お茶用セットでも組もうかなと。 – sea to summit X-ケトル

山でまったりするときはなにかしら飲み物とお湯を沸かすためのギアを持って行きます。
そのときの気分によって、簡単にお湯で溶かすだけのコーヒーやココアにしたり、
日本茶の茶葉を持っていっていれてみたり。
一人であれば、500ml程度のポットで食事・飲み物分あわせても十分な水量を得ることが出来るのですが、
複数人のパーティで行くときはもう少し容量が欲しくなってきます。
カップ1杯150mlとして、かける人数分。
4人だとすると600mlを沸かす必要があります。
当然、満水容量が600mlのポットであると沸かせないので、900mlクラス以上のポットが欲しくなるところ。

最近導入したのがsea to summit X-ケトル。(⇒)
すりきり満水で1.3L。

そして水切れのよい注ぎ口、安定感のあるつる(取っ手)。

開口部も大きく、水の容量、状態が確認しやすい点も調子良いです。
実測188g(収納用シリコンバンド含む)。
直径15.5cm。
湯せんの必要があるレトルト品なんかも暖めやすい。

収納時厚さ、35mm。
Xシリーズの名に恥じぬ収納性のよさは大きな魅力です。
サイドはシリコン、底はアルミ製で、そのまま火にかけられます。
底部分しか水に対して熱伝導しないため、クッカー全体で温度を伝えられる
総金属製よりは効率が悪いような気もします。
しかし一度沸いてしまえば、シリコンの熱伝導率の低さのおかげで、
横風の影響によるケトル本体や内部水温の温度低下が起きにくくなっています。
調理ももちろん可能ですが、シリコンに食品やスープなどのにおいが移りやすいように感じるので、
そういった使用は極力避けています。
ついてしまったにおいは重曹等をつかえば落とせるようですが、毎回その手間をかけたくない自分がいます。

この容量になるとさすがに固形燃料などでは湯沸し効率が悪いので、
ガスストーブもしくはアルコールストーブを使用。
trangiaなどのアルコールストーブは燃費もよく、使いやすいですね。
新しくリリースされた組み立て式ゴトクであるトライアングルグリッドは、なんとチタンを採用しています。
既存の商品から素材を変更することによって軽量になりました。(⇒)
アルコールストーブのほか、こちらも新しくリリースされた、固形燃料やジェル燃料の燃焼台である、
ソリッド/ジェルフューエルバーナー(⇒)にもジャストフィット。

安定感が素晴らしいです。
収納サイズが少し大型なのでポットには収納しにくいのが難点ですが、
カトラリーなど長めのものと共に収納することで持ち運びやすくなるかと思います。

お茶セットの例。
食べるものを、調理の必要の無いもの、暖めるだけのものや湯戻しだけのものにしておき、
湯沸しをケトルに任せるようにすれば、他に必要になるのはカップのみ。
食品を取り分ける器が必要なら、ちょうどスタッキングできるカップや
toaksのチタンボウル(⇒)などで代用できると思います。

スタッキング後。
2つに分けて収納します。
ケトル内部にも少し空間があるので収納可能です。
トランギアのトライアングルグリッドを使う場合は、
ゴトク自体がある程度風防も兼ねるのでチタンの風防を持つ必要はないかもしれません。

ウェルデッドワイヤーのゴトクをお使いの場合はこんな風にしても収納できます。
スノーピークの雪峰シリーズはチタンのダブルウォール。
(写真はM300とM400)
スタッキングしやすく、保温力あり、軽量。
かなり優秀です。愛用中。
店頭にて取り扱いあります。
M300にはtoaksの80mm Lid(⇒)がシンデレラフィット。
ケトル、使い始めてみるととても便利です。
まだまだお茶用セットの探求は続きます。
その他sea to summitのアイテムはこちらから(⇒)
 

texted by 山では日本茶派なキョヲヘイ

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