いろいろなウィンドシェル Teton Bros.編

3月になると庭の梅の花が咲くことは知っているのに、全くもって「梅の実」には興味が無かった。ただ、ここ数年庭に落ちる梅の実を見ては、「この梅漬けられるのでは?」と思い出し、いよいよ今年収穫して漬けてみようと考えている。

正直、品種も何か分からなければ、収穫時期や漬け方も全く分からない。美味しくなる要素はゼロに近いけど、今年失敗しても、また、来年チャレンジすればいい。兎に角、自然の恵みを頂ける期待と喜びに、月日を掛ける事が今から楽しみで仕方がない。

 

今回のBLOGは、前回のBLOG(→いろいろなウィンド patagonia編)に引き続き、ウィンドシェルをご紹介させて頂きます。

 


いろいろなウィンドシェル Teton Bros.編

Teton Bors.は、TSURUGI JKTを始め多くの人気商品がある中で、今回ご紹介するウィンドシェルの「Wind River Hoody」も人気商品の1つになります。

ただ、既に多くの方がご存知かと思いますが、Teton Bros.の一部の商品は、通年使用出来るアイテムでありながらも、年に1度しか発売されないシーズン限定販売アイテムというのが存在します。

その1つに、このWind River Hoody(春夏シーズンのみ販売)が含まれます。

街着等の一般的な服を買う事の概念で言えば、春夏シーズンにナイロンジャケットを買う感覚や優先度はかなり低く、山をやられている方ですら、「買い替え」を考えた場合、春夏シーズンにナイロンジャケットを買い替える行為自体、優先順位が低くなりがちだと思います。

故に、秋の紅葉登山シーズンになるとTeton Brso.のWind River Hoodyを探しに来られる方が急増しますが、残念ながらその頃には、殆ど在庫はありません。

勿論、我々も1年分を見越してオーダーをしていたとしても、毎年、秋を目の前にほぼ完売状態・・・。

あまり、このような言い方をすると煽り販売のような感じがして良くは無い事は重々承知ではありますが、ウィンドシェルをお探しで、Teton Bros.が候補に入っている方は、特に、今回のBLOGをしっかりチェックして頂き、ご検討して頂ければ幸いです。


Wind River Hoody(→■)

《生地について》

Wind River Hoodyを語る上で外せないのが、メインで使用されている「Pertex Quantum Air」という生地ではないでしょうか。

優れた防風性、撥水性、軽量性に加え生地裏面には微細な凹凸があり、汗で生地が体に張り付く不快感を最大限に軽減しつつ、メカニカルストレッチのお陰で、「ウィンドシェルなのに気持ちよく伸びる」を持ち合わせた生地。

 

《フィット感について》

Teton Bros.を昔から知る方であれば、商品のラインナップが実はカテゴライズされており、このWind River Hoodyは、「マウンテンランニング(トレイルランニング」のカテゴリーに属していました。


(179cm / 65kg / XLサイズ)※Lサイズも着用可能

故に、フィットはランナーが使用してストレスを感じにくいよう、スリム目なフィットを採用。スリムでもありながらも激しい動きにはしっかりと追従出来るよう、Pertex Quantum Airのストレッチ力がしっかりとカバー。

着丈は、後ろ身頃のみお尻を半分ぐらいまで隠すような長めの丈となっており、ザックを背負いながら行動していると、背中側の丈が捲り上がって来ることを、丈の長さと裾に配されたパイピングでカバーしています。

ウィンドシェルのサイズ感は非常に悩ましいところではりますが、トレイルランを楽しまれるのであれば、8リッター程度のベスト型のバックを背負った状態で、ウィンドシェルが着用出来るサイズを選ぶ事もお勧めしています。


(ベスト型のBAGを背負い、胸には500mlのボトルが入った状態でXLサイズを着用)

また、袖丈はサムホールを採用している為、少し長めの丈感。

個人的には、手先がよく冷えるタイプなのですが、グローブを使用する程では無い時等に非常に助かっています。

《Wスライダーでベンチレーション力アップ》

22年春夏シーズンにアップデートされたメインジッパー。

今までは、シングルのスライダーでしたが、ベンチレーション効果を持たせるためWスライダーを採用。通気性に優れた生地を使用していたとしても、ある一定の運動域に入ればオーバーヒートする事は絶対にあります。その時は物理的に空気を排出する事で、一気にクールダウンする事が出来ます。


(179cm / 65kg / XLサイズ)※トレランザックを背負った状態で着用出来るサイズ感

 


Wind River Jacket(→■)

Wind River Hoodyの存在感が強すぎて見落としがちの方もいらっしゃると思いますが、実は、隠れたヒット商品でもあるフード無しタイプのWind River Jacket。

少し前は、多くのブランドがジャケットタイプを発売していましたが、気がつけばフードタイプに集約されていってしまい、一時期はすっかり見なくなったモデル。

ただ近年、ベースレイヤーでフード付きのモノを愛用する方も増え、また、バイク(自転車)ユーザーからは絶大なる人気があり、Teton Bros.がコアユーザー向けにリリースしているイメージがあります。実際に、店頭で買われる方を見ていると、色々と着て経験を経てジャケットタイプへ落ち着く方が多いように感じます。

《袖口と背中側の裾に違いあり》

袖口と背中側の裾は、Dry Action Soft Shellを使用。

袖口にDry Action Soft Shellを使用する事で、サムホールを使用した際に、手のひら部分は摩擦頻度が高くなり袖口が傷みやすいのを、ソフトシェルが軽減してくれます。

また、背中側の裾にDry Action Soft Shellを使用する事で、ボディへのフィット感を高まりより激しい運動に対して安心感が生まれます。

《サイズ感やその他の仕様について》

サイズ感とその他の仕様に関しては、HOODYタイプとほぼ同じといえます。(ここではご紹介していませんが、本体をパッカブルする場所等はHOODYとJACKETでは異なります。)


(179cm / 65kg / XLサイズ)※Lサイズも着用可能

↓個人的に「ELV1000 5in Hybrid Short のOlive Green (→■)Wind River Jacket のOlive Green(→■)」のセットアップがかなりのツボ!!

(179cm / 65kg / XLサイズ)※Lサイズも着用可能)

 

昨年秋に買い逃してしまった方や、今ウィンドシェルを悩まれている方は、春夏シーズン限定リリースアイテムという事だけしっかり意識して、悩んで頂ければと思います。(←煽りすみません・・・)

 

投稿者:飯田

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