こんばんは、飯田です。
来週4/16から立山へ上がれます。
今年の積雪量はどうなんでしょうかね?
平年より少ないのは、なんとなくわかっていますが、あそこは別世界ですから、少なくても十分楽しめるだけあると思います。
さて、既にご存知の方も多いと思いますが、立山黒部アルペンルートの乗り物に乗車する祭にの手荷物の扱いが、平成28年度より変わりました。
(立山黒部アルペンルートHPより抜粋)
詳しくは、オフィシャルHP(⇒■)を、ご確認頂ければと思いますが、今回簡単に写真を交えながら紹介し事前にご準備をして頂ければと思います。
他の荷物の破損・汚損する恐れのある手荷物を安全対策
(ウェアー姿でなくてスミマセン)
今ままで乗り物のる際、多くの方がこのようなスタイルだった思います。
このスタイルですと、他のお客様のお荷物をキズ付けてしまったり、最悪の場合はケガを負わせる事も考えられます。
せっかく、これから楽しい山行を前に、そんな事でトラブルになってしまっても、お互い嫌な気持ちになりますからね。
スキー、スノーボードは事前に保護ケースに!
スノーボードの場合は、ソールカバーのみでもOKとの事ですので、是非、ご用意下さい。
ゲンテン等は、特殊な形だけあって、一般的なソールカバーがあいませんので、コチラ(⇒■)で合う物をお選び頂ければと思います。
アイゼン、スノーシュー、ヘルメット、スコップ等はザックから外して袋に収納してください。
スノーシューは、このようにバックパックに付けっぱなしNG!
バックパックから外して、収納袋に入れて下さいということですので、専用のキャリングケース等を用意して頂くのもヒトツですね!
MSR / スノーシューバック (⇒■)
実際に、このケースについては、今回の立山対策以外にも、車の中にスノーシューを積んで運ぶ際にも非常に便利(特に自分以外の車に乗る時など)ですので、本当にオススメ!
アイゼンを裸のまま持ち運ぶ方は少ないと思いますが、必ずケースに収納しましょう。
BLACK DIAMOND / クランポン バック (⇒■)
GRIVEL / Crampon Safe(⇒■)
ヘルメットについては、少し注意が必要です!
注意するポイントとしては、今回の注意書きに「ザックから外して袋に収納して下さい。」という所。
よって、下の写真のようにヘルメットホルダーの場合はどうなるのかを確認したところ、現場の状況で多少変わるという事。
場合によっては、ヘルメットホルダーで携行を考えている方は、万が一を考えて袋を準備しておいても良いかもしれませんね。
(最悪、乗り物乗車中は被るとか?!)
ちなみに、トップローディング タイプであれば、荷物次第で雨蓋部分に収納すれば、流石に大丈夫ではと思っています。
(大丈夫かは未確認内容となります)
ポール、ピッケル等の突起箇所には保護キャップを必ずつけてください。
ピッケルは先端の剥き出しはNG!
これも、今回の立山に限らず、移動時はカバーが欲しいところですね。
BLACK DIAMOND / アックスプロテクター(⇒■)
BLACK DIAMOND / スパイクプロテクター(⇒■)
ポールも忘れずに、ティッププロテクターを付けましょう。
BLACK DIAMOND / ティッププロテクター(⇒■)
尚、オフィシャルホームページでは、ピッケルやポールの携行時の注意書きの中に、「また保護キャップ以外にもケース等に収納してお持ちください。」という文言があります。ただ、同ページ内に内容では、カバーだけでもOKとも取れる内容となっています。
こちらも未確認内容ではありますが、おそらく、カバーだけで大丈夫と思いますが、万が一を想定しても良いかも知れません。
カメラ、パソコン等の精密機器は直接手元にお持ちください。
こちらについては、おそらく普段から山に精密機械を携行される方は、既にご対応済みだと思いますので割愛させて頂きます。
ズバリ! オススメは!!
ここまで来ると、細かいアイテムが増えて、帰りまでに無くしてしまいそう!とか、個々に対応するのは少し面倒とか、あると思います。
そこで、ズバリ!オススメは、OSPREY / エアポーター (⇒■)
もともと、バックパックを保護する為のキャリングケース。
これをご使用頂ければ、従来どおりバックパックにスノーシューやポールなどをつけた状態で、このケースに入れてしまえば、ボードの保護以外は一発解決!
(OSPREY / エアポーター Sサイズ (⇒■))
写真では、ARC'TERYXのKAMSKI 38Lの雨蓋部分にヘルメットを収納した状態で撮影しておりますが、まだ幾分か余裕があります。
キャリングケースは、ワンショルダーとなっており、
肩にかけて背負うことも出来ます。
勿論、ハンドキャリーも出来ます。
この状態で長時間の移動となると少し大変かもしれませんが、一度荷物を預けてしまえば、または、乗り物に乗ってしまう分にはある程度クリア出来るのではないでしょうか。
この要領で、ザックカバーという方法もアリかもしれませんが、ザックに取り付けられたスノーシューやポール等が鋭利なモノだけに破れてしまうのが心配。。。。
やはり、ここは少しでも安心出来るように、メインの生地を210Dナイロンダブルリップストップを使用しているエアポーターがベターではないでしょうか!(状況によっては、穴があいてしまう事もあります。)
気になる、エアポーターの中に入れる事が出来るザックの目安は以下の通りです。
エアポーターS(■) ⇒ 適用パックサイズ:50L以下
エアポーターM(■) ⇒ 適用パックサイズ:45~75L以下
エアポーターL(■) ⇒ 適用パックサイズ:70~110L以下
この他にも、山行スタイルによっては、様々な方法があると思いますので、ご自信のスタイルにあった内容で、事前準備をして頂ければと思います。