ここ東海地方は、早くも梅雨明けです。
外遊びが楽しめる期間が長くなるのは嬉しい反面、今年は梅雨時期にあまり雨が降っていない印象で、自分が小学生の時にあった降雨量減少による全国的な水不足を思い出します。節水の為に夏休み中のプールも中止。都市によっては計画的な断水もあったりと、子どもながら「大変な事が起きている…」と不安になった記憶が蘇りました。
この早い梅雨明けも、もしかしたら異常気象の影響!? とか思ってしまうところですが、自分は特別に環境の勉強をしてきているわけでは無いので、何が原因だとかは全く分かりません。普段と違う現象が発生すると異常と判断してしまいがちなので、巷に転がっている情報を鵜呑みにするのでは無く、集めた情報をもとに、自分で考えて正しい答えを導き出す事が必要だな、と再認識した今日この頃。
選挙も同様、しっかりと熟考して大切な一票を投じに行きたいと思います。
冒頭から、センシティブな内容で恐れ入ります。ここは一つ、美しく水が流れ落ちる砂防ダムの写真でお涼みください。
夏と言えば、暑い。暑くなると必然的に増加するのが発汗量。そうなってくると、重要なのが汗を素早く吸い上げて乾かしてくれるベースレイヤー。本日のブログでは、夏に人気のノースフェイスの化繊ベースレイヤーを2型ご紹介させていただきます。
THE NORTH FACE S/S Dry Dot Light Crew ■
当店で取り扱いのある化学繊維ベースレイヤーの中で人気トップ5に必ず入るDry Dotシリーズ。一枚の生地の中に、撥水面(肌側)と吸水速乾面(外側)の二つの機能を備えさせたダブルニット構造により、今まではドライレイヤーを重ね着する事で作り上げていた機能を一着で完結させた高機能ウェア。
そして、S/S Dry Dot Light CrewはDryDotシリーズの中でも春夏シーズンの発汗量の多いアクティビティーに特化した形となっており、生地も薄く軽量にデザインされています。写真のドット状に見える部分が水分の橋渡し役を担っており、肌面の汗を外側へと引っ張り出してくれるのです。DryDotのより詳しい機能性は過去のブログ(コチラ■)でもご紹介しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
163cm 53kg Size:S Color:SC
ランニング向けのカッティングではあるのですが、身体へピタピタにフィットする形状では無く、他のスポーツでも着用しやすいシルエットになっています。夏とは言え、トレランの様な山の中で楽しむアクティビティーでは風や日射の影響で汗冷えを感じてしまう事もあります。その対策として、ドライレイヤーを着こむと生地が二重になることで空気の層が出来てしまい、結果的に余計な発汗を促してしまうことも。それに対して、一枚で機能を完成させられるS/S Dry Dot Light Crewは余計な空気の層を作らないのでとても有効なのです。
163cm 53kg Size:S Color:SK
ちなみに、私の様に夏は半袖の短い袖ですら暑く感じるから、とにかくノースリーブが良い!という方には同シリーズのS/L Dry Dot Light Crew ■がおすすめです。タンクトップの方が肩回りがより涼しくなるのでは?と思われるかもしれませんが、そこはトレランパックを背負う事を想定して、敢えてスリーブレスなんです。肩回りの生地はトレランパックを背負った際に肌へ直接パックが当たって擦れないよう絶妙な幅でとられているので、しっかり走り込んでも大丈夫。
もちろん、ランニングだけでなくハイクや自転車でも着用頂いてOKです。なるべく薄着で汗冷え対策をしたい方におススメで、高山域での着用がメインになる方は、より汗冷え対策効果が強いExpedition S/S Dry Dot Crew■がピッタリはまりますよ!
THE NORTH FACE HST S/S Hypervent Crew ■
ハイペースで動いてダクダクに汗をかくから、とにかく汗を速く乾かしたい。そんな方に人気のHyperventシリーズ。衣服内の空気の流れを考慮して作られたハイパフォーマンスランニングウェアである同シリーズは、衣服内の空気の動きに着目したデザインとなっています。
服を裏返すと生地のメッシュ構造が部位によって異なるのがよく分かります。
背面側もこの様に、メッシュの目が粗い部分とそうでないところが一目瞭然。この構造は、衣服内の空気の流れを研究したうえで作られたものであり、汗をかく部位にも合わせて、異なるメッシュ構造を生理学に基づいてマッピングしています。結果的に衣服内の空気の流れをよくすることで、沢山の空気と生地が触れ合い速乾性へと繋がるのです。また、お気づきになられた方も多いとは思いますが、表地と裏地で色が異なります。これは、表と裏で生地構造が異なる事を示しており、肌側の生地には凹凸が付けられており、肌面の凸部分にはっ水加工を施すことでドライ感をキープし、ダクダクに汗をかいた際の肌離れの良さも考慮した作りとなっています。
裾や袖口、襟元は擦れが発生しにくいようシングルスティッチ+圧着の仕様となっており、非常にフラットで肌あたり滑らかに仕上げられています。普通に見ただけ、着ただけでは気付かない作りこみなのですが、汗をかいた肌が擦れ続けると肌トラブルに繋がりやすいので、暑い時期に大量に汗をかき続けた状態での着用を想定しているが故に必要な作りなのです。
163cm 53kg Size:S Color:SC
店頭で、HST S/S Hypervent Crewを手に取って頂くお客様の多くが口にされる言葉あります。それが「これって、乳首透けませんか?」。そりゃそうですよね。先の写真のご紹介しましたが、これだけ大きくて大胆なメッシュ構造になっていれば、誰しもが気にするところです。そこは、ご安心ください。着用写真を見て頂ければ、ちゃんと乳首が透けないようにメッシュが配置されているのが分かります。
163cm 53kg Size:S Color:SC
同シリーズのスリーブレス、HST S/L Hypervent Crew ■も同様に、着用時の見た目に違和感はありません。生地や縫製等の機能的な特徴に合わせて、スリーブレスは形も非常にユニークとなっています。
後ろ側の肩回りが非常に大きく切り込まれており、他メーカーのスリーブレスと比べても明らかに露出度が高くなっているのです。これは、肩甲骨の自由度を高めてスムーズな腕振りを実現する為でもあり、同じくHSTキットから展開されているトレランパックFUME6■と相性の良いデザインにもなっています。
ベースレイヤー系のウェアは、肌着を一枚挟んで頂ければ店頭でご試着が可能です。気になる方は、肌着ご持参のうえで是非、試着してみてください。また、遠方にお住まいの方はサイズで迷われた際、ご相談にのらせて頂きますので、お気軽にお問合せください。
暑くなってくると走ったり運動したりするモチベーションが下がりがちですが、涼しい早朝や夜の時間帯を上手く活用して、しっかりと動いていきましょう!もちろん、熱中症対策は忘れずに。本日のブログは松下がお届けいたしました。