THE NORTH FACEの提案する「Free Run」シリーズとは
もっと気楽に、自由に。ランニングをスポーツとしてだけではなく、遊びやライフスタイルの一部に取り入れる。自分が着てかっこいいと思える好きな服ウェアのスタイルで走る。これはランニングに限った話ではなく、普段の服にも言えること。自分の好みで選んだスタイルじゃなければモチベーションは保つことは難しい。ランニングウェアも普段着のように人それぞれ好みがあってもいいのではないかと思う。このTHENORTHFACE「Free Run」シリーズは全体的に少しゆったりしたサイジングで、主張しすぎないカラー、ちょっとクラシックな形など個人的な好みにストライクなシリーズ。後述するアクティビティのシーンで活躍する機能面もしっかり備わっているのも見逃せない。
それだけでは飽き足らず、このシリーズは環境配慮への取り組みも含めて視野に入れて製品化されたもの。メインで使用されているナイロン素材はトウゴマからつくる植物由来の合成繊維。決して押し付けるわけではありませんが、そんなウェアを着て身体を動かすと不思議と気分がいい。車ではなく公共交通機関を使って近くの街へ走りにいく、飲み水はできるだけマイボトルに補給。そんな小さなアクションを起こす気持ちの余裕も生まれる。
みんなが待ってました!となるようなTHENORTHFACE「Free Run」シリーズからトップスをご紹介。
(165cm 60kg Ssizeを着用)
・余裕のあるシルエット
ゆったりとしたシルエットは様々な余裕をもたせてくれる。インナーの上にもう一枚着込んだり、容量の少ないランパックなら背負った上からこのアノラックを着る事もできる。コンビニなどに寄り道をしても自然と周りに溶け込めるカジュアルな見た目もgood。
運動量が上がってくると汗をかいてしまう。その前にしっかりと体温調節をすることが大切。動いた際に体とウエアとの隙間があると、ウェアの生地の性能に頼った通気以上にバサバサと空気が入れ替わる「換気」が行えるメリットが有る。腕周りに余裕を持った造りなら、しっかりと腕をまくっても窮屈さを感じにくい。面倒な調節なしでゴムでフィットさせるシンプルなフードはしっかりとフィット。風が急に吹き付けてもすぐ被れるのが嬉しい。風がやんだり、体温が上がればスポッと脱ぐだけ。
肩肘張らない普段のカジュアルなランニングのシーンで非常に使い勝手がいい。
・生地はしっかりテクニカル。
生地の表面は撥水加工が施されたツルツルしているのに対して裏面は非常に汗をかいても肌離れのの良い生地感。
生地の裏面をもう少し拡大。極小のビーズを肌に触れる面に細かく配置する加工。凹凸を持たせることでこの独特の肌離れを実現。見た目は一見カジュアルなアノラックパーカーにここまでの技術。軽量コンパクトなウィンドシェルは各社、ラインナップ豊富ですがここでしっかりと差別化。しかも重量はSサイズで100gちょっと。環境に配慮しただけではなく、アウトドアのシーンで確実に使えるスペックを備えている。
・動きながら、グローブをしたまま
ここまでご紹介した機能を活用しても日中などは走っていれば暑くなってしまう。ウェアを脱いでしまうと今度は風が吹いたり日が陰ったりした際に寒さを感じる。
アノラックタイプなので脱ぎ着はどうなの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ミトンタイプのグローブをしたままでも脱ぎ着が容易。ジッパーを下げ、身体を抜いて、襟首部分のポケットに本体を収納するだけ。ジャケットタイプだど外れている左右のジッパーを噛ませるワンアクションが必要。一方アノラックならその必要もない。
開閉がスムーズかつ故障の少ないビスロンジッパーを使用。少々の重量増にはなるがランニングや登山で動きながらでも確実に行える操作性を重視。細かいポイントも作り込まれてたモデル。
1年間ほどの間継続した日々のほんの少しのランニングでちょっとだけ体力がついた。いろんな遊びでの幅が広がったことも実感。
みなさまも是非、型にとらわれない自分のランニングを見つけてみてはいかがですか。
投稿者:井戸田