先日のお休みに鎌ヶ岳~武平峠~御在所岳ルートをのんびり歩いてきました。
天気にも恵まれて、最高の山日和。
山に行く度に、この為に働いてるんだな~…としみじみ感じます。
鈴鹿山系の様な標高1000m前後の低山域では、これからの時期
防水のハードシェルよりもウィンドシェルの出番が多くなってきます。
ハードシェルは少々嵩張るし重いけど、もしもの事を考えると持っていかないとな…
でも天気が良いと着ないだろうしな…
軽いウィンドシェルだけでなんとかしたいな…
と、悩まれている方にお勧め!ウインドシェル並みに軽量なハードシェルをご紹介します。
MONTANE MNIMUS 777 JACKET ■
名前からして着ているだけで良いことが起きそうなこちらのジャケットは、
PERTEXShiled+を使用した3レイヤーになっています。
耐水圧は20,000mmに対して透湿量は30,000g/㎡・24hと優秀な数値を出しており
ラン系の発汗量の多いアクティビティーにも対応してくれます。
そして驚きなのが重量です。
Sサイズで実測136g
Mサイズで実測142g
軽いです。
これだけの耐水圧、透湿量を兼ね揃えながらかなりの軽さです。
しかし、凄いのは重量だけではありません。
なにより、着た時のしなやかさには驚かされます。
従来のハードシェルのパリっとした印象を打ち消すかのような
滑らかな生地感は、表地に使用されな7デニールの極薄ナイロンと
中間層に使用されている7ミクロンの撥水透湿フィルムから生み出されています。
今回、表地と裏地を顕微鏡で撮影してみました。(倍率は約80倍)
ピント調整が非常に難しかった為、若干ボケてしまいましたが、
表地は、ごく細の糸が高密度に織られており、
裏地は、7デニールのトリコットメッシュ仕様になっているので
汗を掻いた時のベタつきを抑えてくれます。
しかし、様々な部分を薄く細くしていくと、必然的に出てくるのが強度の問題。
特に生地と生地の結合部の縫製箇所には強いストレスがかかるので心配です。
その問題をMONTANEは縫製の回数でカバーしました。
他の多くのメーカーが一定のスパンを8回縫うところを
12-13回と高密度に縫い上げることで縫製箇所の強度を増しています。
そして、その縫い目を覆うシームテープにも極薄の物を使用。
良く見ないと分からない程の薄さで、このシームテープも
ジャケットのしなやかさに一役買っています。
胸ポットに収納できるので持ち運びにも便利。
(モデル:身長163cm/体重53kg/Sサイズ着用)
サイズ感はUKサイズなので、袖丈や着丈等が私の体には少し大きく感じました。
Sサイズですと身長170cm前後の方がジャストだと思います。
荷物を軽くすれば足取りが軽くなります。
軽快な足取りで山を歩けば心も軽くなります。
軽くなった心を弾ませて日々の生活をより楽しく過ごす。
MINIMUS 777 JACKET ■をお供に是非どうぞ。
御在所岳の山頂付近で出会ったTHE NORTH FACE等を取り扱っている
GOLDWINスタッフの方達の装備がほぼ全身ノースフェイス製品だったことに
さすがだな~!と感心した松下がお届けしました。