先週末、KO-WALL滋賀リード店にて行われたpatagonia主催のトークイベントに参加してきました。
スピーカーはKO-WALL(→■)代表の奥村氏、CRUX(→■)代表木織氏、プロクライマー倉上慶太氏(→■)。
テーマは“ジムと岩場、これまでとこれから”。
同じクライミングでも、その開拓や、登る過程は様々で、昔は良いスタイルとされていなかったモノも現代では当たり前のように行われていたり、結果ばかりがフォーカスされる事で、その過程がおざなりにされ、ひいてはクライミングエリアのマナー悪化などにもつなっがているのでは?といった問題提起などなど、内容はかなりマニアックなものまで多岐に渡りました。
個人的には岩場のルールに従う事はもちろん、その課題に対してフェアなスタイルで取り組み、クライミングの持つ冒険性、多様性を、自分から削ぎ落す事無く、大事な過程として楽しむ事を心がけているつもりではありますが、過去を振り返れば、必ずしも100%実行は出来ていませんでした。
それでも、スピーカーの方々の過去の経験や価値観に触れる事で、改めて、開拓者の意図を理解することの大切さ、自身が取り組む過程を大切にしなければ、そして伝えていかなければならないと感じた次第です。
さてさて、クライミングにも深く精通するブランドである、LA SPORTIVAより、当店らしくも今までになかった新しいラインナップが加わりましたのでご紹介です!
“LA SPORTIVA|AEQUILIBRIUM HIKE GTX”→■
革新的な軽さ、歩行性から一躍人気のマウンテンブーツとなった“AEQUILIBRIUM(エクイリビウム)”シリーズに新たに、更に取り回しの良い超軽量ミドルカットモデルが登場!
着地時の安定感を高め、歩行性の良さにも繋がる、“2H(ダブルヒール)”構造はそのまま、ソール全体の剛性を落とすことで、ハイク&トレックに抜群に使える“歩き心地”の良さを手に入れました。
ミッドソールのクッションやレスポンスも良く、且つ高い安定感で長時間履いても疲労し辛そうな印象を受けました。
また単にハイク、トレックだけに留まらず、しっかりつま先までレースアップできる仕様ですので、脚力のある方であれば、しっかり夏のアルプス縦走などにも対応してくれるかと思います。
ミドルカットですので元々足首の自由度は高いですが、シリーズならではの折り紙のような構造である“3D Flex System Evo”により、更にストレスのないフレキシブル性を実現しています。
アッパーは耐摩耗性の高いシンセティック素材を採用し、放熱性、透湿性の高い“GORE-TEX EXTENDED COMFORT”と相まって非常に高い通気性、快適性を確保しています。
アウトソールは大き目のラグパターンを採用し、トラクション性能やグリップ力など、様々な路面状況化にも対応できる仕様となっています。
またこのカテゴリーのブーツには珍しく、ソール交換可能という点も、サスティナビリティ性が叫ばれる今の時世には好感が持てる仕様です。
重量はサイズ42で実測512g。
トレラン系ブランドのミドルカットブーツと遜色ないレベルにまで軽量化が進んだ、新たなマウンテンブーツの誕生といった印象です!
今シーズンは一味違う足元で、夏山お楽しみください!
小泉がお送りしました!