スマートウールのウールのお話し

先日、我が家にTEMPO DROPが届きました。
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ガラスの中には、樟脳(しょうのう)と言われる物質を溶かしたエタノールが入っており、一部が結晶化しています。
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(白カビじゃありませんよ!笑)
この結晶が、気象条件によって様々なカタチに変化していき、それを観測する事で天候を予想する事が出来るとか。
もとは、17世紀ヨーロッパが起源の気象観測機器らしく、当時は航海士たちに親しまれていたそうです。
現在は、気象衛星ひまわり8号が、リアルタイムWEB()として、もの凄い画像を送り届けてくれる時代ですが、それでも、こういう古典的なモノって、いつの時代でも親しまれるモノだと思います。
さて、今日は商品のご紹介というよりかは、ウールについて少しお話します。
皆さんは、ウールを着用するメリット等はご存知かと思います。
・着心地が良い
・濡れ冷えがしない
・繊維そのものに高い紫外線カットの効果がある
・難燃素材
・防菌、防臭効果が高い
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デメリットを上げるなら、化繊ウェアーに比べ金額的に高いのと、耐久性が劣るところ。
特に「ウール=価格が高い」は、分かっていながらも、どことなく理解がしにくいと言うか、なんか納得出来ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
数あるウールブランド中でも、今回はスマートウールにまつわるお話しで、その部分を少しでもお伝え出来ればと思います。
期間限定にはなりますが、現在店頭にはこのような↓メリノ ウールの見本キットがあります。
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キットの上部は、ウールを繊維状にした際の細さのサンプル。
その細さは、毛髪の1/3~1/10という繊維の細さであり、この細さが生み出す肌触りの良さがメリノ ウールの特徴の一つでもあります!
そして、次にキットの下段に敷き詰められたモノ。
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これは、メリノ種の羊の毛を刈ってから生地になるまでのプロセスとなります。
一番左の少し汚いウール
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(写真手前側)
これは、実際に羊から毛を刈って、何も手を加えていない、まさに羊の毛そのもの!
実際にニオイを嗅ぐと少し動物の匂いがするのと、少しオイリーな感じがします。
それを、何回も洗浄を繰り返し、油分や汚れを落としていきます。
洗浄を繰り返されたウールは、刈りたてに比べ少し白さが出てきます。
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(写真手前側: 洗浄が繰り返された事で、かなり綺麗になっています。)
綺麗になったウールは、1本1本ほぐされ繊維状にされます。
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(写真手前側: この繊維状がキットの上段にあったモノですね。おそらく18.9ミクロンぐらいですかね)
この繊維を更に寄せ集め、糸に仕上げています。
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(写真手前側: ココまで来ると、一般的な毛糸の状態になってきます。)
そして、最後に糸を編み一枚の生地を作り上げます。
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毛を刈り ⇒ 洗浄をする ⇒ 繊維をほぐし ⇒ 糸状に束ね ⇒ 生地にする
実は、毛刈りから生地になるまで、なんと約18ヶ月も日数がかかります!!(驚き)
年に1度毛刈りを行い、1頭の羊から約4~5回毛を刈り取ることが出来ると事。
実際には、その後も毛が生えてくるので毛を刈る事が出来るそうなですが、羊も人間と同じで、年を取ると毛質が落ちるそうで、スマートウールは、品質維持の為に4~5回の刈り取り以降のウールは使わないとか。
勿論、それで羊がお役ゴメン!となる訳ではないそうです。(ご心配なく)
そうなると気になるのが、羊1頭から取れるウールの量で、実際の製品がどれくらい作れるかという事。
実際にどれくらいだと思いますか?
答え
⇒ ソックスで約40足・NTSミッドクルーになると、たった7着しかつくる事が出来ません。
(驚きの効率の悪さです。)
ようするに、1頭の羊から良質のメリノウール製品の服を作ろうと思うと、多くても一生のうち35着しかつくれません。
それに付け加え、生地になるまでの日数等を考慮すると、なんとなく値段の理由が見えてきますよね。
スマートウールは、高品質のメリノウールの供給を安定させる為に、ニュージーランドに広大な土地をもつ数多くの契約農場があり、羊にストレスを与える事無く飼育しています!
(ストレスは、毛質に関わるそうで、ついついイメジーしてしまう家畜のような状態ではナイという事!)
そこでは、羊を飼育するプロがいたり、毛刈りのプロがいたりと、さまざまざ職人がいるそうです。
広大な土地で、職人の手によって年月をかけ羊を育て、そして毛刈りをして、さらに時間をかけて製品にする。
このような時間と苦労があるからこそ、あの着心地の良さと、天然繊維がもつ機能を身にまとう事が出来るんです!
再生可能なエネルギーとは少し違うけど、実は物凄くクリーンな素材のウール。
この先、凄い素材の繊維が誕生したとしても、おそらくウール製品というものも、いつの時代でも親しまれるモノの一つなのではないでしょうか。
そんな目で、ウール製品を是非チェックして見ては如何でしょうか!
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