ゴールデンウィークが過ぎると田んぼに水が入り、苗が綺麗に植えられる。その近くを、鋭く飛ぶ燕の姿をみつけては、孵化をして親鳥が持ってくる餌を待ちわびて鳴く雛鳥の姿を思い出す。
昔、少しだけ住んだアパートの出入口に燕が巣を作ったときから、妙に燕に親近感が湧くようになった。
観察をしていくうちに、親鳥が餌を持って来たことを雛鳥に知らせる「チュイ」という鳴き声が分かるようになっていったし、警戒している時の「ツピツピ」も鳴く感じもなんとなく聞き取れるようになった。
その頃は、雛鳥にどうしても餌をあげてみたく、巣の近くで死んでいる適当な虫を割り箸で拾ってみては、親鳥の鳴き真似をしてみては餌を差し出してみるものの、勿論、食べてくれるわけもなかった。
有名な話だけが、燕が低空飛行をすると近く雨が降ると言われている。
あれは、空気中の水分量が多くなることで、蚊などが羽がその水分で重くなり低いところを飛ぶから、そこを狙って燕が低く飛ぶとか。
今年は、久しぶりにじっくりと燕の観察が出来るよう、家やお店の近くに巣が出来ると良いのだが。
この記事の概略として
まえがき
ウィンドシェルは、アウトドアウェアーの中では定番のアイテム。
少し肌寒さを感じる時期や、稜線に出て風が強い時に羽織る便利なアイテムで、また、軽い撥水性もある為、小雨程度なら凌ぐことも出来る。
基本的に軽量かつコンパクトに収納出来る物が多く、山で遊ぶ方であれば年間アイテムとして位置付し、使用頻度から持ち出し頻度まで非常に高いアイテムだと思っている。
その一方で、良くも悪くも山遊びを始めて割りと間もない頃に買って以来、買い替えた事もなければ、ベースレイヤーのようにバリエーションを増やそうという対象にもなりにくアイテムだとも思っている。
今回のブログからしばらくの間、私(飯田)が書くブログでは、改めてmoderateが取り扱うウィンドシェルをご紹介させて頂ければと思います。
いろいろなウィンドシェル patagonia編
気がつけば、patagoniaから出ているウィンドシェルだけでも当店では4種類も取り扱いをしいます。今回は、簡単夫々の特徴をご紹介させて頂けいながら、その4つ全てをご紹介させて頂きます。
ザ・スタンダード patagonia / Houdini Jacket (→■)
素材:1.2オンス・リップストップ・リサイクル・ナイロン100%
重量:約105g
収納:パッカブル仕様(左胸ポケットに収納)
ウィンドシェルを語る上で、このpatagonia の Houdini Jacket がある意味、他ブランも含めて全ての基準値と思って頂けると非常に比較しやすいと思っています。
ウィンドシェル全般に言えることですが、割り動きやすさ等を考慮してスリムなフィット感で作られる事が多く、この Houdini Jacket も同様の作りとなっています。また、背中側の着丈が長いのも他ブランドでも多く採用されており、活動中のフィット感を向上する事を目的とされております。
(179cm / 65kg / size:M)
スタンダード+通気性をアップさせました! Houdini Air Jacket(→■)
素材:1.4オンス・パーテックス・イクイリブリアム・ナイロン90%(リサイクル・ナイロン51%)/ポリエステル10%のダブル織り
重量:約116g
収納:パッカブル仕様(左胸ポケットに収納)
通気性を備えた超軽量なダブル織りのパーテックス・イクイリブリアム素材は内側の質感が素肌の上の風通しを促進し、激しい運動時の熱と汗ばみを軽減!
また、その肌面側の質感が汗による生地が身体に張りつく事も軽減してくれます。先にご紹介したザ・スタンダードのHoudini Jacket に比べて約11グラムほど重たくなってしまいますが、間違いなく快適性はアップしますので、既にスタンダードなウィンドシェルを使った事があるのであれば、このHoudini Air Jacketをチャレンンジしてみても良いと思います。
(179cm / 65kg / size:M)
※サイズ感は、Houdini Jacket と変わりません。
高心拍なアクティビティーを楽しまれる方にお勧め Airshed Pro Pullover(→■)
素材:1.5オンス・パーテックス・クアンタム・エア・ナイロン100%(リサイクル・ナイロン54%)のストレッチ・タフタ + 2.3オンス・リサイクル・ポリエステル100%のダブルニット
重量:約113g
収納:パッカブル仕様(フードに収納)
メイン素材として、非常に通気性の高いパーテックス・クアンタム・エアを使用しつつ、肘から手首に掛けてとフードには、patagoniaの中で一番涼しいベースレイヤー「キャプリーン・クール・ライトウェイト」を使用した、ハイブリッド仕様の高通気系ウィンドシェル。また、デザインとしてプルオーバーのジッパーをWジッパーにする事でベンチレーションとしても使用する事が出来るため、素材の高通気+アルファで衣服内の空気の循環を高める事が出来ます。
その他の詳細については過去のブログ(→■)をご確認頂ければと思いますが、スピードハイクやトレイルランを楽しまれる方であれば、是非、一度使用して頂きたいウィンドシェルの1つ。
(179cm / 65kg / size:M)
先にご紹介した2点に比べて、より身体にフィットするサイジングとなっています。
山から街まで幅広く使える。Houdini Snap-T Pullover(→■)
素材:1.2オンス・リップストップ・リサイクル・ナイロン100%
重量:約105g
収納:パッカブル仕様(隠しポケットに収納)
ザ・スタンダードに位置するHoudini Jacketのテックで、patagoniaの定番アイテムでもあるSnap-Tを再現したアイテム。
先にご紹介した3点は、より山で携行性等に重きをおいてハンドポケット等を排除しきましたが、左右にジッパー式の隠しポケット配する事で利便性が追加されています。
また、フィット感も他3点に比べて少しゆったり目のシルエットとなっており、日常着としてレイヤリングもしやすい使用となっています。
山から街まで幅広いシーンで使いたい方や、よりスタイル重視のウィンドシェルを1枚お探しの方には非常に良いのではないでしょうか。
(179cm / 65kg / size:M)
今お使いのウィンドシェルがある方は、スタイルや機能違いでそのラインナップを増やしてみたり、始めて1枚になる方であれば、先ずはザ・スタンダードから入ってみるの良いのではないでしょうか。
投稿者:飯田