普段の服もお山の服も上か下どちらかは黒。そして無地。上下色ものなんてほとんどない。でも着物とか和服だと、不思議と花柄もいいなあと思ったり、敢えていろんな色を纏いたくなる。

AXESQUINの服もそう、いろんな色を着てみたくなる。服のかたちを着物などの和服からとっているからでしょうか。もしくは単に色に惹かれてでしょうか。

AXESQUINの服の色は全て日本の伝統色を使用しています。日本の伝統色は、自然と深く関わってきた日本人の繊細な美的感覚が生み出しました。日本の風土の特性である季節感を表現した西洋の文化が生み出した色とは異なる絶妙な色。

 


【いろんな色着てみました。】

どの色も素敵。いつも着ない色も着てみたい。でもどれがいいのだろう、、、。迷ったので全部着てみました。アメノヒ、ミチクサ、ハゴロモ、ツユハラヒ、シュゴ、アヲネロ(アヲネロショート)でいろんな組み合わせ。

※ボトムスベース

鶯色(アヲネロ)

≪注意≫ ウグイスイロ、下着が黒いとやや透けます。

濃色(アヲネロ)

鉄紺(アヲネロ)

オリーブ鼠(アヲネロ)

墨色(シュゴ)

鶯茶(シュゴ)

納戸色(ツユハラヒ)

千歳茶(ツユハラヒ)

 


【襲色目(かさねいろめ)のこと】

襲色目とは、四季折々の変化、その情景を色彩として感じ取ってきた日本人が作り上げてきた配色のこと。季節や年齢によってその配色が使われます。

例えば春の襲色目に「紅梅」という配色があります。

「紅梅」
それぞれの色の名前は左は紅梅色、右は蘇芳色。
早春に咲く紅梅の色を表しています。白梅は香りを楽しみ、紅梅は色を愛でました。

 

こちらは夏の配色。

「葵」
左:淡紫 / 右:淡青
初夏の頃、淡い緑の葉の間に紅、赤、紫、白などの美しい花が咲く立葵を写して。

 

昔の人はこうやって色を合わせていたのかを思うとなんだかとってもキュンキュンします。

 


【襲色目を1つ考えてみました。】

灰白と濃色を組み合わせたとき、パッと和菓子の水無月をイメージしました。

毎年6月になるとスーパーや和菓子屋さんに並ぶ、白くて三角で、上にあずきののった、あのお菓子です。6月、お茶会に行くとこのお菓子が必ず出されます。三角の形は氷のかけらを表現しており、蒸し暑いこの季節に亭主がお客様に少しでも涼しく感じてもらいたいという気持ちが込められています。

「灰白と濃色」、色の名前に小豆とかが入っているわけではないけれど、そこは見た人がどう感じるかで良いと思うのです。

~AXESQUINの色で襲色目~
「水無月」
灰白 / 濃色
お菓子の色と頂いたときの嬉しかった気持ちをそのまま。近くにいる人に涼しさのお裾分け。

 


AXESQUINの服、せっかくの伝統色なので、どのアイテムを買うかが決まったら、色選びも存分に楽しみながらベストカラーを選んでください。ただ、色選びが楽しくなると、色違いで同じものが欲しくなるのでご注意ください!(笑)

 

色選びが楽しくなってきたら、もともとある襲色目を参考に、誰に言うわけではないれけど、自分で勝手に配色名を付けてみる。ちょっとした一人遊びにどうでしょう?

一人で「ぐふふ、、、」となるだけですが、季節を感じたり、誰かのことを思って色や柄を考えたりする時間はとっても楽しくてとっても幸せです。

 

 

十二単もこの襲色目を使っていました。
使う色が多い時なんかは特に参考になりますね。
ゆあさでした。

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