HOKA ONEONE Challenger ATR 2 めちゃいいですね。

改めてチェックしてみました。
やはりいい靴ですね。
HOKA Challenger ATR 2(⇒)

今シーズンにバージョンアップされたチャレンジャーATR。
今期のmoderateでは一色だけの展開。
理由はこのカラーが一番カッコイイから。
それに尽きます。

グレーにイエローの差し色がサイバー感を醸しだし、スタイリッシュな一足となっています。
シューレースのカラーをもっと抑えめのものに変更するのもありですね。
これだけでもかなり購買意欲がそそられますが、それだけではありません。

まずは重量。
片足で247g(US8)。
手で持ってみるとその軽さに驚きます。
ロードモデルのClifton2(⇒)をもとにトレイルモデルにブラッシュアップした、チャレンジャー。
10g程度の重量差で、トレイルでも安心して走れる安定感と必要になる固さを得ています。
実際ソールの固さを比較してみると、チャレンジャーの方がしっかりとした芯があり、
踏み込みの力が逃げにくいように感じます。
フォア部分24mm、ヒール部分29mm、ドロップ5mm。
ドロップ差の値も走りの邪魔にならず推進力としても活用しやすい値の5mmの設定。

ラグは大きく出ているわけではなく4mmの深さ。
一般的なトレイルもちろん、ロード混じりの林道やぬかるみなどにも対応するオールラウンドなパターンです。

クリフトンと比較するとパターンの違いがよく分かります。

トウの部分もチャレンジャーは生地があてられているのに対して、クリフトンはコーティング。
外部からの刺激に対するプロテクションも異なっています。


ヒール部分にも横ブレを防ぐようなプラパーツが配されています。
ALTRAと比較すると少々タイトに感じますが、その分足を包むフィット感は良好。
普段LONE PEAK2.5のUS7、ONE2.5のUS8を履いており、チャレンジャーはUS7.5がジャストフィット。
足の実測値は23.6cm。足幅は広めです。

US7.5で長さはジャスト。
幅には若干のキツさを感じたために、シューレースの通し方を少し変更してみると、これがドンピシャ。
アルトラのウェブサイトには昔から書いてあるテクニックですが、
あえてシューレースをクロスさせないことで締まりを物理的に解消し、ゆとりを出すテクニック。(⇒)
これ、お店でもフィット感に悩む方に紹介しているのですが、ほぼほぼ全ての方に感動して頂いています。
一般的なシューレースのシューズであればできるので、未経験の方は一度試してみることをオススメします。
──HOKAは長距離向け。
そういうイメージを持っている方も多いとは思いますが、今や幅広いラインナップを揃えているブランド。
初期のラインナップでは戦車のような重厚なモデルが多く、脚力がしっかりしていないと扱い切れないモデルばかりでした。
しかし最近の、ことCliftonやChallengerに関してはショートレースやワンデイトレイルランなどにも投入しやすく、
扱いやすさも味方して親しみやすいものとなっています。
厚底感がかなり緩和されており、不安定さが少ないため路面への接地感が感じられる点は大きな利点。
それでいてクッション性も高いために、足への負担が大きくなるファストパッキングなどにも適した一足と言えます。
とはいえ一般的なシューズと比べて背が高く、比較的不安定であるのが前提条件であるため、
ケガにつながるリスクも多からずともあることをお忘れなく。
どんなシューズにも言えることですが、特性を理解することで長所短所を活かした使い方が出来るようになります。
HOKAは、そんな使いこなす楽しみがあるシューズだと思っています。
この一足から厚底シューズに入ってみるのもいいと思いますよ。
今なら小さめサイズから大きいサイズまで幅広く揃っています!
 
texted by たった数十分の早起きが意外と効果的なことに気づいたキョヲヘイ

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