OWLMILS のサングラス。

ここ数日で、一気に暖かくなってきました。気が付いたら鈴鹿山脈の雪も減って、春がすぐそこまで来ているのを感じます。

我が家の玄関先にある小さな梅の木も満開に近くなってきました。雪山が楽しめなくなるのは残念ですが、この季節からはハンモックが楽しいんですよね。まだ虫達が動きだす前なので、日中の日当たりが良い斜面は絶好のハンモックスポット。低山の中に自分だけのお気に入りの場所を見つければ、それは一つの「別荘」です。日光が当たるポカポカスポットでノンビリゆらゆらハンモック。最高ですね。

ただ、陽気に浮かれてばかりいられない大問題もあるんです。そう、花粉です。毎年、この季節から私の鼻は花粉にフルボッコにされます。巷で人気の格闘技チャンネルなら、開始5秒でマウント取られてボッコボコにされている状態です。厄介なのはレフェリー(ティッシュ)がストップをかけても止まらず、ひたすらボコボコになる。相手のラッシュが止むのを、ただひたすら待つしかないのです。ここ数年の経験から糖質制限をすると症状が軽くなるので今年もそれで乗り切ろうと思っています。(なんのエビデンスもない経験則なので参考にしないで下さい。)

 

さて、商品とは全く関係のない花粉のお話しでしたが、この季節に必要なのは花粉対策だけではありません。そうです、紫外線対策を忘れてはいけないんです。特に「目」への紫外線対策がおざなりになりがちな季節になってきます。雪の上では雪面に日光が反射して眩しさを感じるので、嫌でもサングラスやゴーグルを付けます。夏の季節はギラギラ照り付ける太陽が直に眩しいので同様に対策をします。でも春や秋の季節等の過ごしやすい気温帯の時はサングラスの出番が減りがちなんです。山であれば、標高が1000m上昇するごとに紫外線量は10%増加し、2000m急なら120%、3000m級なら130%に達すると言われています。

外遊びをするなら一年を通じて、サングラスは必須アイテムの一つ。本日のブログでは最近新たに取り扱いを始めたOWLMILSのサングラスをご紹介させて頂きます。

 

OWLMILS E-OM-001

OWLMILSは、眼鏡の生産で有名な福井県鯖江市で生まれました。過酷な環境を想定して開発された素材を使い、タウンユースはもちろんフィールドでも存分に使えるプロダクト開発を行っているブランドで、ご縁を頂き、moderateでも販売をさせて頂く事になりました。アイテムの特徴は沢山あるのですが、まず注目すべきはその軽さ。

 

本体重量、実測で23g。めちゃくちゃ軽いんです。

 

さらに付属しているグラスホルダーを合わせても30gを切る軽さ。行動中は常に使用するものなので軽いに越した事はありません。

 

 

そして、使用されているレンズにも注目。軽いからと言って性能で手を抜いている訳ではありません。レンズ素材には衝撃に強いプラスチックの中でも上位の耐衝撃性があるポリカーボネートを使用しており、このレンズには偏光+ハイコントラスト機能が備わっています。とても簡単に言うと、「眩しい光をしっかりカットしてくれて、色の濃淡をハッキリさせてくれる」機能を持っているのです。

 

偏光機能がある事で、車の運転中であれば、路面やフロントガラスの照り返しのギラツキを抑え、水場の遊びであれば水面のギラツキを、雪の上あれば雪面の照り返しを抑えてくれます。また、ハイコントラスト機能がある事で乱反射を抑え、色の濃淡が鮮明に見えるので写真の様な水中の底面の起伏がハッキリ見えたり、雪面の凸凹等がより見やすくなります。トレラン等の早いぺースで動く際も、目から得る路面情報は非常に重要なので、アウトドア遊び全般で活躍してくれる機能と言えます。

 


写真左:Black   写真右:Demi Brown

今回カラーは2色入荷しており、フレームカラーに合わせてレンズの色味も違います。写真左のBlackにはパープルグレーのレンズが、写真右のDemi Brownにはアースグリーンのレンズが採用されています。実際につけてみると、レンズカラーの違いで見え方が若干異なるので、店頭で試してお好みで選んで頂ければと思います。

 

また、レンズだけでなくテンプルパーツも非常に特徴的で先端がカラビナ仕様になっており、状況に応じてサングラスホルダーが容易に付け外し出来るようになっています。

 

またテンプルパーツ自体が非常にフレキシブルで写真の様に外側へグニャっと曲げても問題なし。これだけ柔らかいので、様々な形状の顔型へフィットさせる事が出来ます。

 

小顔の方へフィットさせる場合は、テンプルを内側へグッと曲げ込みます。こうする事でテンプルに癖が付いて内側へ緩やかにカーブするのです。この様に使用する人に合わせてフィット感を変えられるのもOWLMILSの面白いところ。

 

実際に使用してみると、やはりめちゃくちゃ軽い。サンプルを何度かテストさせて頂いたのですが、可視光線透過率が約30%なので、曇りの日でも意外と見やすく、低山の樹林帯でも問題なく使用する事が出来ました。強いミラー加工等も施されていないので、外から着用者の目が見えるレンズの濃さは、話ている時の表情も読み取りやすいので日常から着用しやすいタイプと言えます。

moderateでは、他にもFLOATやKAENON■等のサングラスも取り揃えています。実際に店頭で試着頂き比較して頂けますので、春の山遊び前にご準備をされては如何でしょうか。

本日のブログは松下がお届けいたしました。

 

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