とりあえず一本!な冬用シュラフ – NANGA UDDBAG 630DX


moderateの駐車場にバイクラックがお目見えしています!
スタンドのない自転車の場合、どこかに立てかけておくか、反対向きに立てておくかしか方法がなく困りますが、
このラックのおかげでその悩みも解消されます!
自転車ユーザーのお客様、ぜひお使いください!
(防犯対策は各自でお願い致します。何かあった際の責任は取れません。)

こちらのバイクラックは三重県多気郡にある、しもで木材さんがつくる、
桧人BIKE RUCK(ひのきびと バイクラック)「宿輪木」(⇒)
木の温かみが感じられる一品です。
寒くなったり暖かかったりと気温の寒暖差が激しく、自然に翻弄されている感がある今シーズン。
三重県の平野部では氷点下に入ることもほとんどなく、この温度感覚のまま冬山に入ると身体も慣れておらず、
予想以上の寒さにしてやられてしまうはず。
特に積雪した山に入る、しかも泊まるのであれば、なおさら寒さ対策は念入りにしておくに越したことはありません。
宿泊ギアで一番気になるのはシュラフとマット選びかと思います。
定番のマットはサーマレストのNeo Air X-Therm(⇒)が、重量・コンパクト性・R値などのスペックや
使用者の評判からも、非常に高性能であるといえます。
今年入荷のMaxモデルは幅広で超快適そうでうらやましい。
エアマットの寝心地は賛否が分かれるところですが、有力な選択肢であることは間違いありません。
昨シーズンの自分はNeo Air XLite(⇒)と薄手のフォームマットを組み合わせて使用していました。
シュラフは重量と保温性のバランスや、各個人の耐寒性能に大きく左右されるため選択にとても悩むところですが、
これ一本あればまず間違いない!というものがこれ。

NANGA UDD BAG 630DX(⇒)

(ロフトもかなりのもの)
770FPの撥水加工されたUDD(ウルトラドライダウン)を630g封入したモデル。
ヨーロピアンノームの基準で見ると、コンフォートレンジ(一般的な成人女性が寒さを感じることなく
寝ることができる温度域)が-5℃、リミットレンジ(一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり
8時間寝ることができる温度域)が-10℃という設定となっています。
積雪期の低山はもちろん、ダウンウェアなどによる重ね着などを併用することでさらに高い山域でも使用することが可能です。

(肩や首周りからの冷気の侵入を防ぎ、保温するショルダーウォーマー)
実際のところ、-10℃くらいまでであれば着衣と組み合わせることで450~500gクラスのダウン量のシュラフを
使っている方が多いように思いますが、初めての雪山泊で心配な場合、厳冬期の冬山へ行くという方、
寒いのは我慢したくないという方にはダウン量600gくらいのものはぜひオススメしたいクラスとなります。
昨日の記事のダウンブーティなどは冷えやすい末端対策にはもってこいです。(⇒)

(熱が逃げやすいジッパー部分もドラフトチューブが配され、暖かさを逃がしません。)
カタログ値の重量は1,045g。

(ナンガHPより引用)
UDD630DXの構造はダウンのロフトを生かす台形ボックスキルト構造。(画像右)
夏用の薄く軽いシュラフと大きく違うのはこの構造にあるといえます。
多くのダウンウェアや夏用シュラフがシングルキルト構造。(画像左)

(足元は足の形に沿う立体フットボックス)
ボックス構造とするとシュラフを構成する隔壁が増え、それにともない生地やステッチが多くなることで重量は増しますが、
この隔壁の中でダウンがしっかりと膨らむことで暖かい空気を溜め込む空間となり、
ダウンの性能を生かし保温力が上がるため、低温下でもしっかり使えるシュラフとなります。


収納サイズは50Lクラスのザックの底部にちょうど収まるサイズ。
コンプレッションサックを使えばもう少し小さくすることも可能です。

(意外と勘違いしている方が多いのですがダウンは洗濯可能です。)
このバフバフ具合は店頭で体感できますよ。
ぜひ実物を確認してみてください!
 

texted by どうも今シーズンは雪とタイミングの合わないキョヲヘイ

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