるのか…と驚きました。

しかし、これからの寒い季節にはお湯を注いでから15分待っている間にどんどん冷めてしまいます。

 

そこで、お湯を注いだ後にカルフワタオルで優しく包みましょう。こうする事で保温が出来るので冷たい外気による温度の低下が防げます。

 

また、メスティン等のクッカー類で炊飯をした際の蒸らし行程でも活躍します。こちらもカルフワタオルで優しく包めば冷めてしまうことなく上手に蒸らす事が出来ますよ。

 

 

カルフワタオルの使い方その⑥

背中タオルとして

春夏秋冬、季節を問わず登山で必ず汗をかく部分があります。それは背中です。バックパックを背負っているので、しょうがないところではあるのですが、休憩の時にパックを降ろした瞬間に感じる背中の汗冷え。これを解決すべく、私は休憩時にベースレイヤーと背中の間にカルフワタオルを差し込みます。こうする事で、汗を吸って濡れたベースレイヤーと肌の間に物理的な壁を作れるので、背中の濡れ冷えが一気に解決。また、肌に残った汗もoctaの生地がじんわり吸い上げつつ、保温もしてくれるので非常に快適なんです。

 

長さ134cmのカルフワタオルは背中に入れたとしても大きく余ってくるので、その部分は首に巻いておきます。こうする事で背中の濡れ冷え防止&首回りの保温が一気に出来るので非常に効率的。

以上が現時点で私が実践しているカルフワタオルの使い方になります。たった一枚のタオルでここまでの使い道があるアイテムは中々ありません。秋冬シーズンの山行に一つ携帯しておいて損はないですよ!

そして、まだまだカルフワタオルには可能性を感じており「その使い方があったか!」という発想を追い求めております。もしも、素晴らしい使い方がございましたら、是非教えてください。

本日のブログは松下がお届けいたしました。

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