この手に持っている2つ。
ハーフサイズの寝袋と、厚手の中綿ジャケット。
両方、OMMからリリースされたこの秋の新作です!
と、それだけでは終わらないのがこのブランド。

こうなります。

身長に合わせて長さ調節も出来てしまったりなんかして。
上)MountainRaid Hood Jacket(⇒)
下)MountainRaid PA 1.6(⇒)

この2つのアイテムは、実はスリーピングシステムとして機能します。
これまでは、OMMにはMountain Raid 1.0(⇒)とMountain Raid 1.6(⇒)の寝袋2種類と、
インサレーションはRotor smock(⇒)のみのラインナップでした。

フード付きジャケットは寝袋と同じ、"Mountain Raid"の名を冠していることから、
よりスリーピングシステムとしての位置づけを強調しているように感じます。
ハーフバッグ形状でシュラフ自体の重量を削り、厚手のインサレーションウェアと組み合わせることで十分な保温力を発揮します。
とくに身体の内蔵周りは、シュラフ分の綿とジャケット分の綿が前面、背面ともに2枚重ねとなるので特に保温力が高くなります。
(綿量はシュラフが上面100g/m2と下面60g/m2、ジャケットはボディ100g/m2と袖60g/m2。全てPrimaloft GOLD封入。)

ジャケットはSサイズを着用。
(モデル身長166cm,体重59kg)
熱を逃がさないように細身のシルエット、フードも就寝時にかぶることを想定してかタイトなつくりに。
また、フロントジッパーはダブルジッパー式で下からも開けられるため、
熱がこもりすぎる場合の温度調節も用意です。
これ、意外と大事です。
デメリットをいえば、スナップボタンでの接続となるために起きてすぐに動き出すということがしにくくなる点が挙げられます。
ほかにはklymitのInertiaシリーズなど、シュラフに入れ込んで使用するマットが使えない点。
メリットは、どんな寝相をしてもシュラフがはだけたり動きを妨げたりということがなくなる点。
インサレーションウェアがスリーピングシステム兼ねるために荷物のシンプル化・軽量化が図れる点。
ビビィと着衣を組み合わせることで氷点下近い温度域まで対応できるのではないでしょうか。
荷物の省スペース化はバイクパッキングにも有効かと思います。

ジャケットのポケットはフリースライニングが施されているため、手を入れた際にも冷たっ!という風になりません。
寝る際はここに手を突っ込んで寝るか、手袋を使用します。
環境が良ければ、シートとマット、そしてこのシステムだけで行き倒れスタイルを敢行することが可能。
宴会しながら寝落ちの時も安心。そのまま朝まで、なんて幸せな状況も夢じゃない。

収納サイズもコンパクト。
ジャケットはポケッタブルを謳ってはいませんが、ハンドポケットになんとか収納することが出来ます。
(胸ポケットが両面ジッパーになっていますがサイズが小さいので、ここへの収納は不可能でした。)

シュラフが285g。

ジャケットが382g(Sサイズ)。
合計で667g。
Mountain Raid PA 1.6は暖かいシーズン用のシュラフとしても活躍するはずです。
ハーフバッグやキルトタイプのシュラフが好きな自分にとってはかなり欲しいモデル。
スナップボタンの接続をしなくても、どんなインサレーションでも組み合わせることで同じようなことは出来ますが、
寝返りなどでシュラフがずり下がる可能性は結構ありそうなので、上下で揃えることをオススメします。

これからのシーズンにこれらで勝負を挑むのは心配な面もありますが、
ぜひ試していただきたいシステムです。

texted by ロングパンツ難民なキョヲヘイ
メーカーも完売のようです。(⇒)