まだ梅雨空が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
隙あらば山泊まりへ!てな方も多いですかね。
意外と20℃前後から気温が上がらず、この時期でもちょっと羽織れる上着や長袖Tが活躍してくれています。
まだ暑くなるのが想像できません。
昨年あたりから一般にも広まってきた撥水ダウン。
これまでのダウンの弱点を克服すべく開発された技術で、ナノレベルで羽毛に撥水加工を施すことにより、
水分による著しいロフトの低下を防ぎます。
湿気とは切っても切り離せない関係のフィールドでは、とても有効な技術。
特に周囲を海で囲まれ、湿った空気が入り込みやすい日本の湿潤な気候には必須と言えるかもしれません。
日本のダウンシュラフメーカーの雄とも言えるNANGA(ナンガ)。
実はそのNANGAも撥水ダウンを使用したモデルが揃っています。
今シーズン当店で揃えたものは3種類。
UDD BAG 180DX (⇒■)
UDD BAG 280DX (⇒■),280DX Long (⇒■)
UDD BAG 380DX (⇒■)
UDD・・・Ultra Dry Down
全て表生地には30Dのシレ加工されたナイロンを使用。
軽さはもとより、サラッとしたなめらかな肌触り、圧縮性、ダウンの抜けにくさが優れています。
撥水ダウンは自分も使っていますが、羽毛自体にハリが出るのと、朝方にぺたんとなってしまったやけに重い
シュラフとの格闘もなくなり、快適に使用しています。
特に薄いモデルはその恩恵を受けられるはず。
これからファストパッキングやテント泊をしてみたいという方にオススメのモデルはこの280DX。
ダウン量280g,総重量550g。
対応温度は4℃となっており、シュラフカバーやウェアを着込むことで0℃以下まで対応させることが可能となります。
このクラスをもっていれば、前述のような組み合わせテクを活用すれば3シーズン通して困ることがほとんどなく、
安心して夜を越すことが可能です。
フィルパワーは770と十分。
実際に触ってみると、それ以上あるのではないかと感じるほどです。
また、女性や寒がりな方、標高が高い場所でも安心して眠りたいという方は380DXを。
ダウン量380g,総重量680g。
このクラスでは横たわったときの上部に当たる部分の構造が変わっていて、
よりダウンのかさを活かし、熱を逃がさないつくりとなっています。
衣服との組み合わせテクや、寒さに強い人、とにかくコンパクトにしたい方は180DX。
ダウン量180g,総重量450g。
サマーシーズンの低山ならばこれで十分だと思います。
各モデルのロフトの違い。
180DX
280DX
380DX
ジッパーは全て右側に。
また、引き手のところには蓄光素材を使った生地を噛みにくいジッパーが採用されています。
日本製のシュラフ。
立体的な形状、またロフト感、軽量さのバランスも良いです。
用途に合わせてシュラフのチョイスをお手伝いさせていただきますよ。
是非ご相談ください。
シュラフといえばこちらもお忘れ無く。(⇒■)