今年も年末のレースシーズンがやってきます。
11月末から12月は三重であれば、熊野古道トレイルランニングレース(去年のレースレポート⇒■)、伊勢の森トレイルランニングレース。
最近お店にも、これらのレースに参加するんです!という方たちによく来て頂きます。
今年よく感じるのは、これらが"初レース"という方が多いということ。
普段からある程度トレイルランに親しんでいる方は、たとえ初レースであったとしても感覚がなんとなくでも分かっているため、
そこまで気負う事や心配にする必要はないのかなと思いますが、ほとんどトレイルに入ったことのない方は、
ぜひ一度山に入ってみることをオススメします。
ロードレースと異なり、エイド以外ではほとんど応援もスタッフもいないため、何かあったときの対処などは自分で行わなくてはなりません。
レースといえど、フィールドは山。相手は自然です。
必要最低限のことは自分で行えるようにしておくのがベターですね。
今日はそんなショートレースをはじめとして、もう少し長時間にわたるレース、
また、半日程度のトレイルランに対応するウェアリング・ギアチョイスの一例をご紹介します。
山慣れしていて、ガチガチにタイムを狙う方は切り詰め方などが分かっていると思うので除外します。
動きと軽量さを重視したtype1。
初心者さんや、より寒い時期、距離などを延ばすことを想定したtype2。
まずtype1
patagonia Capilene 3 crew-AsianFit (Color:Black,size:M) (⇒■)
patagonia Houdini Jacket (Color:GLDA,Size:XS) (⇒■)
patagonia Strider Shorts-7inch.(Color:CPRG,Size:XS) (⇒■)
UltrAspire ALPHA (⇒■)
SALOMON SENSE PRO (⇒■)
Feetures! Elite Light Cushion NoShowTub (⇒■)
type1は、必要最低限の荷物だけ積みこむことでシンプルさを重視し、タイムも狙っていけるような設定です。
10~20キロのレースを主眼に。
ロンTにショーツというシンプルなウェアリング。
ベースレイヤーとして出ているキャプリーンのシリーズはランニングのトップスとしても大いに活躍します。
cap3はそれなりに保温力があるため、熱量の高い方はCap2の方がオススメです。
自分は最近寒がりになってきたのでCap3が好きです。
個人的な好みもありクルーネックをチョイスしていますが、体温調節にはジップネックのほうが有利です。
行動食の出し入れもスムーズに。
いくつかのパターンから水の持ち方を選ぶことができ、補給食やウインドシェルも取り出しやすいザック。
シューズは軽量で、多くのトレイルコンディションにも、ロードにも対応できるものをチョイス。
食料、水、エマージェンシーキット、最低限の防寒着。
ショートレースであればこのくらいの持ち物になるはず。
十分収納できるキャパシティは兼ね備えています。
続いてtype2
THE NORTH FACE Hybrid Grid Pull (Color:K,Size:M) (⇒■)
THE NORTH FACE Flyweight Racing Shorts (Color:BO,Size:S) (⇒■)
MONTANE Minimus Jacket (Color:AlpineRed,Size:S) (⇒■)
GREGORY TEMPO 8 (Color:LightningGray,Size:S/M) (⇒■)
ALTRA LONEPEAK 2.0 (⇒■)
DRYMAX Lite Trail Run 1/4 crew(⇒■)
こちらはしっかり対策型。
かなり寒い時期にも活躍する保温力と熱の発散力に優れたトップス。
ポケット多数でザック以外にも持ち運べる荷物を増加できるショーツを組み合わせて。
フードには厚手のフリースが使われているため、ネックウォーマー・ビーニーいらず。
寒い時期には重宝します。
こちらの組み合わせであれば30~40キロのレースにも対応します。
ザックにはハイドレーションをベースとしたスタイル、さらにコンパクトなインサレーションやレインウェア、
多くの行動食、エマージェンシーセットなども収納可能な8Lサイズ。
シューズは足を守りつつも、自然な足運びと踏破性を得られるものを。
もちろん寒さの度合いによってはボトムスをタイツにするのも大いにアリ!
軽量で持ち運びしやすいレインウェアであれば、ウインドシェルを兼ねてもいいかと思います。
8L程度のザックであれば上から着てしまうことも可能。
レギュレーションで定められた装備がある場合それを収めるために、また寒さ対策も用意するため、
ある程度のサイズを持ったザックが必要になります。
スタートの時間と時期によってはヘッドランプが必要な場合も。
自分は基本的にtype1で普段の山遊びやショートレースを、type2でもう少し寒い時期や天候が悪い場合などと使い分けています。
状況が良い場合や、慣れ親しんだホームトレイルなどではtype1をさらに削ることもあります。
とりあえずレースにむけてひとそろい揃えたい、という方はtype1を参考にしてみてください。
今回はブランドをパタゴニアとノースフェイスに絞っていますが、各メーカー同じように揃えることが可能です。(時期的にショーツは数が少ないですが)
ごちゃごちゃといろいろ揃えるよりもわかりやすく、それらをベースにして、トレイルランニングだけでなくハイキングや自転車など、いろいろな方向へと発展させることが可能なチョイスとなっています。
なにかわからないことがあれば、お気軽にお聞きください!
この週末はあるレースのために静岡方面へ遠征に向かいます。
レポートは後日!お楽しみに!
話題のあいつが入荷です。これいいな~。(⇒■)