andwanderらしい半袖シャツ tech short sleeve shirt

今の時期は、ベースレイヤー1枚で山を登る事が増えます。ただ、稜線で風に吹かれた時など、細かい体温調整をする際に薄手の羽織の出番も増えてきます。そんなとき、個人的にいつも着ていくことが多い、ウィンドシェルは山では非常に重宝するアイテムの一つです。

ただ、天気の良い日で風が穏やかなら、一般的なウィンドシェルでは少々暑さを感じる事も多いのではないでしょうか。長袖を腕まくりしたり、被っていないフードが邪魔になったりすることもあります。

そんな時でもサッと羽織れる薄手のシャツなら、腕まくりをしなくても涼しく快適だし、被っていないときのフードがバタつくことはありません。また、シャツなら腕周りの露出を抑えることができ、襟があることで首周りの日焼けも防ぐ事ができます。アームカバーとの組み合わせの相性もバッチリです。

またシャツに関しては、山で着た際の見た目が好き、格好いいと言う理由も含めて、ここ最近では人気なように感じます。いつものウィンドシェルじゃなく、シャツをさっと羽織るスタイルを試してみてはいかがでしょうか。

andwander tech short sleeve shirt ■

前後の素材切り替えは機能、デザインどちらも◎

前面はストレッチ性が高く、紫外線カット効果もある生地を使用しています。一方で、ザックを背負った際に汗をかきやすい背面には、通気性の高いメッシュ素材を配置しています。機能性を高めながら、スポーティー過ぎないデザインに落とし込んでいるのはandwanderならではの工夫です。

脇の部分もメッシュ素材のものに変えて、通気性や速乾性を高めています。生地が背中から連続しているため、特に脇の部分だけ目立つこともありません。

ポケットにも工夫あり、ベンチレーションとしても

ザックのベルトに干渉しない位置にポケットがついているので、中のものを取り出したい時にすぐにアクセスできます。見た目も大切ですが、便利なポケットは山で使うウェアに必要な要素の一つです。

ただ、このポケットには物を収納するだけではない機能も備わっています。

ポケットの内側の生地も、背面と同じ通気性の高いものを使用しているため、ジッパーを開ければ外の空気を取り込むベンチレーションとして使うことができます。さりげない工夫で、ベンチレーションをデザインの一つに落とし込んでいます。

肩の内側の縫い方、ステッチに使用している糸にもこだわり

上の画像は肩の内側をひっくりかえしたものです。ザックと縫い目が擦れないように、見た目にもスタイリッシュになるように裏側まで細かいディテールが施されています。

ちなみに、写っている白い糸にも、匂いの原因となる菌の発生を抑える消臭効果の高いデオトラントステッチを施しています。

襟の形も、きれいに見えるような曲線を使ったパターンになっています。更に、襟の内側は汗を吸いやすく、肌触りが良くなるように生地を配しています。

ここまで、このシャツに備わっている機能面の話を中心にさせていただきましたが、その全てを把握しなくても、試しに袖を通していただければ、その際の着心地やシルエットの良さで伝わるのではないか、と思っています。

シーンに合わせた着方の提案

《登山で使うならコンパクトに着る》


(身長165cm、55kg、レディースサイズ0)

今回、上の画像ではレディースサイズである0を着用しています。思ったよりも違和感なく、いいサイズ感で着る事ができました。袖や裾のバタつきを抑えて、ポケットの中のものが動きにくいサイズ感です。

ご存知の方も既にいらっしゃると思いますが、このシャツを始めandwanderのアイテムには男女でデザインに差のない、ユニセックスアイテムも多く展開しています。お客様ご自身が着た際に違和感を感じないようでしたら、様々なサイズをお試しいただければと思います。もし、ご体格の近いパートナーや、ご家族がいらっしゃればシェアして頂いても良いかもしれません。

《ゆったりサイズを選べば普段着としても》


(身長165cm、55kg、メンズサイズ3)

ゆったり目の着方をメンズサイズではしています。パンツは同じものを着用していますが、少し腰履き気味にして、トップスとのバランスを取っています。

この2つの着方はあくまで一例なので、お客様のお好みでお選びいただければと思います。もしサイズ感に悩まれるようであれば、使用するシーンを含めて相談していただければ幸いです。

合わせるために履いたパンツの形が思ったよりも良く、シャツとセットで欲しくなってしまいました。

投稿者:井戸田

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