Wind River Hoodyの血を引き継ぐ Teton Bros. のWind River Shirt (ティートンブロス ウィンドリバーシャツ)

とある休日の前日。

遊び仲間の方々が、南北に長い三重県の天気予報をチェックしながら晴れポイントを狙っては、SUPをするかトレイルを走るかLINEの中でやり取をする。僕は、大抵そのやり取りのラリー中にタイミング良く入る事が厳しく、気がつけば未読が何十件ある事なザラの事。

今回は、三重の北勢エリアは悪天候の中、尾鷲方面が唯一晴れるという事で、遊ぶ場所は尾鷲に決まったが、SUPになるかトレイルを走るのかが決まらないでいたが、このような事は僕らでは良くある話。

休日の当日。

アクティビティが決まらないまま朝を迎えて、なんとなくで設定した集合時間に向けてSUPとランの両方で準備を進めていく。そして、出発の数十分前に本日のアクティビティが「尾鷲のトレイルを走る」に最終決定したのを確認して僕は家を出た。

前情報で、今回走る距離と累積標高を聞いていたので、「まぁ~イージーにファン・ラン」かなと思っていたが、結果、コンパクトながらも、なかなかのダメージを喰らう始末に。

僕に最大のダメージを与えたのは、ラスボスとして用意されていた鬼のように続く整備された急登の階段。そして、この日はスタートから終始トッピングされていた「猛暑」が僕に深手を追わせた。

勿論、本来であれば目の前現れたラスボスが、どれぐらい続く急登なのか把握しておけば、あんなん勢いで突っ込まなかったが、スタート前に麓から見たラスボスの感じで「イケル」と思った自分の甘さが今回の全てを物語っている。

それでも不思議な事に、もう一度チャレンジしてみたいと思ってしまう事は、トレイルランを楽しむ方であれば「あるある」の話だと思う。

 


Wind River Hoodyの血を引き継ぐ Teton Bros. のWind River Shirt

ここ数シーズン続く山シャツスタイル。

各ブランド色々な山シャツをリリースしており、このBLOGやインスタでも幾つかご紹介をさせて頂いております。

 
 
 
 
 
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御覧頂いたように、シャツが多数ラインナップされるmoderateの中で、一際異彩を放っているのが今回ご紹介する「Teton Bros. / Wind River Shirt (ティートンブロス ウィンドリバーシャツ)→■

 


素材について

Tetob Bros.で絶大な人気を誇るウィンドシェエル「Wind River Hoody(→■)」のしっかりと血を引き継いだWind River Shirt。

素材はHoody同様にPertex Quantum Air を使用。20Dのメカニカルストレッチナイロンは、ストレッチ性と撥水性、防風性に優れウィンドシェル素材としては申し分のない素材。

また、肌面にあたる生地は小さな凹凸があり、汗などかいても肌に張り付きが少なく快適な着用感を味わえます。

 

ラグランスリーブ+αのヒミツ

ラグランスリーブの袖の付き方は、肩幅に関係なく着用が出来、かつ、ボックス型に比べて腕の動きが非常にスムーズになるのも特徴の1つ。更に、脇下には大きめのガゼットを配している事で、通常のラグランスリーブのシャツに比べてかなり腕上げが良い印象があります。

 

着脱が容易になるスナップボタン

最近の山シャツの傾向としてフロント部分をスナップボタン仕様にする傾向にあります。Wind River Shirtの場合、ボタン周りの生地を少ししっかり目に作りつつ、スナップボタンを目隠するようにデザインされたフラップが相まって、着脱時にバチバチっと一気に外せるイージ感があります。

 

ポケットが充実

胸には左右非対称の胸ポケットがあり、スナップボタン式でイージアクセス出来る右胸ポケットと、安心感のある縦ジッパー式のポケットがあります。

更に、ウエスト部分にはジッパー式のハンドポケットをあしらい、シャツとしての全体的なデザインを損なわず、機能的なハンドポケットを実現。

シャツにハンドポケットってマストな機能ではないんですが、実際あるとちょっとした時に便利だったりするので、なんとなくお得感を感じてしまったりします。

 

半袖のウィンドシェエルとし実践的に使おう

「山シャツ」は、山行や山域によっては、「ウィンドシェルの変わりとして使えますよ。」という、フレーズを耳にすると思います。Wind River Shirt場合は、Wind River Hoodyと同素材を使いながら、細かいディテールに拘る事で、「一般的なウィンドシェルの半袖バージョン」としてお使い頂くことが出来ます。特に、裾のドローコードは、他ブランドには珍しい機能であり、ここを絞るだけで実際に体感温度をコントロールする事が出来ます。


(ドローコードの機能を最大限に活かすために、フロントのスナップボタンは、シャツにしては珍しく裾の末端にまで取り付けられています。)

個人的には、and wanderのPERTEX wind T(→■)や、HOUDINIのWeather Tee(→■)等の半袖ウィンドシェルがめちゃくちゃ好き個人的にもかなり好き。ただ、この2つに共通して言えることが「被りタイプ」ということ。

勿論、被りタイプには、ジッパーやスナップボタンが無いことによる軽量性や故障の少なさというメリットもありますが、一方で、着脱のしやすさや細かい温度調整コントロールという部分で多少のデメリットがありました。そう言った意味で言えば、Wind River Shirt(→■)は、バランスよくカバー出来ており、シャツとしてみてもウィンドシェエルとしてみても、かなりの異彩感を放っているのではないでしょうか。

 


 

山シャツとして着るもよし!
機能的な半袖ウィンドシェルとして着るもよし!


(179cm / 64kg / size:L)


(179cm / 64kg / size:XL)

少しマニアックなアイテムですが、こんな少し癖強めのマルチユースなアイテムを待っていたコアユーザーもきっと多いと思いますので、是非、気になる方はお試し頂ければと思います。

投稿者:飯田

 

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