朝と夜の冷え込みで冬を近くに感じるようになりました。昨年の1月は四日市でも大雪が降り、家の周りも一面銀世界で積もったばかりの雪を踏みながら走るのが最高に楽しかったです。交通関係に影響が出たりして喜んでばかりはいられないのですが、季節限定のスノーランニングは通常のロードランやトレイルランとはまた違った面白みがあるんです。本日は、そんなスノーランニングにも使えるシューズをご紹介致します。
SALOMON SNOWCROSS 2 CSWP ■
ガッチリめの作りと優れたグリップ力で未だに根強い人気を誇るSPEED CROSSに足首回りまで覆うハイトップの保護メンブレンを追加したようなモデル。スノーランニングはもちろん、低山域のスノーハイクにも使用出来ます。雪山を走るだけでなく、軽くハイクしたいけど重たい冬靴はオーバースペックになってしまう…そんな方には丁度良いシューズと言えます。
アッパーは完全防水!
アッパー周囲は完全防水になっています。低山の雪山にありがちな山頂付近は雪が張っているけど、下の方の雪はお昼から溶け出して帰る頃には水分を含んだぬかるんだ道になっている。そんな状況でもメッシュタイプのトレランシューズと違い足を濡らさずに暖かく保ちます。
止水ファスナーを開けると中には見慣れたシューズの紐が。シューズ一体型のゲーターが靴紐を結ぶのに邪魔になってしまいそうですが、サロモンのクイックレースはグローブを付けたままでも操作性が高く、「紐を結ぶ」のではなく「パーツで止める」のでゲーターが付いていても不便さは感じません。
S-LAB XA ALPINEもありますよ!
SALOMON S-LAB XA ALPINE ■ (写真左)
昨年から発売されているS-LAB XA ALPINEも使い方によっては低山域のスノーランニングでもご利用頂けます。元々は、高山帯を意識をしたモデルであるためスタックハイトは22mm/16mm(ドロップ6mm)と低重心気味で安定性を高めてしっかり走れる作りになっています。SNOWCROSS 2 CSWP(写真右)のスタックハイトは26mm/16mm(ドロップ10mm)とガッツリ走らない方でも履きやすい仕様。
ソールパターンは、S-LAB XA ALPINE(写真左)は他モデルとは違ったパターンで高山域の残雪上や岩上等の様々なコンディションに対応出来るように作られています。つま先に設けられたCLIMBING ZONEは普通のトレランシューズには無い作りで商品名に「ALPINE」の名が付くだけあり、ランだけでなくよじ登る動きにも対応する事を象徴しています。SNOWCROSS 2 CSWP(写真右)のソールはSPEED CROSS同様の物になっており比較的傾斜のキツイ鈴鹿山脈の様な山で遊ぶにはピッタリな作り。大きめのブロックパターンは気温が上がってグサグサになりやすい低山の雪にもガッチリ食い込んでくれます。もちろん、凍っている所や急斜面を登る際にはアイゼンの着用が必須です。
重量はS-LAB XA ALPINEの方が軽く作られています。(サイズ27cmで比較)SNOWCROSS 2 CSWPの方が若干重くはなってしまいますが、冬靴と比べるとかなり軽いのは事実。そして何よりコストパフォーマンスがかなり高いです。S-LAB XA ALPINEの価格は¥40,000+TAXとなっており、シューズ本体にはS-LAB SENSE 5 ULTRA ■が使われていることやオリジナルのソールパターンを採用している点等を加味すれば妥当な値段とは言えますが、SNOWCROSS 2 CSWPの価格は¥20,000+TAXと半額のお値段。スノーランには興味あるけど、S-LAB XA ALPINEはちょっと高いな…という方にはオススメです。「雪山」で遊ぶにはそれなりの知識と経験が不可欠ですが雪の上でしか感じられないことも沢山あります。いきなり山頂を取らなくても、雪が張っている所まで行ってちょっと走ってみる。それだけでも経験になります。今季、スノーランやスノーハイクに挑戦してみたいという方!SNOWCROSS 2 CSWP ■でデビューしてみませんか?
本日のブログは、ギックリ腰が中々完治しない松下がお届けしました。
週末のOMMレースには腰に爆弾を引っ提げて参戦します!!誰よりも楽しみますよ!!